シンジケートローン等の財務制限条項リスク
FY2016に初出。9回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017。直近の記載はFY2026。
有機合成薬品工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より6年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。54社中8社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに22社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当社は、取引先金融機関とシンジケートローンを締結し、当該契約に基づく借入金の当事業年度末残高が4,593百万円あります。」
シンジケートローン残高が前回開示の2,168百万円から4,593百万円へ増加した。財務制限条項に抵触した場合の期限の利益喪失リスクも継続して記載している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当社は、取引先金融機関とシンジケートローンを締結し、当該契約に基づく借入金の当事業年度末残高が2,168百万円あります。」
シンジケートローン残高は前期の1,393百万円から2,168百万円へ増加した。財務制限条項抵触時に期限の利益を喪失する可能性は継続して記載されている。 - FY2022対処有価証券報告書
「当社は、取引先金融機関とシンジケートローンを締結し、当該契約に基づく借入金の当事業年度末残高が1,393百万円あります。」
シンジケートローン残高が前期の1,756百万円から1,393百万円へ減少し、財務制限条項に関するエクスポージャーが縮小した。ただし、抵触時に期限の利益を喪失する可能性は継続記載されている。 - FY2021対処有価証券報告書
「当該シンジケートローンに基づく借入金の当事業年度末残高が1,756百万円あります。」
シンジケートローン残高は前期の2,118百万円から1,756百万円へ減少し、財務制限条項に関するエクスポージャーが縮小した。ただし、抵触時に期限の利益を喪失する可能性は継続記載されている。 - FY2020対処有価証券報告書
「当該シンジケートローンに基づく借入金の当事業年度末残高が2,118百万円あります。」
シンジケートローン残高が前期の2,681百万円から2,118百万円へ減少し、財務制限条項リスクのエクスポージャーが縮小した。 - FY2019対処有価証券報告書
「当該シンジケートローンに基づく借入金の当事業年度末残高が2,681百万円あります。当該シンジケートローンの他にも貸出コミットメントライン契約を締結していますが、これら契約の財務制限条項に抵触した場合には、借入金についての期限の利益を喪失する可能性があり、当社の財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
シンジケートローン残高は前期の3,243百万円から2,681百万円へ減少し、財務制限条項リスクのエクスポージャーが縮小した。ただし、リスク自体は継続記載されている。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当該シンジケートローンに基づく借入金の当事業年度末残高が3,243百万円あります。当該シンジケートローンの他にも貸出コミットメントライン契約を締結していますが、これら契約の財務制限条項に抵触した場合には、借入金についての期限の利益を喪失する可能性があり、当社の財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
シンジケートローン残高は前期の2,250百万円から3,243百万円へ増加し、財務制限条項に関するエクスポージャーが拡大した。 - FY2017悪化有価証券報告書
「当該シンジケートローンに基づく借入金の当事業年度末残高が2,250百万円あります。当該シンジケートローンの他にも貸出コミットメントライン契約を締結していますが、これら契約の財務制限条項に抵触した場合には、借入金についての期限の利益を喪失する可能性があり、当社の財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
シンジケートローン残高が前期の1,800百万円から2,250百万円へ増加し、財務制限条項リスクのエクスポージャーが拡大している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当該シンジケートローンの他にも貸出コミットメントライン契約を締結していますが、これら契約の財務制限条項に抵触した場合には、借入金についての期限の利益を喪失する可能性があり、当社の財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
シンジケートローン残高1,800百万円と貸出コミットメントライン契約総額1,000百万円を背景に、財務制限条項抵触の可能性を示している。