少数の卸売企業への信用リスク集中
FY2017に初出。9回の記載のうち3回が「対処」で、最初の「対処」はFY2018。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。63社中9社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに13社。
- FY2026信用集中度低下・売掛金増加有価証券報告書
「上位5つのグループ会社(親会社ならびに当該グループ会社含む)に対する売上収益の合計は、連結損益計算書上の売上収益の約69%を占めております。また、当該上位5つのグループ会社に対する売掛金は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ87,229百万円および88,415百万円であります。」
上位5グループ会社への売上集中度は約72%から約69%へ低下した一方、売掛金は872億29百万円から884億15百万円へ増加した。 - FY2025悪化有価証券報告書
「上位5つのグループ会社(親会社ならびに当該グループ会社含む)に対する売上収益の合計は、連結損益計算書上の売上収益の約72%を占めております。また、当該上位5つのグループ会社に対する売掛金は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ73,319百万円および87,229百万円であります。」
上位5グループ会社への売上集中度は前年度の約70%から約72%へ上昇し、売掛金も733億19百万円から872億29百万円へ増加した。 - FY2024対処有価証券報告書
「上位5つのグループ会社(親会社ならびに当該グループ会社含む)に対する売上収益の合計は、連結損益計算書上の売上収益の約70%を占めております。また、当該上位5つのグループ会社に対する売掛金は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ86,297百万円および73,319百万円であります。」
上位5グループ会社への売上集中度は約71%から約70%へ低下し、売掛金も862億97百万円から733億19百万円へ減少した。 - FY2023信用集中度低下・売掛金増加有価証券報告書
「上位5つのグループ会社に対する売上収益の合計は、連結損益計算書上の売上収益の約71%を占めております。また、当該上位5つのグループ会社に対する売掛金は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ72,726百万円および86,297百万円であります。」
上位5グループ会社への売上集中度は約72%から約71%へ低下した一方、売掛金は727億26百万円から862億97百万円へ増加した。 - FY2022信用集中度低下・売掛金増加有価証券報告書
「上位5つのグループ会社(親会社ならびに当該グループ会社含む)に対する売上収益の合計は、連結損益計算書上の売上収益の約72%を占めております。また、当該上位5つのグループ会社に対する売掛金は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ59,689百万円および72,726百万円であります。」
上位5グループ会社への売上集中度は前年度の約73%から約72%へ低下した一方、売掛金残高は596億89百万円から727億26百万円へ増加した。 - FY2021対処有価証券報告書
「上位5つのグループ会社(親会社ならびに当該グループ会社含む)に対する売上収益の合計は、連結損益計算書上の売上収益の約73%を占めております。また、当該上位5つのグループ会社に対する売掛金は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ56,591百万円および59,689百万円であります。」
上位5グループ会社への売上集中度は前年度の約76%から約73%へ低下した。一方、売掛金残高は増加しており、信用集中リスクは残っている。 - FY2019信用集中の定量化有価証券報告書
「当社グループの売上収益は、主にロイヤルティ収入および少数の卸売業者を通じての製商品の販売であり、上位5つのグループ会社(親会社ならびに当該グループ会社含む)に対する売上収益の合計は、連結損益計算書上の売上収益の約76%を占めております。また、当該上位5つのグループ会社に対する売掛金は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ56,081百万円及び55,140百万円であります。」
少数の卸売企業等への信用リスク集中について、上位5グループ会社が売上収益の約76%を占めることと売掛金残高を新たに定量化している。 - FY2018対処有価証券報告書
「当社グループはこれらの取引先の債務不履行による金銭的な損害を軽減するために、与信管理規程に基づき、与信限度額および取引条件を定めることを原則としております。また、回収懸念の軽減を図るべく取引先ごとの期日管理および残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を第三者の格付け機関から入手し、信用評価を継続的に実施しております。なお、当社グループの売上債権について、過去に重要な貸倒損失を計上した実績はありません。」
少数の卸売企業への信用リスク集中は残るが、与信限度額・取引条件、期日・残高管理、第三者格付けによる信用評価を実施していると記載されている。 - FY2017初出有価証券報告書
「その他の製薬企業同様、当社グループも少数の卸売企業を通じて製品を販売しており、これらの卸売企業に関して信用リスクの集中に晒されています。これらの卸売企業のいずれかが財務的困難に直面する場合、当社グループの財務成績に重大かつ不利な影響がもたらされる可能性があります。」
少数の卸売企業を通じた販売構造に起因する信用リスク集中を、販売先の財務困難時に重大な影響を及ぼし得るリスクとして初めて明示している。