ROICを長期財務KPIとして採用
FY2019に初出。7回の記載のうち4回が「前進」で、最初の「前進」はFY2020。直近の記載はFY2025。
中外製薬がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。11社中2社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに3社。
- FY2025前進有価証券報告書
「また、長期にわたる投資効率の指標として重点的に管理しているCore ROICの実績は、税引後営業利益の増加により43.9%(前年比1.0%ポイント増)となりました。」
Core ROICは前年度の42.9%から43.9%へ上昇し、投資効率が改善した。 - FY2024前進有価証券報告書
「Core ROICの実績は、ロナプリーブ政府納入に伴う純運転資本の変動が収束したことと、税引後営業利益の増加により42.9%(前年比8.3%ポイント増)となりました。」
Core ROICは前年度の34.6%から42.9%へ上昇し、投資効率が改善した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「また、長期にわたる投資効率の指標として重点的に管理することとしているCore ROICの実績は、前年と概ね同水準の34.6%となりました。」
Core ROICは前年度の36.1%から34.6%へ低下した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「また、長期にわたる投資効率の指標として重点的に管理することとしているCore ROICの実績は、ロナプリーブ政府納入に伴う期中平均純営業資産の大幅な増加により、前年を下回る36.1%となりました。」
Core ROICは前年度の44.3%から36.1%へ低下した。ロナプリーブ政府納入に伴う期中平均NOAの増加が要因として説明されている。 - FY2021前進有価証券報告書
「長期にわたる投資効率の指標として重点的に管理することとしているCore ROICの実績は、前年を上回る44.3%となりました。」
長期財務KPIであるCore ROICは、前年度の37.3%から44.3%へ上昇した。 - FY2020前進有価証券報告書
「長期的な投資効率を意識した計量マネジメントのため、長期の財務KPIとして採用しましたROIC実績は、株主をはじめとする資本提供者が期待する投資収益率WACCを大幅に上回る37.3%となりました。」
ROIC実績は前年度の31.9%から37.3%へ上昇し、WACCを上回る投資効率を示した。 - FY2019初出有価証券報告書
「2019年から長期的な投資効率を意識した計量マネジメントのため、長期の財務KPIとしてROICを採用しました。2019年のROIC実績は、株主をはじめとする資本提供者が期待する投資収益率WACCを大幅に上回る31.9%となりました。」
ROICを長期財務KPIとして初めて採用し、2019年実績31.9%を示した。