ストックオプション行使による株式価値の希薄化
FY2022に初出。8回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2024-Q2。直近の記載は2026-07-30。
サイバートラストがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。68社中37社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに71社。
- 2026-07-30顕在化決算
「さらに、新株予約権の権利行使に伴う新株発行により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ4百万円増加したことによります。」
第1四半期にも新株予約権の権利行使に伴う新株発行が発生し、希薄化可能性が継続している。 - FY2026顕在化有価証券報告書
「本書提出日の前月末(2026年5月31日)現在、この新株予約権による潜在株式は921,600株であり、本書提出日の前月末(2026年5月31日)現在の発行済株式総数16,650,800株の5.5%に相当しております。」
新株予約権の行使が継続し、FY2026末までに264,800株が行使された一方、提出日前月末時点で921,600株の潜在株式が残り、5.5%相当の希薄化可能性を開示している。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「2025年4月1日~2025年9月30日(注)1 46,400 8,224,200 10,190 846,327 10,190 456,327 (注)1.新株予約権の行使による増加であります。」
中間連結会計期間に新株予約権の行使により46,400株が増加し、資本金及び資本準備金がそれぞれ10,190千円増加した。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「2024年4月1日~2024年9月30日(注)1 42,400 8,147,800 9,312 829,548 9,312 439,547 (注)1.新株予約権の行使による増加であります。」
中間連結会計期間に新株予約権の行使により42,400株が増加し、資本金及び資本準備金がそれぞれ9,312千円増加した。提出日前にも追加行使が記載されている。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「普通株式の発行済株式総数の増加4,084,100株は、株式分割による増加4,021,300株及び新株予約権の行使による増加62,800株であります。」
FY2024中に新株予約権の行使により62,800株が発行され、既存株主に関わる希薄化リスクが追加的に実現している。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「2023年10月1日~2023年12月31日(注)1 14,400 8,084,600 3,162 815,668 3,162 425,667 (注)1.新株予約権の行使による増加であります。 2.2024年1月1日から2024年1月31日までの間に、新株予約権の行使により、発行済株式総数が1,600株増加するとともに、資本金が351千円、資本準備金が351千円増加しております。」
新株予約権の行使により、FY2024第3四半期中に発行済株式数が14,400株増加し、提出日前の2024年1月にも1,600株増加した。希薄化リスクに対応する追加の株式発行実績を開示している。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「2023年7月1日~2023年9月30日(注)1 5,600 8,070,200 1,200 812,505 1,260 422,505 (注)1.新株予約権の行使による増加であります。 2.2023年10月1日から2023年10月31日までの間に、新株予約権の行使により、発行済株式総数が6,400株増加するとともに、資本金が1,405千円、資本準備金が1,405千円増加しております。」
新株予約権の行使により、第2四半期中に発行済株式数が5,600株増加し、提出日前の10月にも6,400株増加した。新株予約権行使による株式価値希薄化のリスクに対応する実際の株式発行を開示している。 - FY2022初出有価証券報告書
「当社は、当社の役職員及び業務委託契約を締結している者に対するインセンティブを目的として、有限会社SPCトラストを受託者とする信託に割当てられた発行済株式総数の10.02%(当連結会計年度末現在)に相当する新株予約権を発行しており、交付基準日に当社が指定した役職員等に交付されます。これらの新株予約権が行使された場合は、当社の1株当たりの株式価値は希薄化し、株価形成に影響を与える可能性があります。」
発行済株式総数の10.02%相当の新株予約権について、行使時の1株当たり価値の希薄化リスクを新たに明示している。