VR事業の赤字継続、技術・顧客受容性の不確実性
FY2019に初出。25回の記載のうち11回が「対処」で、最初の「対処」はFY2022-Q3。直近の記載は2026-08-07。
ピー・ビーシステムズがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。7社中4社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに6社。
- FY2025対処有価証券報告書
「エモーショナルシステム事業の売上高は、81,117千円(前事業年度比70.4%増)、営業損失は5,165千円(前事業年度は営業損失16,853千円)となりました。」
売上高が増加し、営業損失も縮小したため、VR事業の赤字継続・顧客受容性に関するリスクは一部低減した。ただし、営業損失は継続している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「その結果、エモーショナルシステム事業の売上高は38,564千円(前年同期比1.9%減)、セグメント損失は4,017千円(前年同期はセグメント利益1,014千円)となりました。」
前中間期には利益を計上していたエモーショナルシステム事業が当中間期に再びセグメント損失となり、黒字の継続性に関する不確実性が実績として現れた。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「エモーショナルシステム事業の売上高は、47,595千円(前事業年度比46.7%減)、営業損失は16,853千円(前事業年度は営業利益16,544千円)となりました。」
前事業年度に年度ベースで黒字転換した同事業は、当事業年度に営業損失を計上し、黒字維持の不確実性が実際の業績悪化として現れた。 - FY2024-Q2黒字維持も利益減少有価証券報告書
「しかしながら、通信事業者向けMetaWalkersⓇのイベント需要が一巡した反動減により売上が伸び悩んだ結果、エモーショナルシステム事業の売上高は39,317千円(前年同期比15.0%減)、セグメント利益は1,014千円(前年同期比89.3%減)となりました。」
エモーショナルシステム事業は赤字には戻らず利益を計上したが、イベント需要の反動減により利益水準が大きく低下し、収益の変動性が示された。 - FY2023対処有価証券報告書
「エモーショナルシステム事業の売上高は、89,360千円(前事業年度比73.1%増)、営業利益は16,544千円(前事業年度は営業損失3,561千円)となりました。」
MetaWalkersのイベント・レジャー案件と企業向けメタバースの導入により、同事業は年度ベースで黒字転換し、赤字継続リスクは低減した。一方、VR/AR技術革新や消費者支持、開発投資のリスクは引き続き開示している。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「その結果、エモーショナルシステム事業の売上高は69,554千円(前年同期比364.1%増)、セグメント利益は12,850千円(前年同四半期はセグメント損失10,661千円)となりました。」
国内レジャー案件や企業向けメタバース案件の進展により、エモーショナルシステム事業は前年同期の損失から利益へ転換し、赤字継続リスクが低減した。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「その結果、エモーショナルシステム事業の売上高は46,273千円(前年同期比1493.1%増)、セグメント利益は9,491千円(前年同四半期はセグメント損失9,868千円)となりました。」
イベント案件と企業向けメタバース案件の進展により、エモーショナルシステム事業は前年同期の損失から利益へ転換し、赤字継続リスクがさらに低減した。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「大手企業への販路を持つ大手通信事業者からMetaWalkersのイベント活用案件を複数受注したことや、企業向けメタバース構築案件が売上に貢献しはじめたことによって、売上高は20,488千円(前年同期比1651.8%増)、セグメント利益は5,306千円(前年同四半期はセグメント損失4,956千円)と、2019年第3四半期累計期間以来14四半期ぶり、福証単独上場以降では初めて黒字転換しました。」
エモーショナルシステム事業は新規案件の受注により黒字転換し、赤字継続リスクが一時的に低減した。ただし、四半期実績であり継続的な収益力の確立までは記載されていない。 - FY2022対処有価証券報告書
「4DOHを活用したイベント運営サービスの販売を積極的に推進した結果、エモーショナルシステム事業の売上高は、51,608千円(前事業年度は13,402千円)、営業損失は3,561千円(前事業年度は営業損失29,693千円)となりました。」
イベント運営サービスの推進により売上高が増加し、営業損失も29,693千円から3,561千円へ縮小した。ただし、赤字は継続している。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「4DOHを活用したイベント運営案件等を順調に売上げた結果、エモーショナルシステム事業の売上高は14,986千円(前年同四半期は6,744千円)、セグメント損失は10,661千円(前年同四半期は損失24,310千円)となりました。」
イベント運営案件等により売上高が増加し、セグメント損失も縮小したため、赤字継続リスクは一部低減した。ただし、事業はなお損失状態にある。 - FY2022-Q2損失縮小と新規受注未達の併存有価証券報告書
「主力製品である4DOHの当第2四半期累計期間中の受注には至らず、既存施設の4DOHメンテナンスや教育機関のWEB制作等の小型案件の積上げとなった結果、エモーショナルシステム事業の売上高は2,904千円(前年同四半期は5,749千円)、セグメント損失は9,868千円(前年同四半期は損失16,581千円)となりました。」
新規受注未達と売上高減少が続く一方、セグメント損失は前年同期から縮小しており、赤字継続リスクに相反する変化が生じている。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「主力製品である4DOHの当第1四半期累計期間中の受注には至らず、既存施設の4DOHメンテナンスなどの小型案件の積上げとなった結果、エモーショナルシステム事業の売上高は1,169千円(前年同四半期は2,690千円)、セグメント損失は4,956千円(前年同四半期は損失9,139千円)となりました。」
セグメント損失は縮小した一方、4DOHの新規受注はなく、売上高は前年同期比で減少しており、赤字継続と顧客受容性の不確実性が続いている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「主力製品である4DOHの当事業年度中の受注には至らず、既存施設の4DOHメンテナンスなど、小型案件の積上げとなった結果、エモーショナルシステム事業の売上高は、13,402千円(前事業年度比66.5%減)、営業損失は29,693千円」
4DOHの新規受注に至らず、売上高が大幅に減少し、営業赤字も継続している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「防災・産業分野の開拓に向けた受注に取り組みましたが、当第3四半期中の4DOHの受注には至らず、既存施設の4DOHメンテナンス等、小型案件の積上げとなった結果、エモーショナルシステム事業の売上高は6,744千円(前年同期比82.3%減)、セグメント損失は24,310千円(前年同期は、セグメント損失23,040千円)となりました。」
4DOHの新規受注に至らず、VR事業の売上高は前年同期比82.3%減、セグメント損失は24,310千円へ拡大した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期中の4DOHの受注には至らず、既存施設の4DOHメンテナンス等、小型案件の積上げとなった結果、エモーショナルシステム事業の売上高は5,749千円(前年同期比84.7%減)、セグメント損失は16,581千円(前年同期は、セグメント損失10,468千円)となりました。」
4DOHの新規受注に至らず、売上高は前年同期比84.7%減、セグメント損失は10,468千円から16,581千円へ拡大した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「ニューノーマル社会に適応するためのi4DOHの改良と需要発掘に取り組んだ結果、エモーショナルシステム事業の売上高は、2,690千円(前年同四半期比89.4%減)、セグメント損失は9,139千円(前年同四半期は、セグメント損失991千円)となりました。」
VR事業の赤字が続き、売上高は前年同期比89.4%減、セグメント損失は前年同期の991千円から9,139千円へ拡大した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「エモーショナルシステム事業は、本格的な事業の開始以降、未だ営業損益では赤字の状態が継続しております。」
当期も赤字が継続し、営業損失は31,863千円に拡大した。新技術対応や消費者支持、追加投資による収益性低下のリスクも継続している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大の影響による4DOHの各種イベント中止と受注遅延発生等により、エモーショナルシステム事業の売上高は38,042千円(前年同四半期比64.9%減)、セグメント損失は23,040千円(前年同四半期は、セグメント利益12,796千円)となりました。」
新型コロナウイルス感染拡大によるイベント中止・受注遅延が発生し、エモーショナルシステム事業の赤字が前年同期の利益から23,040千円の損失へ悪化した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「新型コロナウィルス感染拡大の影響によって中心戦略製品である4D王の受注に遅延が生じた結果、エモーショナルシステム事業の売上高は37,678千円、セグメント損失は10,468千円となりました。」
4D王の受注遅延という外部要因が実際に発生し、エモーショナルシステム事業の赤字が続くだけでなく、累計セグメント損失は10,468千円となった。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「中心戦略製品である4D王の販売が計画通り進捗した結果、エモーショナルシステム事業の売上高は、25,473千円、セグメント損失は991千円となりました。」
4D王の販売は計画通り進捗したが、エモーショナルシステム事業の赤字状態は続いている。 - FY2019初出有価証券報告書
「当社のエモーショナルシステム事業は、本格的な事業の開始以降、未だ営業損益では赤字の状態が継続しております。」
当期の営業損失は1,195千円まで縮小したが、事業はなお赤字であり、技術革新・消費者支持・追加投資がリスクとして開示されている。