音声合成市場が期待どおり拡大しないリスク
FY2018に初出。15回の記載のうち6回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2026。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2026再定義有価証券報告書
「当社グループの音声事業は、AIの実用化の世界規模で技術開発が活発に行われている分野です。また当社グループのCRM事業ではマイクロサービスアーキテクチャによる自社商品の開発を継続して行っております。しかし画期的な技術やサービスが急速に拡大した場合、技術の方向性によっては、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
技術動向リスクの対象が音声事業だけでなくCRM事業にも広がり、AI・マイクロサービスを含むグループ全体の技術変化として整理された。 - FY2024-Q3法人向け防災分野が堅調有価証券報告書
「法人向け分野においても、防災分野での補助金を背景として堅調に推移しております。」
市場拡大が期待どおり進まないリスクについて、従来低調だった防災分野が補助金を背景に堅調に推移していると記載している。 - FY2024-Q2コンシューマー堅調と法人向け製品計画未達が併存有価証券報告書
「法人向けパッケージ製品の売上が計画を下回ったものの、当第2四半期累計期間の売上額は前期比をやや上回る結果となりました。」
市場・需要環境について、法人向けパッケージ製品は計画を下回った一方、コンシューマー向け製品の堅調さやコエステーション等の売上により全体売上は前年同期をやや上回った。 - FY2024-Q1全体低調も大型案件が牽引有価証券報告書
「当社を取り巻く環境においては、売上は全体的に低調に推移しつつも大型案件が全体を牽引した結果、前第1四半期累計期間をやや下回ったものの概ね期初計画通り進捗し、黒字を計上いたしました。」
市場・需要環境について、全体的には低調な状態が続く一方、大型案件により期初計画に概ね沿って進捗したと記載している。 - FY2023防災案件回復とパッケージ需要鈍化が併存有価証券報告書
「また、コロナ禍に伴う企業のテレワーク、学校のオンライン授業における e ラーニング教材・動画等のナレーション作成用途での「AITalk® 声の職人®」、「AITalk® 声プラス®」等のパッケージ製品の需要については落ち着きが見られ、期初計画を大幅に下回って推移したものの、年度末のキャンペーンにおいては堅調に推移し、パッケージ製品への底堅い需要が見られました。」
感染症下で拡大したeラーニング等のパッケージ需要は期初計画を大幅に下回り、需要拡大が鈍化した。一方、年度末キャンペーンでは底堅い需要が示され、防災案件には下期の回復兆しがあった。 - FY2023-Q3防災回復と需要鈍化が併存有価証券報告書
「半導体不足が徐々に解消傾向となり防災案件の売上が回復しつつありますが、パッケージ製品の需要増加も落ち着きが見られ、コンシューマー向け製品においても大型の新規キャラクター案件のあった前年同期と比較して売上が減少いたしました。」
市場拡大が期待どおり進まないリスクについて、防災案件には回復の兆しがある一方、パッケージ製品の需要鈍化とコンシューマー向け製品の前年同期比減収が併存している。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「また、コロナ禍に伴う企業のテレワーク、学校のオンライン授業におけるeラーニング教材・動画等のナレーション作成用途での「AITalk® 声の職人®」、「AITalk® 声プラス®」等のパッケージ製品の需要増加も落ち着きが見られ、計画を下回って推移しました。」
感染症下で拡大したeラーニング・動画ナレーション用途の需要増加が落ち着き、計画未達として市場拡大が期待どおり進まないリスクが実績化している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「「緊急防災・減災事業債」における地方交付税措置が、当初令和2年度までとされていたことに伴い、防災案件が2021年3月期までに集中したことによる反動と、半導体不足による防災メーカーの入札控えにより、防災案件での売り上げが低調に推移し、また、コロナ禍に伴う企業のテレワーク、学校のオンライン授業におけるeラーニング教材・動画等のナレーション作成用途での「AITalk® 声の職人®」、「AITalk® 声プラス®」等のパッケージ製品の需要増加も落ち着きが見られております。」
防災案件の集中反動・半導体不足による売上低調と、感染症下で拡大したeラーニング等の需要鈍化が実際に記載され、市場拡大が期待どおり進まない状態が具体化している。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「前期は堅調に推移した防災分野が低調に推移しました。また、「A.I.VOICE™」シリーズの新製品リリースが一部後ろ倒しになったことも、売上高が期初の予定から減少した要因となりました。」
市場が期待どおり拡大しないリスクについて、防災分野の低調や新製品リリースの後ろ倒しが実際の売上減少要因となった。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「当社を取り巻く環境においては、防災案件の縮小、コンシューマー製品「A.I.VOICE™」シリーズにおける新製品販売計画の一部を後ろ倒した影響により、売上高は減少となりましたが、」
市場拡大に関するリスクについて、防災案件の縮小という実際の需要減少が業績に影響したと記載している。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「また、新型コロナウイルス感染症などの影響によりテレワーク等の働き方改革が進み、eラーニング等の教材における音声合成の利用が進むことが期待される一方で、各市場が期待通りに拡大しない場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。具体的には、積極的な営業が困難になることにより、ロイヤリティ、Custom Voice、基本ライセンスといった法人向け製品の売上が伸び悩むと予想しております。」
市場拡大が期待どおり進まないリスクに加え、営業困難による法人向け製品売上の伸び悩みを具体化している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「東京オリンピック・パラリンピックの開催延期に伴いオリンピック関連案件の発注延期、海外からの観光客減少に伴う多言語案件の減少等の影響がありましたが、」
市場拡大を期待していたオリンピック関連案件や多言語案件について、開催延期や観光客減少に伴う発注延期・案件減少が実際に発生したと記載している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「また、新型コロナウイルス感染症などの影響によりテレワーク等の働き方改革が進み、e-ラーニング等の教材における音声合成の利用が進むことが期待される一方で、各市場が期待通りに拡大しない場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
従来の市場未拡大リスクに、新型コロナウイルス感染症による需要構造の変化と法人向け製品・コンシューマー向け製品への具体的な影響可能性が加わった。 - FY2019再掲有価証券報告書
「しかしながら、各市場が期待通りに拡大しない場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
音声合成市場の拡大期待と、市場が期待どおり拡大しない場合の業績影響リスクを継続して開示している。 - FY2018初出有価証券報告書
「本格的に実用化されてからの歴史は浅く、まだ10年程であります。この間、急速に市場が発展しており、また今後新しい市場としては、観光分野、高齢化社会における福祉用途、東京オリンピックへ向けた外国人向け音声ガイダンス等々、様々な分野での拡がりが期待できます。しかしながら、各市場が期待通りに拡大しない場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
市場の成長期待と未成熟性を併記している。