釣りビジョンの架空取引被害に伴う決算・上場廃止・追加費用リスク
FY2018-Q3に初出。10回の記載のうち4回が「対処」で、最初の「対処」はFY2020-Q1。直近の記載はFY2022-Q3。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「親会社株主に帰属する四半期純利益は、721,794千円(前年同期は14,386千円)となりました。前年同期に計上したクラウドソリューションの減損損失がなかったことに加え、(株)釣りビジョンにおける架空取引被害に係る損害賠償請求訴訟の和解による解決金や、持分法適用関連会社である湖南快楽垂釣発展有限公司の譲渡による投資有価証券売却益を特別利益に計上いたしました。」
釣りビジョンの架空取引被害に係る損害賠償請求訴訟の和解による解決金を含む特別利益の計上を継続して開示している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「(株)釣りビジョンにおいて架空取引被害に係る損害賠償請求訴訟の和解が成立し、特別利益として解決金325,295千円を計上した一方で、これに係る税金費用や非支配株主に帰属する四半期純利益が増加いたしました。」
架空取引被害に係る損害賠償請求訴訟の和解成立と解決金325,295千円の計上を開示している。法的対応の進展と一時的な利益計上が記載されている。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「(株)釣りビジョンにおいて架空取引被害に係る損害賠償請求訴訟の和解が成立し、特別利益として解決金331,500千円を計上した」
釣りビジョンの架空取引被害に係る損害賠償請求訴訟で和解が成立し、解決金331,500千円を計上した。架空取引被害に関する法的対応がさらに進展している。 - FY2021対処有価証券報告書
「当社の連結子会社である株式会社釣りビジョンが原告となり、東京地方裁判所において係争中でありました元役員に対する架空取引被害に基づく損害賠償請求訴訟について、和解が成立いたしました。」
架空取引被害に関する元役員への損害賠償請求訴訟で和解が成立し、役員等賠償責任保険契約の保険会社から350百万円の解決金が支払われることとなった。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「(株)釣りビジョンにおいて架空取引被害に関する損害賠償請求訴訟の一部について和解が成立し、特別利益として和解金122,700千円を計上した」
釣りビジョンの架空取引被害に関する損害賠償請求訴訟の一部で和解が成立し、和解金122,700千円を特別利益に計上した。訴訟全体が終了したとの記載ではない。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「また、前年同期に発生した連結子会社である(株)釣りビジョンの架空取引被害に関連する費用約70,000千円が無かったこと等が要因となり増益となりました。」
前年同期に発生した釣りビジョンの架空取引被害関連費用約70,000千円が当四半期には発生せず、比較上の利益改善要因となった。架空取引被害に関する過去の事実そのものが解消したとの記載ではない。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「また、「全社費用」として(株)釣りビジョンの架空取引被害に関連する費用約150,000千円が発生したことが大きく影響しております。」
釣りビジョンの架空取引被害に関連する費用約150,000千円が発生し、営業損失に影響した。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「また、連結子会社である(株)釣りビジョンの架空取引被害に関連する費用として、約70,000千円が発生いたしました。」
架空取引被害に関連する費用が当四半期に約70,000千円発生し、実際の損益への影響が継続している。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「株式会社釣りビジョンが行う映像受託制作事業に関し、平成30年1月中旬、同社の業務委託先企業より、平成19年2月から平成29年12月までの約10年間にわたる映像受託制作取引につき、株式会社釣りビジョンのクライアントとのやり取り等を含めた取引全体について不正を行っており、一連の取引は架空であったとの報告がありました。」
釣りビジョンの架空取引が約10年間にわたり実際に発生したことを年次報告で確認している。決算訂正、貸倒引当金繰入れ、課徴金及び損害賠償請求の可能性も記載されている。 - FY2018-Q3初出有価証券報告書
「本年1月中旬、同社の業務委託先企業より、平成19年2月から平成29年12月までの約10年間に渡る映像受託制作取引につき、釣りビジョンのクライアントとのやり取り等を含めた取引全体について不正を行っており、一連の取引は架空であったとの報告がありました。 ・当四半期報告書及び有価証券報告書において、監査法人の意見が不表明であること等による上場廃止のおそれ ・当該詐欺事件の対応に係る費用増加 ・リスクマネジメントのための体制見直し費用等の支出 ・架空取引に伴い過年度決算の訂正が必要となった場合の官公庁による課徴金の徴収」
連結子会社の映像受託制作取引について、約10年間にわたる架空取引が確認された。監査意見不表明による上場廃止、事件対応費用、リスク管理体制見直し費用、過年度決算訂正に伴う課徴金の可能性が開示され、実際に貸倒引当金繰入額543,642千円が特別損失として計上されている。