先行きの不透明性
FY2017-Q1に初出。34回の記載のうち12回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017-Q3。直近の記載はFY2026。
ユークスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。26社中17社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに2社。
- FY2026削除有価証券報告書前回まで記載されていた一般的な先行き不透明性は、本ファイリングのリスク一覧では独立して記載されていない。
- FY2025悪化有価証券報告書
「ただし、欧米における高い金利水準の継続や中国における不動産市場の停滞の継続に伴う影響など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっています。また、物価上昇、通商政策などアメリカの政策動向、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。」
先行きの不透明性について、中国不動産市場の停滞、アメリカの通商政策、物価上昇、中東情勢など、具体的な不確実性要因を追加している。 - FY2025-H1再定義有価証券報告書
「ただし、欧米における高い金利水準の継続に伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっています。また、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある状況となっています。」
先行きの不透明性について、欧米の高金利水準の継続、中国経済、物価上昇、中東情勢、金融市場変動を要因として記載。 - FY2025-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、先行きについては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続くことが期待されます。ただし、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっています。また、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある状況となっています。」
回復期待と海外景気の下振れリスクが併存する先行きの不透明性を再掲。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、先行きについては、雇用・所得環境が改善する下で、緩やかな回復が続くことが期待されつつも、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっています。また、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある状況であります。」
回復期待と下振れリスクが併存する先行き認識を継続し、中東地域をめぐる情勢を新たな不確実性要因として記載。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されています。ただし、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっています。」
緩やかな回復への期待と、海外景気の下振れリスクが併存する先行き認識を継続。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループに関連するエンタテインメント業界におきましては、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのPlayStation5の供給改善とハードウェアおよびソフトウェア販売の好調ぶりが伝えられています。」
景気持ち直しへの期待と下振れリスクが併存する先行き認識を継続。 - FY2023-Q3後退有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、ウィズコロナの新たな段階への移行が進められる中、景気は緩やかに持ち直してきました。ただし、世界的な金融引締め等が続き、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっています。また、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある状況であります。」
国内景気の持ち直しを記載し、先行き不透明性を一方向の悪化ではなく、回復と下振れリスクが併存する状況として説明。 - FY2023-Q2後退有価証券報告書
「世界経済におきましても、一部に足踏みがみられるものの持ち直しています。ただし、世界的に金融引締めが進む中での金融資本市場の変動や原材料価格の上昇、供給面での制約等による下振れリスクに十分注意する必要がある状況であります。」
世界経済の先行きについて、持ち直しの動きが示された一方、金融市場、原材料価格、供給制約による不確実性は継続。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、持ち直しの動きが見られるものの、国内の新型コロナウイルス感染症は未だ収束しておらず、また中国における新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響やウクライナ情勢の長期化などが懸念される中、供給面での制約や原材料価格の上昇、金融資本市場の変動等により下振れリスクに十分注意する必要がある状況にあります。」
持ち直しの動きに加え、感染症、ウクライナ情勢、供給制約、原材料価格、金融市場変動による先行きの不確実性を強調。 - FY2022後退有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が残る中で、一部に弱さがみられるものの持ち直しの動きが続いています。世界経済におきましても、新型コロナウイルス感染症による影響が緩和される中で、持ち直してきております。」
先行きの経済環境について、従来の厳しい状況から、感染症の影響緩和と持ち直しの進展を含む表現に変化。 - FY2022-Q3後退有価証券報告書
「世界経済におきましても、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により、一部では依然として厳しい状況にありますが、持ち直しの動きが見られます。先行きについても、持ち直しが続くことが期待されますが、供給面での制約や原材料価格の動向による下振れリスクに留意する必要があり、また感染の動向や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要がある状況です。」
先行きについて、従来の厳しい状況一辺倒の表現から、持ち直しへの期待を加えた表現に変化。一方で複数の下振れ要因への警戒は継続。 - FY2022-Q2後退有価証券報告書
「世界経済におきましては、一部地域で景気の回復や持ち直しの動きが見られるものの、新型コロナウイルス感染症の動向や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要がある状況は続いています。」
先行きについて、一部地域の景気回復・持ち直しを示す表現が加わったが、感染症や金融市場の変動による不確実性は継続。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、一時持ち直しの動きが一部で見られたものの、新型コロナウイルス感染症の影響により、東京や大阪で三度目の緊急事態宣言が発出されるなど急速に悪化しており極めて厳しい状況にあります。世界経済におきましても、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により、同様に極めて厳しい状況にあります。」
先行きの不透明性・経済環境について、国内外が急速に悪化し極めて厳しい状況にあるとの表現に戻った。 - FY2021後退有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、持ち直しの動きが一部でみられるものの、依然として厳しい状況にあります。世界経済におきましても、同様に厳しい状況にありますが、中国では景気は穏やかに回復してきており、米国でも景気に持ち直しの動きがみられます。」
先行きの厳しさを維持しながら、一部地域の景気回復・持ち直しを示す表現に変化。 - FY2021-Q3後退有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にありますが、持ち直しの動きがみられます。世界経済におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響により、同様に厳しい状況にありますが、中国や台湾では景気は持ち直しており、アメリカおよびユーロ圏においても持ち直しの動きがみられます。」
経済の厳しさは継続しているものの、複数地域で持ち直しの動きがあるとの認識を示した。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「なお、今後、新型コロナウイルス感染症の収束時期やその他の状況の経過により、当社の財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
感染症の収束時期などにより財政状態・経営成績へ影響する可能性を引き続き記載。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症の影響により、急速に悪化しており、極めて厳しい状況にあります。世界経済におきましても、新型コロナウィルス感染症の影響により、急速に悪化しており、極めて厳しい状況にあります。」
従来の不透明・楽観できないとの認識から、新型コロナウイルス感染症により国内外経済が急速に悪化し、極めて厳しい状況にあるとの表現に変化。 - FY2020後退有価証券報告書
「雇用・所得環境は一時的な鈍化傾向にありましたが、今後、緩やかな回復傾向が期待されております。」
従来の先行き不透明・予断を許さないとの表現に代わり、今後の緩やかな回復が期待されるとの記載となった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「世界経済におきましては、米中貿易摩擦に起因する中国経済の停滞懸念や、延長を繰り返している英国のEU離脱問題等のリスクはなお存在しており、先行きの不透明感が増しております。」
世界経済について、中国経済の停滞懸念や英国のEU離脱問題により不透明感が増しているとの認識を記載。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「その一方で世界経済におきましては、米中両国間の貿易紛争をはじめとした地政学的リスクなどにより、楽観できない状況が続いております。」
世界経済の不透明性・不安定性が続いているとの認識を再掲。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「その一方で世界経済におきましては、中国を始めとする新興国における景気減速など、楽観視できない状況が継続しております。」
世界経済の不透明性・不安定性について、景気減速により楽観視できない状況が続くとの認識を記載。 - FY2019悪化有価証券報告書
「国際情勢におきましては、米中両国間における貿易紛争や各種の地政学的リスクにより、不安定さが増しております。」
先行きの不透明性に関して、貿易紛争や地政学的リスクにより不安定さが増しているとの認識を記載。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「海外においては米国の保護主義的な通商政策の動向および新興国を中心とした地政学的リスクに留意する必要があるなど、先行きはなお不透明な状況で推移しております。」
海外情勢を背景とした先行きの不透明性が継続していると記載。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「その一方で、世界経済においては新興国および資源国の経済減速に対する警戒感の高まりや、EU諸国およびアメリカとアジアの間における通商問題の影響など、景気を下押しするリスクがなお存在しております。」
世界経済の不確実性について、経済減速への警戒感と通商問題による景気下押しリスクを記載。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「その一方で海外においては、米国の政策動向や中東および極東地域の情勢不安によって世界経済全体の不確実性が高まるなど、なお予断を許さない状況が続いております。」
米国の政策動向や中東・極東地域の情勢不安を背景に、世界経済全体の不確実性が高まっていると記載。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済対策や金融政策を背景に緩やかな回復基調が続いている一方で、海外では欧米諸国やアジア諸国の政策動向に不確実性が残っているため、依然として楽観できない状況であります。」
国内回復基調の一方、海外の政策動向に不確実性が残り、楽観できない状況との認識を継続。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「その一方で、海外における地政学リスクの高まり、政策に関する不確実性や金融資本市場の変動の影響もあり、依然として先行きが不透明な状況が続いております。」
海外の地政学リスクの高まりや政策・金融市場の不確実性を挙げ、先行き不透明性の継続を記載。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、国内では雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調が続いているものの、海外におきまして新興国経済の停滞や欧米諸国と他地域の間における情勢の不安定さが残っており、予断を許さない状況となっております。」
海外情勢の不安定さが残り、予断を許さない状況との認識を継続。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調が継続しているものの、新興国の経済停滞、欧米の新政権発足など地政学リスクが高まった影響を受け、やや力強さを欠いております。」
地政学リスクの高まりを背景に、経済の回復がやや力強さを欠くとの認識を記載。 - FY2017再掲有価証券報告書
「景気が下押しされるリスクが存在しており、先行きの不透明な状況で推移しております。」
先行きの不透明性が継続しているとの認識を通期でも記載。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「一方で、新興国を中心とした海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響により、景気が下押しされるリスクはなお存在しております。」
海外経済の不確実性が高まっていることと、金融資本市場の変動による景気下押しリスクの継続を記載。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。」
先行きの不透明性を含む既存リスクについて、新たな発生や重要な変更はないと説明。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「依然として先行きの不透明な状況が継続しております。」
経済環境全般の不透明性に関する会社認識。