半導体不足による納期遅延・調達価格高騰
FY2021に初出。9回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q1。直近の記載は2026-05-13。
網屋がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。31社中12社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに25社。
- 2026-05-13悪化決算
「中でも今後の重要な事業領域の一つに位置づける、フルマネージドSASEサービス「Verona」においては、これまでルータ(ハードウェア)の仕入れを海外に依存していたため、海外の物価上昇並びに円安による調達コストの増加や外的要因による調達遅延といった課題を抱えていました。」
FY2024に個別リスクとしての記載が確認できなくなった後、Veronaに関する海外調達依存、調達コスト増加及び調達遅延の課題が再び具体的に記載された。 - FY2024削除有価証券報告書
「事業等のリスク」
前期まで独立して記載されていた半導体不足による納期遅延・調達価格高騰について、当期の主要な事業等のリスクの個別項目としての記載が確認できない。 - FY2024-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
半導体不足による納期遅延・調達価格高騰リスクについて重要な変更がないと説明している。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「データセキュリティ事業では、長期化する半導体不足の影響によりソフトウエアのライセンス売上が減少したものの、ソフトウエア保守の売上が引き続き堅調に伸長したため、当連結会計年度の売上高は1,291,236千円となりました。」
半導体不足による顧客側のハードウェア調達遅延が、ソフトウェアのライセンス売上の減少として引き続き業績に現れたと記載している。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「長期化する半導体不足により、お客様側では当社ソフトウエアをインストールするためのハードウエア調達に遅延が生じ、「ALogシリーズ」のライセンス販売は当初想定を下回りました。」
半導体不足による顧客のハードウェア調達遅延が継続し、ALogシリーズのライセンス販売が当初想定を下回ったという業績への発生事実を通期で記載している。一方、先行調達・代替機器調達によりネットワークセキュリティ事業では安定供給を維持した。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「長期化する半導体不足により、お客様側では当社ソフトウエアをインストールするためのハードウエア調達に遅延が生じ、「ALogシリーズ」のライセンス販売は当初想定を下回りました。」
半導体不足の長期化により、顧客のハードウェア調達遅延が継続し、ALogシリーズのライセンス販売が当初想定を下回った。一方、ネットワークセキュリティ事業では先行調達・代替機器調達が奏功し、安定供給が整ったと説明している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「しかしながら、慢性的な半導体不足に伴い、お客様企業で当社のシステムをインストールするためのハードウェアの調達ができず、結果的に導入を延期する事象が一部の案件で発生いたしました。」
半導体不足が慢性化し、顧客のハードウェア調達不能と導入延期がデータセキュリティ事業でも発生している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら、半導体不足に伴い、お客様企業での機器調達遅延が発生したことにより、一部の案件で導入延期の影響がありました。」
半導体不足が長期化し、顧客の機器調達遅延と案件の導入延期が実際に発生した。加えて、ウクライナ情勢次第で不足が更に長期化し、円安により海外調達機器のコストが増加する可能性も示している。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「半導体の需要が増加しており、供給が間に合わず半導体の不足が生じております。当社ではネットワークセキュリティ事業にて取り扱う製品に関して、半導体不足の影響を考慮し、先行発注により在庫確保に努めております。」
半導体不足が既に発生し、先行発注による在庫確保で対応。