顧客の在庫調整と設備投資案件の進捗鈍化
FY2017-Q1に初出。31回の記載のうち10回が「対処」で、最初の「対処」はFY2018-Q1。直近の記載は2026-08-12。
クラスターテクノロジーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。16社中9社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに1社。
- 2026-08-12顕在化決算
「OA機器分野は、一部納入先における在庫調整の影響を受け、売上高が伸びず前年同期比で減収となりました。」
顧客の在庫調整による売上への影響が、当第1四半期の減収として具体化した。 - FY2026対処有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業については、国内の積極的な設備投資やバブル期からの受電設備のリニューアル需要もあり、樹脂成形品、樹脂成形材料ともに前期後半以降の回復基調が続き、また金型の売上高も寄与し、前年同期比で大幅に増加しました。」
顧客需要・設備投資案件の停滞に関する影響は緩和し、マクロ・テクノロジー関連事業の売上高は前年同期比21.9%増となった。 - FY2025対処有価証券報告書
「前期の反動もあり当事業年度前半の受注は低調に推移していましたが、当事業年度後半は回復し、前年同期比の減少幅は縮小しました。」
顧客の需要・受注低迷は年度前半に発生したが、後半は回復し、マクロ・テクノロジー関連事業の売上減少幅が縮小した。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業については、国内の積極的な設備投資やバブル期からの受電設備のリニューアル需要もあり、樹脂成形品、樹脂成形材料ともに前期の売上高は堅調に推移しておりましたが、当中間会計期間においては受注が低調に推移したことにより、前年同期比で大幅に減少いたしました。」
マクロ・テクノロジー関連事業では受注低調が実際に発生し、売上高16.0%減、セグメント利益24.8%減として顕在化した。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「産業機器分野は、新機種等の売上高増加はあったものの、新機種の量産立上げの遅れや金型の売上高減少を受け、前年同期比で減少いたしました。」
産業機器分野では、新機種の量産立上げ遅れと金型売上高減少が、前年同期比の売上減少として実際に発生した。顧客の生産・設備案件の進捗鈍化に関する影響が続いている。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「産業機器分野は、新機種等の売上高増加はあったものの、一部顧客の在庫調整等の影響や金型の売上高減少を受け、前年同期比で減少いたしました。」
一部顧客の在庫調整と金型売上減少が、産業機器分野の前年同期比売上減少として実際に発生した。一方、マクロ・テクノロジー関連事業全体では製品更新需要により売上が増加している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業については、一部顧客の製品更新需要と重なり、樹脂成形品、樹脂成形材料ともに売上高は好調に推移した結果、前年同期比で大幅に増加いたしました。」
一部顧客の在庫調整等の影響は残るものの、製品更新需要によりマクロ・テクノロジー関連事業の売上高は前年同期比33.4%増となり、顧客需要・設備投資案件の停滞による影響は当四半期には一部緩和している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業については、下半期以降に好転を予想していた売上高が、中国のロックダウンによる経済失速と、一部顧客製品で使用する半導体不足に伴う影響から、当社受注製品の生産調整があり、産業機器分野やインクジェット関連部品などを中心に伸び悩みました。」
中国のロックダウン、半導体不足、生産調整により産業機器分野等が伸び悩んだ状況が続いている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「産業機器分野は、中国のロックダウン(都市封鎖)や顧客の生産調整等の影響を受け、前年同期比では大幅に減少いたしました。」
中国のロックダウンと顧客の生産調整が産業機器分野の売上減少として実際に発生した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業は、樹脂成形材料、樹脂成形品はともに景気動向の影響を受けにくいものの、一部顧客への販売減少に加えて、原料メーカーの事故による供給不足の影響により売上高は減少いたしました。」
一部顧客への販売減少に加え、原料メーカーの事故による供給不足が発生し、マクロ・テクノロジー関連事業の売上減少要因となった。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業は、樹脂成形材料、樹脂成形品はともに景気動向の影響を受けにくいものの、一部顧客への販売減少により、売上高は減少しております。 マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、機能性樹脂複合材料、樹脂成形碍子及び金型・部品の当第3四半期累計期間の売上高は119百万円(前年同期比9.3%減)、セグメント利益は30百万円(前年同期比7.8%増)となりました。」
一部顧客への販売減少が続き、マクロ・テクノロジー関連事業の売上高は前年同期比9.3%減となった。顧客需要・販売減少の影響が四半期業績として顕在化している。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、機能性樹脂複合材料、樹脂成形碍子及び金型・部品の当第2四半期累計期間の売上高は80百万円(前年同期比13.6%減)、セグメント利益は20百万円(前年同期比0.5%増)となりました。」
売上高は前年同期比13.6%減と減少が続くが、FY2022-Q1の前年同期比25.0%減から減少幅は縮小し、セグメント利益は前年同期比0.5%増となった。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、機能性樹脂複合材料、樹脂成形碍子及び金型・部品の当第1四半期累計期間の売上高は39百万円(前年同期比25.0%減)、セグメント利益は10百万円(前年同期比18.7%減)となりました。」
マクロ・テクノロジー関連事業では売上高が前年同期比25.0%減、セグメント利益が18.7%減となった。前年度から続く一部顧客販売の減少が、四半期業績として顕在化している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、樹脂成形材料、樹脂成形品ともに景気動向の影響は受けにくいものの、前事業年度に高圧受配電盤などの電気設備のメンテナンス需要増の反動等もあり、売上高は減少いたしました。次事業年度において、ライフラインを支えるインフラ設備に使用される製品であるため、定期的な入れ替え需要のほか、電線の地中化や高圧受配電盤の樹脂絶縁部品などの需要もあるものの、一部顧客への販売の減少が見込まれることから、売上高は弱含みで推移するものと考えております。」
前年度のメンテナンス需要増の反動により売上高が減少し、次事業年度も一部顧客への販売減少から弱含みとなる見通しが示された。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連分野につきましては、樹脂成形材料、樹脂成形品ともに景気動向の影響は小さく堅調な中で小幅に下振れしております。」
マクロ・テクノロジー関連分野は堅調さを保ちながらも小幅に下振れしており、当第3四半期累計の売上高は前年同期比14.3%減となった。一方、セグメント利益は前年同期比12.7%増である。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、機能性樹脂複合材料、樹脂成形碍子及び金型・部品の当第1四半期累計期間の売上高は52百万円(前年同期比11.6%増)、セグメント利益は12百万円(前年同期比96.3%増)となりました。」
マクロ・テクノロジー関連事業では売上高・セグメント利益が前年同期を上回り、過去に記載された顧客需要・設備投資案件の停滞による影響は当四半期には緩和している。 - FY2020対処有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、高圧受配電盤などの電気設備のメンテナンス需要が重なり、碍子などの成形品及び機能性樹脂成形材料(エポハード®)ともに需要は堅調に推移しており、売上は増加いたしました。」
設備投資案件の進捗鈍化や在庫調整が課題となっていたが、電気設備のメンテナンス需要により需要は堅調、売上も増加したと記載している。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連分野につきましては、樹脂成形品、樹脂複合材料とも若干売上が増加しましたが、樹脂成形品においては、原材料費の高騰も相まって、依然として、大変厳しい利益率となっている状況ですが、今期より取り組んでいる収益改善の効果が徐々に現れております。」
原材料費高騰により利益率は依然厳しいものの、売上増加と収益改善効果が徐々に現れているとされ、需要・収益面の圧力は一部緩和している。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連分野につきましては、樹脂複合材料の売上が増加しましたが、樹脂成形品においては、原材料費の高騰も相まって、依然として、大変厳しい利益率となっている状況が続いております。」
樹脂複合材料の売上増加がある一方、原材料費高騰により樹脂成形品の利益率が厳しい状況が続いていると再確認している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連分野につきましては、樹脂複合材料の売上が増加しましたが、樹脂成形品においては、原材料費の高騰も相まって、依然として、大変厳しい利益率となっている状況が続いております。」
樹脂複合材料の売上増加がある一方、原材料費高騰を受けて樹脂成形品の利益率が依然として大変厳しい状況が続いている。 - FY2019再定義有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、一般の高圧受配電盤や重電業界向け成形品の需要は堅調に推移しているものの、成形材料の販売量は伸びず、部品や原材料の値上りの影響もあり、利益を出しにくい状況が続いております。」
従来の在庫調整・設備投資案件の進捗鈍化から、需要は堅調でも成形材料販売量の伸び悩みと部品・原材料価格上昇により利益を出しにくいという枠組みに変化している。 - FY2019-Q3対処有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連分野につきましては、年度末に向けて全般的に受注が増加しており、堅調さを維持しております。」
前年度に見られた設備投資案件の進捗鈍化や需要停滞に対し、年度末に向けて全般的な受注が増加し、事業の堅調さを維持していると記載されている。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連分野につきましては、一般の高圧受配電盤や電力業界向け需要は横ばいではありますが、重電部品の更新や既存の材料からの切り替え需要もあり、堅調さを維持しております。」
一般需要は横ばいである一方、更新・切り替え需要により堅調さを維持しており、顧客需要の停滞による影響を引き続き限定的に記載している。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連分野につきましては、一般の高圧受配電盤や電力業界向け需要は横ばいではありますが、樹脂絶縁部品の受注が増加しております。」
一般の高圧受配電盤・電力業界向け需要は横ばいだが、樹脂絶縁部品の受注が増加し、前年度に見られた需要・設備投資停滞の影響は一部緩和している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、機能性樹脂複合材料、樹脂成形碍子及び金型・部品の売上高は167百万円(前年同期比11.1%減)、セグメント利益は26百万円(前年同期比30.2%減)となりました。」
マクロ・テクノロジー関連事業で売上高が前年同期比11.1%減、セグメント利益が30.2%減となり、需要・競争環境による業績圧力が数値化されている。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、金型の新造・更新需要が一巡したため、成形材料、成形碍子関連とも前年同期に比して、減少いたしました。その結果、成形碍子用複合材料、複合材料成形碍子および金型・部品の売上高は127百万円(前年同期比11.3%減)、セグメント利益は21百万円(前年同期比23.6%減)となりました。」
金型の新造・更新需要の一巡により、マクロ事業の売上高が前年同期比11.3%減、セグメント利益が23.6%減となった。設備投資・需要の停滞による影響が数値化されている。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連分野につきましては、一般の高圧受配電盤や電力業界向け需要は堅調に推移しているものの、当社の供給先(当社製品の販売先)と各電力メーカーとの取引動向により、当社の売上高が左右される傾向にあります。当第1四半期については、当社の供給先(当社製品の販売先)向け売上高が堅調に推移いたしました。」
電力業界向け需要と供給先向け売上高が堅調に推移し、顧客側の在庫調整・設備投資停滞による影響は当四半期には緩和している。一方、販売先と電力メーカーの取引動向への依存は残っている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「重電業界向けの売上は、国内景気の先行きが不透明で国内の設備投資も伸び悩んでいるため、わずかな伸びにとどまりました。」
国内設備投資の伸び悩みを需要環境上の制約として再確認している。一方、通期では建設工事案件の受注増加も記載されている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、依然、顧客側における在庫調整等もある中、インフラ案件をはじめとした金型の売上が伸びました。」
顧客側の在庫調整はなお継続している一方、インフラ案件を含む金型売上の伸長が記載されている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、新規設備投資案件では受注の進捗状況が鈍く、顧客側における在庫調整等もあり、成形材料および成形碍子関連をあわせて売上は減少しました。」
新規設備投資案件の受注進捗鈍化と顧客側の在庫調整が引き続き売上減少要因となっている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、新規設備投資案件では受注の進捗状況が鈍く、顧客側における在庫調整等もあり、成形材料および成形碍子関連をあわせて売上高は減少しました。その結果、成形碍子用複合材料、複合材料成形碍子および金型・部品の当第1四半期累計期間の売上高は38百万円(前年同期比12.0%減)、セグメント利益は8百万円(前年同期比8.8%減)となりました。」
顧客側の在庫調整と設備投資案件の受注進捗鈍化が、マクロ事業の売上高・セグメント利益の減少として顕在化している。