新型コロナウイルス感染症の大流行による需要減少・業績悪化リスク
FY2020に初出。8回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2022。
三菱ケミカルグループがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。173社中110社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに55社。
- FY2022対処有価証券報告書
「当社グループの当連結会計年度における事業環境は、上期を中心に自動車用途等の需要が低調に推移するなど新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響を受けたものの、下期以降は経済活動の回復とともに国内外の需要が持ち直し、一部の製品において市況が改善するなど、全般的に回復基調となりました。」
COVID-19による需要減少は上期を中心に発生したが、下期以降は需要・市況が回復基調となり、影響の緩和が通期で示された。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループの当第2四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)における事業環境は、各国の経済活動がワクチン接種の進展等に伴い徐々に正常化する中で、国内外の需要が回復基調で推移しました。」
新型コロナウイルス感染症による需要減少リスクについて、ワクチン接種の進展に伴う経済活動の正常化と国内外需要の回復基調が引き続き記載されている。 - FY2022-Q1ワクチン接種進展に伴う需要回復有価証券報告書
「当社グループの当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)における事業環境は、各国の経済活動がワクチン接種の進展等に伴い徐々に正常化する中で、国内外の需要が回復基調で推移しました。」
新型コロナウイルス感染症による需要減少リスクについて、ワクチン接種の進展に伴う経済活動の正常化と国内外需要の回復基調が記載された。 - FY2021再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により当連結会計年度においては経済活動が抑制され、需要が落ち込みました。一部の国・地域においては既に流行前の水準まで回復しているものの、当連結会計年度末においても依然先行きが不透明な状況が継続していることから2022年度まではその影響が残ると仮定しております。」
COVID-19による需要減少は通期業績に実際に影響したが、下期以降の回復も記載され、会計上は2022年度まで影響が残る前提が置かれている。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「上期を中心に新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響を受け、自動車用途等の需要が低調に推移しました。当第3四半期以降は回復しつつあるものの、引き続き感染拡大による影響を注視する必要があります。」
新型コロナウイルス感染症の影響が、自動車用途等の需要低迷と累計業績の減収減益として実際に表れた。一方、第3四半期以降は回復の動きも記載されている。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループの当第2四半期連結累計期間における事業環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により、自動車用途を中心に需要が前年同期比で低調に推移し、足元で持ち直しの動きがみられるものの、依然として厳しい状況が継続しています。」
新型コロナウイルス感染症の影響が、自動車用途を中心とする需要低迷として当第2四半期の業績に継続して表れ、コア営業利益は前年同期比762億円減少した。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当社グループの当第1四半期連結累計期間における事業環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により、自動車用途を中心に需要が低迷するなど、依然として厳しい状況が継続しています。」
前年度に主要リスクとして見込まれていた新型コロナウイルス感染症の影響が、自動車用途を中心とする需要低迷及び当第1四半期のコア営業利益551億円減、概算影響382億円として実際の業績に表れた。 - FY2020初出有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の大流行の影響により経済活動が抑制されており、足下で急速に減速しております。」「新型コロナウイルス感染症の影響によるコア営業利益の減益785億円を織り込み、当社グループの2021年3月期の連結業績につきましては、売上収益は3兆3,340億円、コア営業利益は1,400億円と予想しております。」
新型コロナウイルス感染症が新たな主要リスクとして独立して記載され、経済活動の抑制、需要減少、業務停止リスク及び2021年3月期のコア営業利益785億円の減益影響が示された。