中国・アジア・日本を含む経済環境と需要減少のリスク
FY2017-Q1に初出。31回の記載のうち11回が「再掲」。直近の記載は2026-07-29。
日本酸素ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より6年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。176社中98社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに60社。
- 2026-07-29悪化決算説明資料
「中東情勢の緊迫化に伴うコスト上昇に対し、価格マネジメントやコスト適正化を推進」
従来の地政学・経済環境に加え、中東情勢の緊迫化に伴うコスト上昇が当四半期の事業環境として明示された。 - FY2026悪化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く事業環境においては、世界的な物価上昇圧力や地政学リスク長期化に加え、関税措置の強化に起因する全世界的な景気後退懸念、さらには戦略物資の供給懸念など、多様で複雑なマクロ経済環境の変化に直面いたしました。」
従来の地政学リスク・物価上昇に加え、関税強化、世界的な景気後退懸念、戦略物資の供給懸念が明示され、不確実性の範囲が広がった。 - 2026-05-11悪化決算
「米国関税政策による保護主義の台頭に伴う貿易摩擦、サプライチェーンの混乱・再編による影響、中東情勢やロシア・ウクライナ情勢の長期化、原材料・エネルギー価格の高止まり、世界的な物価上昇、各国における金融・財政政策の変動など、不確実性の高い状況が継続しており」
関税政策、サプライチェーン、地政学、原材料・エネルギー価格、物価および金融・財政政策を含む不確実性が引き続き列挙されている。 - FY2026-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
新たな事業等のリスクおよび既存リスクの重要な変更はないと記載している。一方、主要市場・地域では引き続き先行きを見通しにくい状況と説明している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「今後は、長期化する地政学リスクやサプライチェーンの混乱、エネルギー価格の変動に加えて、主要国における政策転換による通商政策の再構築や関税措置の強化といった構造的な変化に加え、それを起因とした全世界的な景気後退懸念による当社事業への影響について注視しながら、適切に対処してまいります。」
従来の地政学リスク、サプライチェーン、エネルギー価格に加え、通商政策の再構築、関税措置の強化、世界的な景気後退懸念が明示され、不確実性の範囲が拡大している。 - FY2025-H1不透明環境継続・需要軟調、電力コスト減少有価証券報告書
「当中間連結会計期間(2024年4月1日から2024年9月30日まで)における当社グループの事業環境は、ウクライナ・中東の地政学的問題、米中貿易摩擦、円安の進行などにより、引き続き、先行きを見通すことが困難な状況でした。」
ウクライナ・中東の地政学的問題、米中貿易摩擦、円安による不透明な事業環境が継続している。一方、セパレートガスの出荷数量は前期比で増加し、一部地域では電力コストが減少したが、グループ全体の製商品需要は軟調だった。 - FY2024-Q3中東地政学問題の追加・コスト負担緩和有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)における当社グループの事業環境は、ウクライナ・中東の地政学的問題、米中貿易摩擦、世界的な物価上昇、円安の進行、主要顧客のひとつである半導体産業の稼働状況などにより、引き続き、先行きを見通すことは困難な状況でした。」
従来のウクライナ情勢等に加えて中東の地政学的問題が明示された。一方、一部地域では電力コスト及び物流コストの負担が前期比で緩和された。主力セパレートガスの出荷数量減少は継続している。 - FY2024-Q2厳しい環境継続・半導体稼働状況を追加有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年9月30日まで)における当社グループの事業環境は、ウクライナの地政学的問題、米中貿易摩擦、世界的な物価上昇、円安の進行、主要顧客のひとつである半導体産業の稼働状況などにより、引き続き、先行きを見通すことは困難な状況でした。また、主に鉄鋼、化学、石油精製向けにオンサイトで供給するセパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷数量は、前期比で減少しました。一方、特に欧米で、エネルギーコストは一時期の高値圏に比べ下落基調に入り、セパレートガスの製造原価に多く占める電力コストの負担は前期に比べ緩和されました。」
地政学問題、米中貿易摩擦、物価上昇、円安による不透明な環境とセパレートガス出荷数量の減少が続く一方、半導体産業の稼働状況が新たに明示された。エネルギーコストと電力コスト負担の緩和は前回記載から継続している。 - FY2024-Q1厳しい環境継続・電力コスト負担緩和有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年6月30日まで)における当社グループの事業環境は、ウクライナの地政学的問題、米中貿易摩擦、世界的な物価上昇、円安の進行などにより、引き続き、先行きを見通すことが困難な状況でした。主に鉄鋼、化学、石油精製向けにオンサイトで供給するセパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷数量は、前期比で減少しました。一方、欧米を中心にエネルギーコストは一時期の高値圏に比べ下落基調に入り、セパレートガスの製造原価に多く占める電力コストの負担は前期に比べ緩和されました。」
地政学問題、米中貿易摩擦、物価上昇、円安による不透明な環境とセパレートガス出荷数量の減少が続く一方、欧米のエネルギーコストと電力コスト負担には緩和がみられる。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日まで)における当社グループの事業環境は、ウクライナの地政学的問題、米中貿易摩擦、世界的なエネルギーコストの高騰や物価上昇、円安の進行など、先行きを見通すことが困難な厳しい状況でした。この結果、主力製品であるセパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷数量は、前期比で減少しました。」
ウクライナ情勢、米中貿易摩擦、エネルギーコスト・物価上昇、円安による厳しい事業環境が続き、セパレートガスの出荷数量は前期並みだった前四半期から前期比減少へ変化している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年9月30日まで)における当社グループの事業環境は、ウクライナ情勢の長期化などに関連した世界各地でのエネルギー価格の高騰、世界的な物価上昇、円安のさらなる進行など、先行きを見通すことが困難な厳しい事業環境となりましたが、セパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷数量は、前期並みに推移しました。」
前四半期の全般的な安定基調から、ウクライナ情勢の長期化に伴うエネルギー価格高騰、世界的な物価上昇、円安のさらなる進行を背景とする厳しい事業環境へ記述が変化している。セパレートガス出荷数量は前期並みとされている。 - FY2023-Q1景況安定下でコスト上昇継続有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)における当社グループの事業環境は、各地域の市況に違いはありますが、全般的には安定的に推移しました。その結果、セパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷数量は、前期並となりました。また、電力、原油、液化天然ガスの価格上昇、サプライチェーンの混乱、及び諸物価の上昇は継続しており、コストが上昇しましたが、各セグメントでの販売価格の見直しや原価・諸経費の削減努力で対応しました。」
全般的な事業環境とセパレートガス出荷は安定・前期並みとする一方、電力、原油、液化天然ガス、サプライチェーン、諸物価によるコスト上昇が継続していると記載している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)における当社グループの事業環境は、前期に続き新型コロナウイルス感染症の収束の見通しは立っていない状況でありますが、欧州や米国を中心に経済回復がみられ、セパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷数量は、前期に比べて大きく増加しました。」
新型コロナウイルス感染症の収束見通しが立たない状況は継続している一方、欧州・米国を中心とする経済回復とセパレートガス出荷数量の増加を引き続き記載している。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「当社グループの事業環境は、前期に続き新型コロナウイルス感染症の収束の見通しは立っていない状況でありますが、欧州や米国を中心に経済回復がみられ、セパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷数量は、前期に比べて大きく増加しました。」
感染症の収束見通しは立っていないものの、欧州・米国を中心に経済回復がみられ、セパレートガス出荷数量が前期比で大きく増加した。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「当社グループの事業環境は、前期に続き新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たない状況ではありますが、欧州や米国を中心に経済の回復がみられ、セパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷数量は、前期に比べて大きく増加しました。」
感染症の収束見通しは立たない一方、欧州・米国を中心に経済が回復し、セパレートガス出荷数量が前期比で大きく増加したと記載している。 - FY2021年間回復・不透明感継続有価証券報告書
「当期の事業活動が進むに伴い、当社グループが事業を行っているほとんどの国では、経済活動と新型コロナウイルス感染症との共存を学び経済活動を再開したため、当社グループの業績は急激に回復しました。」
第1四半期の急速な景気低迷・需要減退から、各国の経済活動再開に伴う業績回復へ記述が進んだ一方、ワクチンや変異株をめぐる不透明感は残っている。 - FY2021-Q2回復兆しも需要減少継続有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)における当社グループの事業環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大により、第1四半期連結会計期間では進出国及び地域では大幅な景気低迷と需要減退の局面を迎え、製造業の生産活動も急速に減速・停滞しておりました。当第2四半期連結会計期間に入り、全般的に回復の兆しが現れ、四半期単位でのセパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷は緩やかに復調しつつありますが、前期に比べ大きく減少しました。」
第2四半期会計期間には全般的な回復の兆しとセパレートガス出荷の緩やかな復調が示された一方、累計ベースでは出荷が前期比で大きく減少しており、需要減少の影響は継続している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)における当社グループの事業環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大により、進出国及び地域では大幅な景気低迷と需要減退の局面を迎える中、製造業の生産活動も減速しており、セパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷は減少いたしました。」
従来から記載していた景気低迷・需要減少リスクが、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大に伴う製造業の減速とセパレートガス出荷減少として実際に発生したと記載している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)における当社グループの事業環境は、米中貿易摩擦などの影響を受け、国内では、主要関連業界を中心に生産活動が弱まりました。エレクトロニクス関連においては、電子材料ガスの出荷は、国内では前期並みでしたが海外では減少しました。一方、米国では製造業の生産活動は底堅く、セパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷は前期並みに推移しました。」
米中貿易摩擦、国内生産活動の弱まり、海外電子材料ガス出荷の減少と、米国の底堅さが併存する事業環境を記載している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)における当社グループの事業環境は、国内では、主要関連業界を中心に生産活動が弱まったことに加え、欧州も主要関連業界の生産活動は低調でした。一方、米国では製造業の生産活動は底堅く、セパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷は前期並みに推移しました。エレクトロニクス関連においては、電子材料ガスの出荷は、国内では前期並みでしたが海外では減少しました。」
国内の主要関連業界の生産活動が弱まり、欧州も低調となった。海外での電子材料ガス出荷減少も継続しており、米国の底堅さと対照的な弱含みが示されている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)における当社グループの事業環境は、国内・欧州では、主要関連業界の生産活動がやや弱含むなか、米国での製造業の生産活動は底堅く、セパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷は概ね堅調に推移しました。エレクトロニクス関連においては、電子材料ガスの出荷は、国内では前期並みでしたが海外では減少しました。」
従来の国内の弱含みに加えて欧州の主要関連業界も弱含みとなり、海外の電子材料ガス出荷減少も記載された。一方、米国の製造業とセパレートガス出荷は底堅いとしている。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年6月30日まで)における当社グループの事業環境は、国内では、主要関連業界の生産活動がやや弱含むなか、米国・欧州での製造業の生産活動は底堅く、セパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷は概ね堅調に推移しました。」
国内の主要関連業界は弱含みとする一方、米国・欧州の製造業とセパレートガス出荷は底堅いと記載している。事業等のリスクについては新規発生・重要な変更なしとしている。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年12月31日まで)における当社グループの事業環境は、国内、海外での製造業の生産活動は堅調であり、セパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷は順調でした。エレクトロニクス関連では、国内で一部製品分野向けの出荷に減速感が見られます。」
国内外の製造業とセパレートガス出荷の堅調さを記載する一方、国内の一部エレクトロニクス製品分野の減速感も引き続き示している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
新たな事業等のリスクはなく、既存リスクにも重要な変更はないと明記している。製造業の生産活動や海外半導体需要は堅調である一方、国内の一部製品分野では減速感があると記載している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
新たな事業等のリスクはなく、既存リスクにも重要な変更はないと明記している。事業環境については製造業の生産活動が概ね良好で、半導体需要の拡大が続く一方、スマートフォン販売の減速感も記載している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
新たな事業等のリスクはなく、既存リスクにも重要な変更はないと明記している。中国では緩やかな減速、米国・日本では景気拡大・回復を記載している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
新たな事業等のリスクはなく、既存リスクにも重要な変更はないと明記している。中国・米国・日本の経済環境については、景気回復・底堅さの一方で中国の過剰設備懸念や米国の大型ハリケーンの影響が記載されている。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2017年4月1日から2017年6月30日まで)における世界経済は、中国では政府主導のインフラ投資に支えられ、景気は持ち直しの動きが見られます。米国では、政権の政策動向が不透明ではあるものの、雇用情勢の改善を背景に、景気は緩やかに拡大しております。わが国経済は株式市場で安定感を取り戻し、企業収益に向上の兆しが見えます。雇用・所得環境の改善は続いており、景気は緩やかに回復しております。」
中国・米国・日本の経済環境について、従来の景気減速・需要減少中心の記述から、持ち直し・拡大・回復を示す記述に変化している。なお、新たな事業等のリスクおよび既存リスクの重要な変更はないとしている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
新たな事業等のリスクはなく、既存リスクにも重要な変更はないと明記している。中国の景気減速は続く一方、米国・日本の景気は緩やかな回復・底堅さを示す記述となっている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
新たな事業等のリスクはなく、既存リスクにも重要な変更はないと明記している。中国の景気減速、アジアへの波及、日本の個人消費の伸び悩み等の経済環境も引き続き記載している。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「このような状況の下、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上収益1,334億36百万円(前年同期比 5.2%減少)、営業利益123億28百万円(同 5.5%減少)、親会社の所有者に帰属する四半期利益64億81百万円(同 15.2%減少)となりました。」
中国の景気減速、アジアへの波及、米国の海外経済減速懸念、日本の個人消費の伸び悩みと景気の踊り場を記載。国内では鉄鋼・化学向け需要の減少も示され、当四半期は減収減益となっている。