新規農薬パイプラインの開発・上市
FY2016に初出。31回の記載のうち18回が「前進」で、最初の「前進」はFY2017-Q3。直近の記載は2026-08-07。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。6社中1社が悪化側に。
直近の記載が「実績引用」なのは、ほかに0社。
- 2026-08-07実績引用決算説明資料
「・成長製品(殺菌剤「ピシロック」「ミギワ」、殺ダニ剤「ダニオーテ」)の販売が増加」
成長製品3剤の第1四半期販売増加が実績として示され、新規農薬パイプラインの販売展開が引用された。 - FY2026前進有価証券報告書
「さらに新規剤パイプラインとして、新規作用機構を有し幅広い害虫に高い効果を示す殺虫剤「NI-40」のグローバル開発を継続しております。本剤は既存薬剤に抵抗性を示す害虫に対しても有効であり、持続可能な農業への貢献が期待される化合物です。さらに、これらに続く次世代パイプラインについても市場ニーズを起点としたテーマ選定のもと、フェーズアップに向け鋭意研究中です。」
ピシロック、ダニオーテ、ミギワの普及・販売を継続する一方、NI-40のグローバル開発と次世代パイプラインのフェーズアップに向けた研究が記載された。 - FY2026-H1前進有価証券報告書
「流通在庫が概ね適正水準に戻ったことにより需要が回復し、殺菌剤や殺虫剤・殺ダニ剤などが増加しました。この結果、当中間期の売上高は192億5千4百万円(前年同期比15.1%増)、営業利益は17億8千4百万円(前年同期比71.2%増)となりました。」
流通在庫の適正化に伴って農薬需要が回復し、アグリビジネスの売上高が前年同期比15.1%増、営業利益が71.2%増となった。トップジンM・ミギワ・モスピラン等の増加が記載される一方、ダニオーテの輸出向けは減少した。 - FY2025-H1能登半島地震によるピシロック輸出遅延有価証券報告書
「殺菌剤は、「パンチョ」の輸出向けが増加したものの、「トップジンM」の輸出向けが減少したこと、また能登半島地震の影響を受けて「ピシロック」の輸出向けが遅延したことなどにより、減収となりました。」
新規農薬を含む農業化学品の販売展開について、ピシロックの輸出向けが能登半島地震の影響で遅延したと記載された。 - FY2024前進有価証券報告書
「べと病やピシウム病に卓効を示す殺菌剤「ピシロック」につきましては、海外開発を積極的に推進しています。米国では、とうもろこし等の種子処理やゴルフ場の芝で使用され好評を得ております。中国やインドを含むアジアでも今後一層の販売増加が見込まれています。また、新規の作用性を有する殺ダニ剤「ダニオーテ」につきましては、上市4年目を迎え、国内および韓国を中心に好評を得ております。広範囲の病害に有効な殺菌剤「ミギワ」は2022年12月より全国販売を開始した果樹向け製剤に続き、昨年10月に野菜向けの新製剤を発売したことで、販売に一段と弾みがつくと期待します。海外開発も順調に推移しており、各種登録用試験をグローバルに実施中です。また、今年、新規殺虫剤NI-40のグローバル開発に着手しました。」
ピシロックの米国・アジア展開、ダニオーテの韓国を含む販売、ミギワの果樹・野菜向け製剤拡大に加え、新規殺虫剤NI-40のグローバル開発着手が記載された。 - FY2024-Q3新規農薬一部増加・主要製品輸出減少有価証券報告書
「殺菌剤「ミギワ」や殺ダニ剤「ダニオーテ」が増加したものの、殺虫剤「モスピラン」や殺菌剤「トップジンM」、および殺ダニ剤「ニッソラン」の輸出向けが減少したことなどにより、当累計期間の売上高は306億1千3百万円(前年同期比25.6%減)となりました。」
ミギワ、ダニオーテは増加した一方、モスピラン、トップジンM、ニッソランの輸出向けが減少し、アグリビジネス売上高は前年同期比25.6%減となった。 - FY2024-Q2農薬輸出向け減少・前倒し出荷の反動有価証券報告書
「前年上半期において、世界的な海上輸送の混乱や、販売価格の上昇を想定した前倒し出荷が発生した影響により、当年上半期の殺虫剤・殺ダニ剤や殺菌剤の輸出向けが減少しました。」
前年上半期の前倒し出荷の反動などにより、農業化学品の輸出向け販売が減少した。アグリビジネスの売上高は前年同期比20.7%減となった一方、ピシロック、ミギワ、ダニオーテなど一部製品は増加した。 - FY2024-Q1新規農薬輸出増・一部製品輸出減有価証券報告書
「自社開発の殺菌剤「ミギワ」・「ピシロック」、および殺ダニ剤「ダニオーテ」の輸出向けが増加したものの、殺菌剤「パンチョ」・「トップジンM」、および殺ダニ剤「ニッソラン」の輸出向けが減少したことなどにより、当累計期間の売上高は108億6千9百万円(前年同期比19.1%減)となりました。」
自社開発のミギワ、ピシロック、ダニオーテは輸出向けが増加した一方、パンチョ、トップジンM、ニッソランは輸出向けが減少し、アグリビジネス売上高は前年同期比19.1%減となった。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「海外における旺盛な需要により、殺虫剤「モスピラン」や殺菌剤「トップジンM」・「パンチョ」・「ピシロック」、および殺ダニ剤「ニッソラン」の輸出向けが伸長し、当累計期間の売上高は411億4千6百万円(前年同期比44.6%増)となりました。」
新規農薬を含む農業化学品の輸出向け販売の伸長が継続し、農業化学品事業の売上高は前年同期比44.6%増となった。新たな登録・上市のマイルストーンは記載されていない。 - FY2023-Q2前進有価証券報告書
「殺菌剤は、「トップジンM」や「パンチョ」、および「ピシロック」の輸出向けが伸長したことにより、増収となりました。殺虫剤・殺ダニ剤は、殺虫剤「モスピラン」や殺ダニ剤「ニッソラン」「ダニオーテ」の輸出向けが伸長したことにより、増収となりました。」
既存の新規農薬販売拡大の流れにおいて、ピシロック、ダニオーテなどの輸出向け販売が伸長した。農業化学品事業の売上高は前年同期比43.7%増となった。 - FY2022前進有価証券報告書
「また、新規の作用性を有する殺ダニ剤「ダニオーテ」につきましては、2020年10月に国内で上市し、好評を得ております。広範囲の病害に有効な殺菌剤「ミギワ」は2021年2月に国内上市に至りました。海外開発も順調に推移しており、2022年3月に米国で登録を取得しました。」
ダニオーテとミギワの国内上市後の販売・普及を継続し、ミギワについて2022年3月に米国登録を取得する海外展開上の具体的進展があった。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「殺菌剤「トップジンM」の輸出向けが減少したものの、殺ダニ剤「ニッソラン」や殺虫剤「モスピラン」の輸出向けが増加したこと、また新規殺ダニ剤「ダニオーテ」の販売を開始したことなどにより、当累計期間の売上高は284億5千6百万円(前年同期比4.2%増)となりました。」
新規殺ダニ剤「ダニオーテ」の販売開始を継続して記載し、農業化学品事業の売上高は前年同期比4.2%増となった。新たな登録認可や上市完了の記載はない。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「新規自社開発農薬の販売が収益に寄与したものの、殺菌剤や除草剤の輸出向けが減少しました。」「殺菌剤は、新規殺菌剤「ピシロック」の輸出向けや新規殺菌剤「ミギワ」の販売を開始したものの、「パンチョ」の輸出向けの減少などにより、減収となりました。」「殺虫剤・殺ダニ剤は、殺虫剤「モスピラン」の輸出向けが減少したものの、新規殺ダニ剤「ダニオーテ」の販売を開始したことなどにより、増収となりました。」
ピシロック、ミギワ、ダニオーテなど新規農薬の販売を継続している。新たな登録認可や上市完了の記載はない一方、農業化学品事業では売上高176億800万円、営業利益1億2,300万円となり、営業利益は前年同期比79.2%減となった。 - FY2022-Q1前進有価証券報告書
「殺虫剤「モスピラン」の輸出向けが減少したものの、新規殺ダニ剤「ダニオーテ」などの増加により、当累計期間の売上高は88億6千万円(前年同期比3.6%増)となりました。」
新規殺ダニ剤「ダニオーテ」などの販売増加が農業化学品事業の増収要因として記載され、上市後の販売拡大が進んだ。 - FY2021前進有価証券報告書
「また、2020年10月より国内販売を開始した新規殺ダニ剤「ダニオーテ」、2021年2月より国内販売を開始した新規殺菌剤「ミギワ」の迅速な普及・拡販に取り組みます。」
ダニオーテに続き、ミギワも2021年2月から国内販売を開始した。NF-180は2020年7月に国内登録認可に至り、海外登録用試験を継続している。 - FY2021-Q3前進有価証券報告書
「殺虫剤「モスピラン」および除草剤「コンクルード」が増加したこと、また2020年10月より新規殺ダニ剤「ダニオーテ」の販売を開始したことなどにより、当累計期間の売上高は273億5百万円(前年同期比4.3%増)となりました。」
新規殺ダニ剤「ダニオーテ」について、2020年10月から販売開始という具体的な上市段階に進んだ。農業化学品事業の売上高は前年同期比4.3%増となった。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「広範囲の病害に有効な殺菌剤「イプフルフェノキン(NF-180)」のグローバルな開発が順調に推移しており、2020年7月14日に国内登録認可に至りました。今後は欧米をはじめとする海外各国での登録が予定されています。」
NF-180の2020年7月14日の国内登録認可と、海外各国での登録予定を前四半期に続き記載している。新たな登録完了の記載はない。 - FY2021-Q1前進有価証券報告書
「広範囲の病害に有効な殺菌剤「イプフルフェノキン(NF-180)」のグローバルな開発が順調に推移しており、2020年7月14日に国内登録認可に至りました。今後は欧米をはじめとする海外各国での登録が予定されています。」
NF-180について、2020年7月14日に国内登録認可に至り、海外各国での登録段階へ進んだ。 - FY2020再掲有価証券報告書
「新規殺菌剤「ピシロック」の拡販や新規殺ダニ剤「ダニオーテ」・新規殺菌剤NF-180の着実な開発推進・販売開始、及び既存製品の販売数量拡大に取り組みます。」
ピシロック、ダニオーテ(NA-89)、NF-180を含む新規農薬の開発・販売拡大方針を継続している。新たな登録認可や上市完了の記載はない。 - FY2019前進有価証券報告書
「べと病やピシウム病に卓効を示す殺菌剤「ピカルブトラゾクス(NF-171)」につきましては、欧米をはじめとした海外開発を積極的に推進しております。用途には瓜類や葉菜類の茎葉散布と、とうもろこし等の種子処理が含まれます。また、新規の作用性を有する殺ダニ剤「アシノナピル(NA-89)」につきましては、国内上市に向けた準備を進めております。広範囲の病害に有効な殺菌剤「イプフルフェノキン(NF-180)」の開発も順調に推移しており、各種登録用試験をグローバルに実施中です。」
NF-171は海外開発を推進、NA-89は国内上市準備、NF-180はグローバルな登録用試験の段階に進んでいる。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「2017年度に販売を開始した新規殺菌剤「ピシロック」類の普及活動や、既存製品の販売活動を積極的に推進したものの、原燃料価格の上昇の影響を受けました。」
新規殺菌剤「ピシロック」類は販売開始後の普及活動を継続している。新たな登録認可や上市などのマイルストーンは記載されていない。 - FY2018前進有価証券報告書
「新規自社開発農薬につきましては、べと病、ピシウム病に卓効を示す殺菌剤「ピカルブトラゾクス(NF-171)」が、平成29年1月の芝用登録認可に続き、平成29年7月に食用登録認可を受け、平成29年度中に無事上市を果たしました。また、海外開発も積極的に進めております。新規の作用性を有する殺ダニ剤「アシノナピル(NA-89)」につきましても順調に開発が進んでおり、平成29年2月に国内登録申請を完了し、平成31年の登録認可を目指しております。」
NF-171は食用登録認可を取得し、平成29年度中の上市を果たした。NA-89は国内登録申請後、平成31年の登録認可を目指す段階にあり、NF-180等の開発も継続している。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「開発中であった新規農薬原体「ピカルブトラゾクス(NF-171)」を含む殺菌剤3製剤の食用分野での登録が、平成29年7月に認可となりました。今後、商品名「ピシロック フロアブル」として園芸分野に、同じく「ナエファイン フロアブル/粉剤」として水稲分野へ販売を開始いたします。」
NF-171を含む殺菌剤3製剤について、平成29年7月に食用分野の登録認可を取得し、園芸・水稲分野での商品販売開始段階に進んだ。 - FY2017前進有価証券報告書
「新規自社開発農薬につきましては、べと病、ピシウム病に卓効を示す殺菌剤「ピカルブトラゾクス(NF-171)」が、平成29年1月に芝用登録認可を受け、食用でも近々登録認可見込で年内上市予定です。生産体制整備についても計画通り進んでおります。海外開発も積極的に進めております。新規の作用性を有する殺ダニ剤「アシノピル(NA-89)」につきましても順調に開発が進んでおり、平成29年2月に国内登録申請を完了し、平成31年の登録認可を目指しております。また、海外開発も決定いたしました。広範囲の病害に有効な殺菌剤「NF-180」の開発も順調に推移しております。」
NF-171は芝用登録認可を取得し年内上市を予定、NA-89は国内登録申請を完了し平成31年の登録認可を目指す段階に進んだ。NF-180も開発継続が確認された。 - FY2017-Q3前進有価証券報告書
「当社は、平成28年12月9日開催の取締役会において、当社の投資先であるCertis Europe B.V.社(以下、「Certis社」)の株式を追加取得し、持分法適用関連会社とすることを決議し、以下のとおり株式を取得しました。株式取得の時期 平成29年1月12日 取得後の持分比率 20.0%(追加取得前の持分比率15.0%)今回の株式取得を契機に、当社はCertis社を欧州における重要パートナーと位置付け、当社製品の拡販と、今後発売を予定している新規農薬の速やかなシェア拡大を図ります。」
Certis社の追加取得を平成29年1月12日に実施し、持分比率を15.0%から20.0%へ引き上げ、欧州での製品拡販と新規農薬のシェア拡大に向けた重要パートナーと位置付けた。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「また、2017年以降に順次販売開始を予定している新規農薬の開発に伴う研究開発費が、引き続き高い水準となりました。」
2017年以降の新規農薬の順次販売開始予定と、それに伴う高水準の研究開発費を再確認している。発売完了などの新たなマイルストーンは記載されていない。 - FY2016初出有価証券報告書
「農業化学品の分野では、新規農薬の開発が順調に進展しており、殺菌剤「NF-171」は2017年の発売を目指しております。また、これに続く殺ダニ剤「NA-89」及び殺菌剤「NF-180」につきましても、順次発売を目指して本格開発を進めております。」
NF-171の2017年発売、NA-89とNF-180の順次発売を目指す開発計画が示されている。