開発工数増加による納期ずれと採算性悪化
FY2020に初出。7回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q2。直近の記載は2026-03-31。
ヘッドウォータースがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。31社中9社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに1社。
- 2026-03-31削除経営計画終息を示唆
「前回資料に記載していた以下のリスク項目は、本資料の記載から除外しています。・開発工数の増加:AIエージェント・AI駆動開発の導入により開発工数を削減する体制が整い、リスクとしての重要性が低下したため」
開発工数の増加に関するリスクを資料から除外し、AIエージェント・AI駆動開発による工数削減を理由として、リスクとしての重要性が低下したと記載している。 - FY2022対処有価証券報告書
「なお、当連結会計年度は受注契約において損失が見込まれる契約がないため受注損失引当金を計上しておりません。」
受注契約に損失が見込まれず、当連結会計年度末に受注損失引当金を計上していない。過去の不採算案件に関する損失見込は当年度末時点で低減している。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「なお、当第2四半期連結会計期間は受注契約において損失が見込まれる契約がないため受注損失引当金を計上しておりません。」
受注契約について損失が見込まれる契約がなく、受注損失引当金を計上していないと記載している。これまで発生していた不採算案件・受注採算悪化について、当四半期会計期間末時点ではリスクが低減している。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「受注損失引当金 8,374」
受注損失引当金が8,374千円計上されており、前事業年度末の4,651千円から残高が増加している。不採算案件に関する損失見込が引き続き実績に反映されている。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「この主な要因は、収益が増加した事に伴い、外注加工費、労務費等も増加したこと、及び一部不採算案件が発生したことによるものであります。」
一部不採算案件が発生し、売上原価増加と売上総利益率低下の要因として実績に現れている。開発工数増加による採算性悪化リスクが具体化したものとして記載している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「一方で顧客からのAI実装における要求は高くなっており、より高度な機械学習モデルやAIエンジンの作成、業界初の試みを行う案件が増えてきております。これは、将来的なストックビジネスへ繋がりを見せるものの、短期的には該当案件に対する人員の増加となり、売上を伸ばせず利益率が低下しております。」
顧客要求の高度化に伴い、より高度な機械学習モデルやAIエンジンの作成、業界初の試みを行う案件が増加し、短期的に人員が増加した結果、売上を伸ばせず利益率が低下したと記載している。既存の開発工数増加・採算性悪化リスクの具体的な発生として整理する。 - FY2020初出有価証券報告書
「仕様の大幅な変更、不具合の発生等、当初想定通りの品質が確保できない場合など、予期し得ない事由の発生等により開発工数が増加することで、当初の納入予定日が変更となり、開発工数増加による採算性悪化や、売上及び利益の計上が翌四半期あるいは翌事業年度に期ずれする可能性があります。」
仕様変更や不具合などによる開発工数増加、納期変更、採算性悪化、売上・利益の期ずれをリスクとして記載している。