IT・コンサルティング人材の採用競争と社外流出
FY2018に初出。7回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。108社中34社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに102社。
- FY2024再掲有価証券報告書
「労働市場における人材獲得の競争激化による人材採用の失敗や人材流出、人材育成計画の未達成等が生じた場合、当社の競争力の低下や事業拡大に対する制約、得意先に提供するサービスレベルの低下をもたらし、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
人材獲得競争、流出及び育成未達が競争力・事業拡大・サービス水準に影響するリスクを再確認している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「しかしながら、コンサルティングやIT関連の経験者の獲得競争が極めて激しくなっており、売上高の成長率はこれら経験者の採用計画の進捗に依る部分があります。」
経験者の採用競争を「極めて激しく」と表現し、売上成長が採用計画の進捗に依存するリスクを明示している。 - FY2022対処有価証券報告書
「当社は、優秀な人材の採用、確保及び育成を全社的に重要な経営課題の一つと定め、コーポレート本部が主管となり採用活動、従業員の定着及び育成に対して優先的に経営資源の投下を行うことで、人材に関するリスクに対処しています。」
人材獲得競争のリスクに対し、コーポレート本部を主管とする採用・定着・育成への全社的な資源投入を明示している。従業員数も152名まで増加した。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「当社の要員不足をパートナー企業の増加で補おうとしたものの、パートナー企業においても人手不足の状況が続き、増員が進まなかったことにより前期に比べて外注費が減少し、売上原価は前期比16.0%減の1,569百万円となりました。」
人材獲得競争・不足のリスクについて、自社だけでなくパートナー企業でも人手不足が続き、増員が進まない事象が実際に発生したと記載している。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「また、中途採用は求職者が減少しているため、若干名の採用に留まりました。」
人材獲得環境に関するリスクについて、求職者減少により中途採用が限定されたという事象が実際に発生したと記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「IT及びコンサルティング業界における人材の争奪により、優秀な人材の採用・確保及び育成が計画通りに進まない場合や、優秀な人材の社外流出が生じた場合には、競争力の低下や事業規模拡大の制約、顧客に提供するサービスレベルの低下をもたらし、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。」
人材獲得競争、採用・育成の遅れ及び社外流出を、引き続き事業拡大・品質へのリスクとして記載している。 - FY2018初出有価証券報告書
「IT及びコンサルティング業界における人材の争奪により、優秀な人材の採用・確保及び育成が計画通りに進まない場合や、優秀な人材の社外流出が生じた場合には、競争力の低下や事業規模拡大の制約、顧客に提供するサービスレベルの低下をもたらし、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。」
人材争奪、採用・育成の遅れ、社外流出を競争力・成長・サービス品質へのリスクとしている。