ミドルウェア新規ライセンス販売の未受注と大型プロト開発案件の遅延
FY2016-Q2に初出。18回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2016-Q3。直近の記載はFY2023。
シリコンスタジオがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。9社中5社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに5社。
- FY2023再掲有価証券報告書
「ミドルウェアライセンス販売の売上高は、前期に計上した大型ライセンス契約の売上一括計上があったため減収にはなっております。」
大型ライセンス契約の計上時期・規模に依存した反動減リスクが通期でも表れている。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「ミドルウェアの売上高は、請負開発による売上は増加したものの前年同期に成約した大型ライセンス契約の穴を埋めるまでには至らず減収となりました。」
大型ライセンス契約の成約時期・売上規模に依存するミドルウェア販売の変動が、前年同期の大型契約の反動による減収として継続して表れている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「ミドルウェアの売上高は、自社ソフトウェアのライセンス契約が後ろ倒しになった影響から減収となりました。」
従来のライセンス契約・成約時期の遅延リスクが、自社ソフトウェアの契約後ろ倒しによる減収として再び具体化した。契約後ろ倒しは実際に発生している。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「ミドルウェアライセンス販売の売上高は、当第3四半期連結会計期間において成約した大型ライセンス契約の売上を一括計上したことにより大幅増収となりました。」
従来の案件長期化・成約遅延による販売リスクに対し、大型ライセンス契約の成約・売上一括計上により販売が大幅増収となった。 - FY2021対処有価証券報告書
「当連結会計年度におけるミドルウェアライセンス販売の売上高は、第4四半期連結会計期間に期ズレ案件が成約したことが寄与し増収となりました。」
期ズレ案件が第4四半期に成約し、従来の販売遅延・未受注リスクが売上増収として一部緩和された。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるミドルウェアライセンス販売の売上高は、評価期間の長期化等の影響により減収となりました。」
顧客評価期間の長期化によるミドルウェア販売の減収要因を再確認している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におけるミドルウェアライセンス販売の売上高は、お客様による評価期間の長期化等の影響により減収となりました。」
顧客評価期間の長期化によるミドルウェアライセンス販売の減収を年次でも再確認している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるミドルウェアライセンス販売の売上高は、新型コロナウイルス感染症等の影響により、お客様による評価に時間を要していることから減収となりました。」
従来の顧客評価長期化による期ずれ・販売未達リスクが、新型コロナウイルス感染症の影響を伴う減収として継続・具体化している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当連結会計年度においては、ミドルウェアライセンス販売の売上高については、第4四半期連結会計期間中に契約締結を見込んでいた海外ゲームデベロッパー向け案件にて契約が取り止めとなってしまったこと、及び別の案件にて契約締結までに時間を要し、期ズレの発生等により期初計画には届きませんでした。」
ミドルウェア販売の未受注・期ズレリスクが、海外案件の契約中止と通期計画未達として具体化した。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間においては、ミドルウェアライセンス販売の売上高については、顧客の評価の長期化等の影響で期ずれが生じたことにより減収となりました。」
従来からの案件長期化・期ずれリスクが、顧客評価の長期化によるミドルウェア販売の減収として再び具体化した。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当連結会計年度においては、ミドルウェアライセンス販売については、大型案件の獲得もあり、計画を上回り好調に推移しました。」
案件長期化等による従来の販売計画未達は、年次では大型案件獲得により計画超過となった状態を維持している。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間においては、ミドルウェアライセンス販売においては、大型案件の獲得もあり、計画を上回り好調に推移しました。」
従来の案件長期化等によるライセンス販売計画未達に対し、大型案件の獲得により当四半期累計では計画を上回った。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「ミドルウェアライセンス販売においては、案件長期化の影響等により計画を下回りました。」
案件長期化等によるミドルウェアライセンス販売の計画未達を継続して開示している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「ミドルウェアライセンス販売は、案件長期化等の影響により期ずれが生じたこと等により当初想定を下回りました。」
ミドルウェアライセンス販売について、案件長期化による期ずれと当初想定未達が引き続き発生している。 - FY2017悪化有価証券報告書
「ライセンス販売では、開発の長期化や開発受託案件の需要が成約まで至らなかったこと、導入コストの低い他社製品との競争激化、案件規模の縮小化などにより期初計画を大幅に下回りました。」
新規ライセンス販売の計画未達が通期でも継続し、案件長期化、需要未成約、低コスト製品との競争、案件規模縮小が明示された。 - FY2016悪化有価証券報告書
「ライセンス販売では、案件の長期化や開発受託案件の需要が具体化まで至らなかった事、導入コストの低い他社製品との競争激化、案件規模の縮小化などにより期初計画を大幅に下回りました。」
新規ライセンス販売の未達要因が継続し、案件長期化、需要の未具体化、低コスト他社製品との競争、案件規模縮小が通期業績に影響した。 - FY2016-Q3悪化有価証券報告書
「既存のミドルウェア及び保守サポート契約は継続したものの、新規ミドルウェアのライセンスについては、案件の開発期間の長期化や導入コストの低い他社製品との競争激化に伴い、当初見込んでいた販売が受注に至りませんでした。」
新規ライセンスの未受注が継続し、開発期間の長期化と低コスト他社製品との競争激化という要因が具体化した。非エンターテインメント向けでも大型案件が受注に至らず、計画を下回っている。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「当初見込んでいたミドルウェアの新規ライセンス販売が受注に至らなかったこと、一部の大型プロト開発案件について案件内容の見直しにより遅延することとなりました。」
見込んでいた受注未達と案件遅延が当四半期に実際に発生したと記載している。