借入契約の財務制限条項抵触リスク
FY2016に初出。7回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
ウェルス・マネジメントがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。54社中8社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに22社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当社グループが取引金融機関と締結しております一部の借入契約には、財務制限条項が付されており、当社グループは事業活動をするうえでこれらを遵守する必要があります。」
借入残高が増加する中、連結純資産、連結当期純利益、経常損益、DSCR及びLTV等に関する複数の財務制限条項を、対象借入・担保とともに具体的に開示している。 - FY2025財務制限条項の具体化有価証券報告書
「当社 金融機関 2社 59億円 2025年3月28日 2026年10月31日 有(仕掛販売用不動産)各事業年度の決算期の末日における連結及び単体の損益計算書上の経常損益につき2期連続して損失を計上しないこと、貸借対照表上の純資産の部の金額を0円以上に維持すること。」
新たな借入契約について、59億円の借入残高、返済期限、担保及び経常損益・純資産に関する財務制限条項を具体的に開示している。 - FY2022対処有価証券報告書
「前連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染症の影響等もあり当該条項の一部に抵触いたしましたが、取引金融機関との協議のうえ契約は継続しており、当連結会計年度においては、当該条項を遵守しております。」
前連結会計年度に発生した財務制限条項への抵触について、当連結会計年度は条項を遵守したと記載している。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染症の影響等もあり当該条項の一部に抵触いたしましたが、取引金融機関との協議の上、契約は継続しております。」
財務制限条項への抵触が実際に発生した一方、金融機関との協議を経て借入契約は継続している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「なお、今後万一当社及び当社グループが財務制限条項に抵触することとなった場合には、借入先金融機関からの請求により、当該借入についての期限の利益を喪失する可能性があり、当社グループの業績等に影響を与える可能性があります。」
借入契約の財務制限条項抵触時に期限の利益を喪失するリスクを引き続き開示している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社が取引金融機関と締結しております借入契約において、財務制限条項が付されており、当社及び当社グループは事業活動をするうえでこれらを遵守する必要があります。」
借入契約の財務制限条項と抵触時のリスクを引き続き開示している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社は取引金融機関と締結しております借入契約において、連結及び単体に係る財務制限条項が付されており、当社及び当社グループは事業活動をするうえでこれらを遵守する必要があります。」
抵触時の期限の利益喪失可能性を記載。