のれん・顧客関連資産の減損リスク
FY2021に初出。9回の記載のうち1回が「再掲」。直近の記載はFY2026-H1。
アプリックスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。91社中37社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに25社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「これは、のれんが4,086,408千円、その他の金融資産(流動)が938,569千円、営業債権及びその他の債権が607,688千円、使用権資産が520,542千円増加したこと等によるものです。」
グローバルキャスト取得に伴い、のれんが4,086,408千円増加し、連結貸借対照表上ののれん残高は4,865,677千円となった。のれん減損リスクの基礎となるエクスポージャーが拡大している。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「BRIDGE AD事業のサービスインについて当初計画から大幅に遅れが生じたことを踏まえ、BRIDGE AD事業に係る資金生成単位における資産グループの回収可能価額を測定した結果、減損損失80,139千円をその他費用に計上しております。」
BRIDGE ADのサービスイン遅延を受け、無形資産80,139千円の減損を計上した。また、MVNO/MVNEの契約ユーザー数減少を受け、のれん113,777千円の減損も計上した。 - FY2024のれん増加・無形資産減損計上有価証券報告書
「当該のれんについては、当連結会計年度末において当該資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を十分に上回っていることから、主要な仮定が合理的な範囲で変更されたとしても、それにより当該資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回る可能性は低いと予測しております。」
H2取得に伴いのれん425,250千円を追加認識し、のれん残高は893,046千円へ増加した。また、ストックビジネス事業の無形資産について17,968千円の減損損失を計上した。一方、のれんの回収可能価額は帳簿価額を十分に上回ると説明している。 - FY2024-H1のれん残高増加有価証券報告書
「資産につきましては、前連結会計年度末と比較して611,061千円増加し、3,884,469千円となりました。これは、のれんが955,644千円、営業債権及びその他の債権が185,434千円増加、現金及び現金同等物が545,431千円減少したこと等によるものです。」
株式会社H2の取得に伴い、のれんが前連結会計年度末の467,796千円から1,423,440千円へ増加した。取得によるのれん955,644千円が計上され、のれん・顧客関連資産の減損リスクに関するエクスポージャーの基礎となる残高が増加している。 - FY2023対処有価証券報告書
「当該のれんについては、当連結会計年度末において当該資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を十分に上回っていることから、主要な仮定が合理的な範囲で変更されたとしても、それにより当該資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回る可能性は低いと予測しております。」
IFRS適用後ののれん467,796千円について減損テストを実施し、回収可能価額が帳簿価額を十分に上回るため、主要な仮定が合理的な範囲で変動しても減損の可能性は低いと説明している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「将来キャッシュ・フローの見積りに係る主要な仮定は、不確実性が高く、事業計画との乖離が生じる可能性があります。事業計画との乖離が生じた場合、翌連結会計年度に減損損失が発生する可能性があります。」
SMC取得に伴うのれんおよび顧客関連資産について、償却後残高はのれん407,435千円、顧客関連資産91,427千円となり、事業計画との乖離時には翌年度に減損損失が発生する可能性があるとの説明を継続した。 - FY2021初出有価証券報告書
「将来キャッシュ・フローの見積りに係る主要な仮定は、不確実性が高く、事業計画との乖離が生じる可能性があります。事業計画との乖離が生じた場合、翌連結会計年度に減損損失が発生する可能性があります。」
SMC取得に伴うのれん467,796千円と顧客関連資産124,674千円について、事業計画との乖離により翌年度に減損損失が発生する可能性を開示した。