AI利活用における公平性・透明性・安全性・説明責任リスク
FY2019に初出。8回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載は2026-10-13。
三菱総合研究所がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。6社中1社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに3社。
- FY2024対処有価証券報告書
「当該リスクに対応するため、「生成AIガイドライン」を定め、これに基づく生成AIの効果的な利用を推進しております。また、最新の生成AIの普及状況や技術の進展を注視し、生成AIを最大限に活用するプロジェクトをお客様にご提案・ご提供することで、競争優位を維持するよう努めております。」
生成AIの誤情報、情報漏洩、著作権侵害及び事業機会喪失リスクに対し、生成AIガイドラインの制定と顧客向け活用提案を対応策として明示している。 - FY2023再定義有価証券報告書
「しかしながら、現段階では間違った結果となることも多く、また秘密情報の入力による情報漏洩、出力結果の著作権侵害等、利用方法を誤ると当社の調査結果の信頼性を毀損する可能性があります。一方で、生成AIが普及することにより、当社グループが受託して行っている調査業務や分析業務をお客様ご自身で行えるようになると、当社の事業機会や競争力が喪失する可能性もあります。」
AIの公平性・透明性・安全性等に関する従来のリスクに加え、生成AIの誤情報、秘密情報漏洩、著作権侵害及び受託調査業務の代替による競争力喪失を具体化している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
AI利活用における公平性・透明性・安全性・説明責任に関する既存リスクについて、重要な変更がないと記載している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
AI利活用における公平性・透明性・安全性・説明責任に関する既存リスクについて、重要な変更がないと記載している。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
AI利活用における公平性・透明性・安全性・説明責任に関する既存リスクについて、重要な変更がないと記載している。 - FY2019初出有価証券報告書
「AI等の利活用で求められる公平性や透明性、安全性及びそれらの説明責任への対応が不十分だった場合、当該事業の中断や利用者等からの損害賠償請求、当社グループの信用失墜が発生し、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
AI等の利活用事業について、公平性、透明性、安全性及び説明責任への対応不十分を原因とする事業中断、損害賠償及び信用失墜の可能性を新たなリスクとして記載している。