ChatGPTなど生成系AIの進展による事業影響と対応
FY2024に初出。6回の記載のうち3回が「前進」で、最初の「前進」はFY2025。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。31社中8社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに21社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「これらの技術の進化は、社会的な構造の改革を伴うものであり、かつ当社の関わるインターネット関連テクノロジー、データサービス分野にも大きな影響を及ぼすことが見込まれます。そのような環境の中、当社は独自の感性メタデータおよび感性AIの開発を進め、日本ならではの感性・感情情報を解釈することを強みとし、合わせて生成AIとの連携強化を進めます。」
生成AIの進展がデータサービス分野に大きな影響を及ぼすリスクを継続し、日本特有の感性・感情情報、独自データベース、感性AI、生成AI連携を対応策としている。 - FY2026-H1エンターテイメント領域への生成AI影響を明示有価証券報告書
「一方では生成AIをはじめとしたAI技術の進展は凄まじく、AIと人間の関係性においては、今後ますます課題と可能性の相反に向き合う状況が進むことが予想されています。それらのその影響はエンターテイメントというクリエイティブな領域にも今後ますます及んでくることが見込まれております。」
生成AI等のAI技術の進展について、人間との関係における課題と可能性に加え、エンターテイメントというクリエイティブ領域への影響を明示している。 - FY2025前進有価証券報告書
「当社は感性メタ含むドメインに特化した独自のデータベースでこれらの課題を解決します。さらに生成AIの大きな問題とされているハルシネーション(事実でない誤った回答)や回答の根拠の不透明性にも課題があります。当社の知識ベースの堅牢な推論手法を独自データベースと組み合わすことでこれら課題を解決し、根拠となる推論の透明性を担保し信頼性を確保します。」
生成AIの進展をリスクとして捉えつつ、ドメイン特化データベース、知識ベース推論、推論根拠の透明性による対応策を具体化している。 - FY2024初出有価証券報告書
「これらの技術の進化は、社会的な構造の改革を伴うものであり、かつ当社の関わるインターネット関連テクノロジー、データサービス分野にも大きな影響を及ぼすことが見込まれます。そのような環境の中、当社は独自の感性メタデータおよび感性AIの開発を進め、ハルシネーションと呼ばれる生成AIの課題である不正確な情報抽出の解決支援や人間の移ろいやすく曖昧な感性情報を解釈することを強みとし、生成系AIとの連携強化を進めます。」
生成系AIの進展がインターネット関連技術・データサービス分野に大きな影響を与える可能性をリスクとして初めて独立して記載し、ハルシネーションへの対応や感性AIとの連携強化を対処策として示している。