人材の確保・育成の未達
FY2016に初出。7回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
ウイルプラスホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。103社中28社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに26社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「自動車業界の構造変化、人材獲得競争の激化、労働市場の逼迫等により、必要な人材を十分に確保・育成できない場合や、人材の流出が進んだ場合には、店舗運営やサービス品質、新規出店、M&A後の事業運営等に支障が生じ、当社グループの業績及び成長戦略に影響を及ぼす可能性があります。」
人材不足・流出の影響範囲を、店舗運営、サービス品質、新規出店、M&A後の事業運営まで具体化し、採用費・人件費・教育費の上昇もリスクとして明示。 - FY2025再定義有価証券報告書
「当社グループは企業理念に基づき、人材の確保・育成に努めていますが、100年に1度の変革期において、人材獲得競争の一層の激化、人材の流出防止によるコスト上昇のリスクがあります。」
従来の採用・教育未達リスクが、変革期における人材獲得競争の激化と流出防止コストの上昇という人的資本リスクとして再整理された。 - FY2019削除有価証券報告書人材の確保・育成が対処すべき課題として記載される一方、前期までの採用未達・教育未達を独立したリスクとして示す記載は当年度の事業等のリスク欄から消えた。
- FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「一方で、店舗数増加等に伴う人員増により人件費や、人材確保のための採用費が増加しました。」
店舗数の増加に伴う人員増と人材確保のための採用費増加が実際に発生し、採用コスト増加リスクが顕在化。 - FY2018再掲有価証券報告書
「しかしながら、計画どおりに採用が進まない場合や、採用コストが増加する可能性があり、その場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
新規出店に必要な人材の採用未達・コスト増加、教育研修の未達を引き続きリスクとして記載。 - FY2017再掲有価証券報告書
「しかしながら、計画どおりに採用が進まない場合や、採用コストが増加する可能性があり、その場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
新規出店に必要な人員の採用未達・コスト増加、教育研修の未達を引き続きリスクとして記載。 - FY2016初出有価証券報告書
「しかしながら、計画どおりに採用が進まない場合や、採用コストが増加する可能性があり、その場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループにおいてはCS(顧客満足度)を重要視し、顧客満足度向上のための社員教育、研修を行っており、高度な専門性を必要とするメカニックにおいては、インポーターの研修制度を積極的に活用すること等により、十分な技能をもったメカニックの教育に注力しております。しかしながら、これら教育、研修が想定どおり進まなかった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
新規出店に伴う採用、採用コスト、社員教育、メカニック技能育成をリスクとして記載。