天然油脂市況・供給量・為替変動リスク
FY2016に初出。35回の記載のうち16回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q3。直近の記載は2026-09-18。
昭栄薬品がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。55社中38社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに8社。
- FY2026相場下落後に反転し販売価格は高値水準有価証券報告書
「また、仕入・販売価格に影響を及ぼす天然油脂(パーム油)相場価格は期初は前年の高値から下落しましたが、その後反転し、それに伴い販売価格も比較的高値水準で推移しました。」
天然油脂相場は期初に前年の高値から下落した後、年度中に反転した。販売価格は相場の反転に伴い比較的高値水準で推移し、前中間期の下落・回復局面から年間の変動経過が具体化された。 - FY2026-H1高値から下落後、直近で回復傾向有価証券報告書
「また、仕入・販売価格に影響を及ぼす天然油脂(パーム油)相場価格が前年の高値から下落基調で推移していましたが、直近では回復傾向となりました。」
天然油脂相場は前年の高値から下落基調で推移した後、直近では回復傾向となった。市況変動リスクは残るが、下落局面から変化している。 - FY2025-H1安値圏から反転し上昇基調有価証券報告書
「また、仕入・販売価格については、仕入・販売価格に影響を及ぼす天然油脂(パーム油)相場価格が上昇基調となり、一部原材料販売価格の押し上げ要因となりました。」
前年度に安値圏で推移していた天然油脂相場は上昇基調となり、一部原材料販売価格の押し上げ要因となった。相場変動リスク自体は残るが、低価格による販売価格下押しの局面から変化している。 - FY2024相場は安定も低価格帯で推移有価証券報告書
「2023年度の天然油脂相場(パーム油)価格は、1年を通し、比較的安定した相場となりましたが、仕入・販売価格は前年と比べると、低調な価格帯で推移しました。」
天然油脂相場は年間を通じて比較的安定した一方、前年より低い価格帯で推移し、仕入・販売価格と化学品事業の業績に影響した。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「また仕入・販売価格に影響を及ぼす天然油脂(パーム油)相場価格は前年度と比べ、大きく下落し、販売価格を押し下げることとなりました。」
天然油脂(パーム油)相場価格が前年度から大きく下落し、販売価格の押し下げ要因となった。相場変動リスクの影響が第3四半期累計の業績に現れている。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「また、仕入・販売価格については、仕入・販売価格に影響を及ぼす天然油脂(パーム油)相場価格が前年度と比較して大きく下落し、販売価格の押し下げ要因となりました。」
天然油脂(パーム油)相場価格が前年度比で大きく下落し、販売価格の押し下げ要因となった。化学品事業では数量・販売価格とも下落し、相場変動リスクの影響が上期業績に現れている。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「また、仕入・販売価格に影響を及ぼす天然油脂(パーム油)相場価格も世界経済の減速懸念からパーム油需要が低調となり、前年度と比較とすると大きく下落し、安値圏で推移しました。」
天然油脂(パーム油)相場が前年度から大きく下落し、安値圏で推移した。相場変動が仕入・販売価格と化学品事業の売上・利益に実際に影響している。 - FY2023天然油脂相場が高値から大幅下落し不安定化有価証券報告書
「また、2022年度の天然油脂相場(パーム油)価格は、過去最高値水準から短期間で大幅下落し、下期に入り、下げ止まったものの、不安定な相場となりました。それに伴い仕入・販売価格も上期は高値水準で推移していたものが下期に入り、値下げする商品が増えてきました。」
天然油脂相場は過去最高値水準から短期間で大幅下落し、下げ止まり後も不安定に推移した。仕入・販売価格の変動が年間を通じて実際に発生している。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「また仕入・販売価格に影響を及ぼすオレオケミカルを中心とした天然油脂相場価格は高値から下落基調で推移していましたが、下げ止まり、直近数か月は比較的安定して推移しました。」
天然油脂相場は高値から下落した後に下げ止まり、直近数か月は比較的安定したと記載している。価格下落による販売価格低迷の影響は一服したが、市況変動リスク自体は残っている。 - FY2023-Q2高値圏継続もピーク比下落・一部値下げ有価証券報告書
「販売価格については、天然油脂(パーム油)相場価格がピーク時と比べ下落基調となり、一部値下げをする商品も出始めましたが、堅調に推移しました。」
天然油脂相場価格は高値圏にありながらピーク時から下落基調となり、一部商品では値下げが始まった。仕入・販売価格の変動影響は継続している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「また、仕入・販売価格に影響を及ぼす天然油脂(パーム油)相場価格は高値圏で推移し、仕入・販売価格とも上昇しました。」
天然油脂(パーム油)相場が高値圏で推移し、仕入価格・販売価格の上昇として市況変動リスクが実際に現れている。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「2021年度の天然油脂相場(パーム油)価格は、一時8,000リンギットを超え、過去最高値をつける等、高騰化しました。それに伴い仕入れ・販売価格も上昇しました。」
天然油脂相場が一時8,000リンギット超の過去最高値となり、仕入れ・販売価格の上昇として市況変動リスクが実際に現れた。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「また、オレオケミカルを中心とした原材料価格(天然油脂相場価格)も上昇し、販売価格も上昇しました。」
天然油脂相場価格の上昇と販売価格の上昇が前四半期に続いている。原材料価格変動リスクは残るものの、低水準価格による販売価格低迷の影響は引き続き弱まっている。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「また、オレオケミカルを中心とした原材料価格(天然油脂相場価格)が上昇基調となり、販売価格も上昇しました。」
天然油脂相場価格の上昇基調と販売価格の上昇が続き、前年度からみられた原材料価格低下による販売価格低迷の影響が弱まった状態を再確認している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「また、自動車関連や繊維油剤関連の受注も好調に推移し、一部原材料価格(天然油脂相場価格)も上昇基調となり、販売価格も改善してきました。」
自動車関連・繊維油剤関連の受注が好調となり、低水準だった天然油脂相場価格は上昇基調へ転じ、販売価格も改善した。原材料価格変動リスクは残るものの、従来の低価格による販売価格低迷の影響は弱まったと記載している。 - FY2021上期低調後に天然油脂価格が上昇し販売価格も改善有価証券報告書
「また、仕入れ・販売価格では、2020年度の天然油脂相場(パーム油)価格は、直近では上昇に転じ改善してきましたが、上期は低水準で先行き不透明であったこともあり、一部原材料の仕入れ・販売価格は低調となりました。」
天然油脂価格は上期の低水準から年度末にかけて上昇へ転じ、販売価格も改善したと記載している。一方、上期の低価格と主要得意先の受注減の影響が残り、化学品事業は通期で減収減益となった。 - FY2021-Q3原材料価格が低水準から上昇基調へ転換有価証券報告書
「ただ、自動車関連や繊維油剤関連の受注に回復の兆しも見えており、販売価格に影響を及ぼす一部原材料価格(天然油脂相場)も上昇基調となってきました。」
自動車関連・繊維油剤関連の受注に回復の兆しが見られ、一部原材料価格も低水準から上昇基調へ転じたと記載している。一方、化学品事業の売上高は前年同期比10.9%減、セグメント利益は25.1%減であり、需要低迷の影響は残っている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「化学品事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、一部除菌関連(消毒液やハンドソープ等)の原材料需要は伸びたものの、取扱数量の多い自動車関連や繊維油剤関連等の主要得意先からの受注(原材料販売)が大きく落ち込みました。また、販売価格についてもオレオケミカルを中心とした原材料価格(天然油脂相場価格)が低水準で推移したことで低迷しました。この結果、化学品事業に係る当第2四半期連結累計期間の売上高は6,988,484千円(前年同四半期比14.7%減)、セグメント利益は74,936千円(前年同四半期比43.4%減)となりました。」
主要得意先からの受注が大きく落ち込み、天然油脂相場価格の低水準により販売価格も低迷した。化学品事業は売上高14.7%減、セグメント利益43.4%減となり、原材料市況・需要変動リスクの影響がさらに明確化した。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「化学品事業におきましては、国内主要得意先の生産・販売活動が低調となり、一部原材料価格(天然油脂相場価格)も低水準で推移したことで販売価格は低迷しました。また、中国での環境規制に伴う一部取扱商品の供給不足等の問題も改善されませんでした。この結果、化学品事業に係る当連結会計年度の売上高は15,985,562千円(前連結会計年度比11.5%減)、セグメント利益は231,361千円(前連結会計年度比28.9%減)となりました。」
天然油脂相場価格の低水準による販売価格低迷、中国の環境規制に伴う供給不足、主要得意先の低調が続き、化学品事業の売上高は11.5%減、セグメント利益は28.9%減となった。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「こうした中、当社グループとして化学品事業におけるオレオケミカルを中心とした既存得意先への拡販・拡充、新規取引先の開拓、国内外での新興化学品の販売拡大に取り組みましたが、国内主要得意先からの受注減の影響や低水準で推移する一部原材料価格(天然油脂相場価格)等の影響を大きく受けることとなりました。これらの結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高は13,579,571千円(前年同四半期比12.8%減)、営業利益は124,655千円(前年同四半期比47.7%減)となり」
国内主要得意先からの受注減、天然油脂相場価格の低水準などの影響が継続し、全社売上高は前年同期比12.8%減、営業利益は47.7%減となった。原材料市況・供給面等のリスクが業績に実際に現れている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「化学品事業におきましては、国内主要得意先の生産・販売活動が低調となり、受注減となりました。また、一部原材料価格(天然油脂相場価格)の低水準で推移することで販売価格が伸び悩み、その他中国での環境規制に伴う一部取扱商品の供給不足等の問題も改善されませんでした。」
原材料価格の低水準による販売価格の伸び悩み、中国の環境規制に伴う供給不足の未改善に加え、国内主要得意先からの受注減が発生した。化学品事業の売上高は12.0%減、セグメント利益は20.8%減となった。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「しかし、一部原材料価格(天然油脂相場価格)の下落の影響や中国での環境規制に伴う取扱商品の供給不足等が依然続きました。これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は4,497,372千円(前年同四半期比16.4%減)、営業利益は29,127千円(前年同四半期比65.5%減)となりました。」
天然油脂相場価格の下落と中国の環境規制に伴う取扱商品の供給不足が続き、全社売上高は16.4%減、営業利益は65.5%減となった。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「化学品事業におきましては、国内主要得意先の生産・販売活動は概ね堅調に推移し、品種別では高級アルコール、界面活性剤等の数量は増加しました。しかし、一部原材料価格(天然油脂相場価格)の下落や運送費等の高騰化、中国での環境規制に伴う取扱商品の供給面での影響を受けることになりました。この結果、化学品事業に係る当連結会計年度の売上高は18,072,569千円(前連結会計年度比0.4%減)、セグメント利益は325,176千円(前連結会計年度比17.5%減)となりました。」
天然油脂相場価格の下落、運送費等の高騰、中国の環境規制に伴う取扱商品の供給面への影響が実際に発生し、化学品事業のセグメント利益は17.5%減少した。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「ただ、利益面では一部原材料価格(油脂相場価格)の変動や運送費等の高騰化による影響を受けることになりました。」
一部原材料価格(油脂相場価格)の変動や運送費等の高騰が化学品事業の利益に実際に影響している。化学品事業のセグメント利益は前年同期比15.2%減となった。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「ただ、利益面では一部原材料の価格変動の影響を受け、利益率が若干低下することになりました。」
一部原材料の価格変動が化学品事業の利益率を実際に押し下げた。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「利益面につきましては、一部原材料の価格変動の影響を受け、利益率が若干低下することとなりました。」
一部原材料の価格変動が化学品事業の利益率を実際に押し下げた。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「日用品事業におきましては、冷蔵庫脱臭剤や洗濯槽洗剤をはじめとする一部商品の販売は堅調なものの、売れ行き全体では低調な推移が続きました。また利益面でも原材料や運送費等の高騰化の影響を受け、低調となりました。」
原材料や運送費等の高騰が日用品事業の利益に実際に影響し、売上高は前年同期比6.6%減、セグメント利益は18.4%減となった。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「日用品事業におきましては、冷蔵庫脱臭剤・洗濯槽洗剤をはじめとする既存商品の一部商品の販売は堅調なものの、売れ行き全体では依然低調な推移が続き、利益面では原材料や運送費等の高騰化の影響を受けました。」
原材料や運送費等の高騰が日用品事業の利益に実際に影響したと記載しており、原材料市況等の変動リスクが継続して顕在化している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「ただ、一部の原材料価格の高騰の影響等もあり、利益を押し下げることになりました。」
原材料価格の高騰が化学品事業の利益を実際に押し下げたと記載している。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「ただ、一部の原料価格が高騰化しており、利益率を押し下げる要因となりました。」
原料価格の高騰が実際に化学品事業の利益率を押し下げており、原料市況変動リスクが業績に現れている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「企業収益は改善に足踏みが見られる一方で、中国を始めとするアジア新興国や資源国等の景気減速、並びに英国のEU離脱問題等による欧州不安再燃の懸念等は依然として払拭されず、景気の先行きは不透明な状況で推移しました。」
景気減速、欧州不安、為替等を含む外部環境の不透明感が引き続き示されているが、リスクについて重要な変更はないとしている。 - FY2017-Q1悪化有価証券報告書
「円高にともなう企業収益の下振れ懸念が強まり、中国をはじめとするアジア新興国の景気減速懸念に加え、英国のEU離脱問題が一層の円高・株安要因となり、景気の先行きは不透明な状況で推移しました。」
円高による企業収益下振れ懸念が強まり、為替・景気面の外部環境が悪化方向にあると説明している。 - FY2016初出有価証券報告書
「オレオケミカル分野に係る化学品等の需要動向、パーム油等の天然油脂の市況変動及び為替変動の影響を受けており、また当該分野の商品については、天然油脂の原材料であるアブラヤシ等の天候不順等による不作の影響を受けることがあります。」
天然油脂の価格、需要、為替、天候不順による不作が、マージンや供給量に影響する可能性を示している。