景気・金利・販売価格・競争環境の変動リスク
FY2017に初出。24回の記載のうち12回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018-Q1。直近の記載は2026-05-29。
グローバル・リンク・マネジメントがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。70社中30社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに28社。
- FY2023再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におきましては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果、また新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症に移行したことによる規制の緩和やインバウンド需要の回復、個人消費の持ち直し等、国内経済活動の正常化が進みました。一方で、原材料価格、エネルギー価格の高騰や物価上昇の継続、また世界的な金融引き締めの影響など、世界経済は依然として先行き不透明な状況が続いており引き続き注意を要する状況にあります。」
国内経済活動の正常化を示す一方、原材料・エネルギー価格高騰、物価上昇及び世界的な金融引き締めによる不透明感を継続して記載している。 - FY2023-Q3国内経済の正常化と外部環境リスクが併存有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症に移行したことによる規制の緩和やインバウンド需要の回復、個人消費の持ち直し等、国内経済活動の正常化が進んでおります。一方で、原材料価格、エネルギー価格の高騰や物価上昇は継続しており、また、海外主要各国の景気減速や金利上昇の影響がリスク要因となり、世界経済は依然として先行き不透明な状況が続いており、引き続き注意を要する状況にあります。」
感染症規制緩和、インバウンド需要回復及び個人消費持ち直しによる国内経済活動の正常化を示す一方、原材料・エネルギー価格高騰、物価上昇、海外景気減速及び金利上昇による先行き不透明感を継続して記載している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「一方で、ロシア・ウクライナ情勢に起因する資源価格の高騰や物価上昇は継続しており、また、海外主要各国の景気減速や金利上昇の影響がリスク要因となり、依然として先行き不透明な状況が続いており引き続き注意を要する状況にあります。」
国内経済の景気回復の動きが示される一方、従来の資源高・物価上昇に加え、海外主要各国の景気減速及び金利上昇をリスク要因として追加的に記載している。 - FY2023-Q1景気回復の動きと資源高・円安による不透明感が併存有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済状況は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための行動規制が緩和され、加えて2023年5月には感染症法5類への引き下げが決定し、国内の経済活動は緩やかな景気回復の動きが見られました。一方で、ロシア・ウクライナ情勢に起因する資源価格の高騰や物価上昇は継続しており、また、日米金利差拡大を受け、急激な円安進行を背景としたインフレ懸念が生じる等、依然として先行き不透明な状況が続いており引き続き注意を要する状況にあります。」
行動規制緩和や感染症法上の扱い変更を背景に国内経済の緩やかな回復が示された一方、資源高、物価上昇、円安及びインフレ懸念による先行き不透明感は継続している。 - FY2022-Q3行動制限緩和で正常化の動きと外部不透明感が併存有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済状況は、新型コロナウイルス感染症対策の行動制限緩和により、個人消費を中心とした経済活動正常化に向けた動きが見られました。しかしながら、ウクライナ情勢等を受けた資源価格上昇、日米金利差拡大を受けた円安進行による物価上昇等の影響により依然予断を許さない状況であります。」
行動制限緩和による経済活動正常化の動きが示された一方、ウクライナ情勢、資源価格上昇、円安及び物価上昇により、外部環境の不透明感が引き続き記載されている。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済状況は、ウクライナ情勢等を受けた資源価格上昇、日米金利差拡大を受けた円安進行による物価上昇、新型コロナウイルス感染症の拡大や供給制約等の影響により依然予断を許さない状況であります。」
ウクライナ情勢、資源価格上昇、円安・物価上昇、感染症及び供給制約による不透明な外部環境を継続して記載している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「依然新型コロナウイルス感染症の影響が続いており、またウクライナ情勢、やや急激な円安の影響による原材料価格の高騰等も加わって先行き不透明感が増しております。」
従来の景気・金利・販売価格等の外部環境リスクに加え、ウクライナ情勢、急激な円安及び原材料価格高騰により先行き不透明感が増したと説明している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社の主力事業である不動産ソリューション事業は、景気動向、金利動向、競合による供給過剰による販売価格の下落、不動産関連税制等の影響を大きく受ける傾向があります。」
景気、金利、競争、販売価格及び不動産関連税制の変動が顧客需要や業績に影響する外部環境リスクを継続している。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「首都圏投資用マンション市場においては、2021年上期(1~6月)の供給戸数は前年同期比4.8%増となっております。価格面では同期間の平均価格は3,125万円となり、前年同期の平均価格3,172万円より若干下落する結果となりました。以上の結果を総括しますと、若干の下落は見られるものの、高水準の販売価格は保たれたうえで供給戸数が増加する結果となっており、依然首都圏投資用マンション市場は活況を呈しているということができます。」
平均価格は前年同期比で若干下落したものの、高水準の販売価格が維持され、供給戸数は4.8%増加し、市場は活況と説明している。前四半期までの感染症等による市況不透明感に対し、市場環境の一部緩和を示している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「ワクチン接種の進捗等に伴い新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に和らいでいくことが期待される一方で、感染力の強いデルタ株が世界的に拡大を見せており、不確実性がより強まっている状況と言えます。」
ワクチン接種による影響緩和への期待を示す一方、感染力の強いデルタ株の世界的拡大により不確実性がより強まったと説明している。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「首都圏のマンション市場においては、2021年3月の新規マンション発売は前年同月比44.9%増の3,103戸となり、活況を呈し始めております。」「投資用不動産市場においては、近年の資産形成の一環としての投資用不動産に対する関心の高まりから個人投資家からの一定の需要は見込めるものの、新型コロナウイルス感染症終息への道筋はいまだに見えず、予断を許さない状況であります。」
首都圏の新規マンション発売は前年同月比44.9%増の3,103戸となり、市況に一部改善が見られると説明している。一方、投資用不動産市場では感染症の終息見通しが立たず、不透明さは残っている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症終息への動きがいまだ見通せない中、東京都の人口が転出超過に転じる動きも見られる等、当社グループを取り巻く経営環境も流動的であります。」
ワンルーム賃貸・投資需要は底堅いとする一方、感染症の終息見通しが立たず、東京都の人口転出超過も見られる流動的な環境を記載している。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「投資用マンション市場においては、東京23区を中心とした首都圏のワンルームマンションの賃貸需要は引き続き底堅く推移しています。また2020年上期(1~6月)に供給された首都圏の投資用マンションの平均価格・㎡単価はともに前年同期比で上昇しています(株式会社不動産経済研究所調べ)。このような状況の中で、良好な融資環境の下、投資家の需要も堅調に推移しています。ただし、新型コロナウイルス感染症の終息への道筋は依然見通せず、予断を許さない状況ではあります。」
賃貸需要、投資用マンションの平均価格・㎡単価、融資環境及び投資家需要は堅調と説明され、前四半期の市況悪化に比べて一部の市場環境が緩和した。一方、新型コロナウイルス感染症の終息見通しは立たず、リスクは残っている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「首都圏のマンション市場においては、2020年6月(単月)の新規マンション発売は前年同期比31.7%減の1,543戸となり、新型コロナウイルス感染症の流行による営業自粛で市況の悪化が鮮明になってきております(株式会社不動産経済研究所調べ)。投資用不動産業界においても、資産形成の一環としての投資用不動産に対する関心の高まりから個人投資家からの一定程度の需要は見込めるものの、個人投資家を取り巻く環境は不透明さを増しており、予断を許さない状況であります。」
新型コロナウイルス感染症の流行と営業自粛により、首都圏の新規マンション発売が前年同期比31.7%減の1,543戸となり、個人投資家を取り巻く環境も不透明化した。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「首都圏のマンション市場においては、2020年3月の新規マンション発売は前年同月比35.8%減の2,142戸となり、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響が出始め減少しております(株式会社不動産経済研究所調べ)。投資用不動産業界においても、資産形成の一環としての投資用不動産に対する関心の高まりから個人投資家からの一定程度の需要は見込めるものの個人投資家を取り巻く環境は不透明さを増しており、予断を許さない状況であります。」
新型コロナウイルス感染症の拡大により、首都圏の新規マンション発売が前年同月比35.8%減となり、個人投資家を取り巻く環境も不透明化した。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「また2019年上期(1~6月)に供給された首都圏の投資用マンションの平均価格・㎡単価は前年同期に比べ共に下落していますが(株式会社不動産経済研究所調べ)、直近数年間の期間で見ると首都圏の投資用マンションの平均価格・㎡単価は共に上昇傾向にあります。このような傾向があるものの、良好な融資環境の下、投資家の需要も堅調に推移しています。」
投資用マンションの平均価格・㎡単価は前年同期比で下落した。ただし、長期的には上昇傾向であり、良好な融資環境下で投資家需要は堅調と説明している。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「投資用マンション市場においては、東京23区を中心とした首都圏のワンルームマンションの賃貸需要は引き続き底堅く推移しています。また首都圏の投資用マンションの分譲単価・平均価格共に上昇傾向にあるものの、良好な融資環境の下、投資家の需要も堅調に推移しています。」
東京23区を中心とする賃貸需要と投資家需要が堅調で、融資環境も良好との市場環境を記載している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「不動産業界においては、投資用アパートへの融資姿勢の引き締まりから貸家の住宅着工が減少傾向にあるものの、持家や分譲住宅は持ち直し後の増加傾向を維持しています。」
投資用アパートへの融資姿勢の引き締まりと貸家住宅着工の減少傾向を、引き続き不動産市場の環境として記載している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「不動産業界においては、住宅投資は、貸家の新設住宅着工が金融機関の融資姿勢の厳格化や節税ニーズの需要一巡などを受け減少傾向となった一方、持家と分譲住宅は持ち直し傾向をみせました。」
金融機関の融資姿勢厳格化等を背景に貸家の新設住宅着工が減少傾向となった市場環境を記載している。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「不動産業界においては、住宅投資は総じて弱含みで推移、なかでも金融機関が個人向け融資を見直している貸家は弱く、分譲住宅には底入れの兆しもみられるものの、引き続き予断を許さない状況です。」
住宅投資、とりわけ金融機関が個人向け融資を見直している貸家が弱含みで、分譲住宅も予断を許さない市場環境を記載している。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「不動産業界においては、用地取得・建築コスト上昇等を背景に、販売価格の上昇、投資利回りの低下、アパート分野における融資姿勢の引き締め等、注視すべき状況が見られます。」
既存の外部環境リスクについて、用地取得・建築コスト上昇、販売価格上昇、投資利回り低下、アパート分野の融資姿勢引き締めという具体的な状況を記載している。 - FY2017初出有価証券報告書
「主力事業である不動産ソリューション事業は、景気動向、金利動向、販売価格動向、競合による供給過剰による販売価格の下落、不動産関連税制等の影響を大きく受ける傾向があります。」
顧客の購買意欲や業績が、景気・金利・価格・競争・税制の変化に左右される外部リスクを示している。