SPPPグループの減損兆候と将来キャッシュ・フロー見積りリスク
FY2021に初出。5回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2022。直近の記載はFY2026。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2026対処有価証券報告書
「当連結会計年度において、AGA社の固定資産に関する減損テストを実施し、外部の専門家から入手した鑑定評価に基づき見積られた処分コスト控除後の公正価値を用いて、保有する固定資産の回収可能価額を算定した結果、処分コスト控除後の公正価値が帳簿価額を上回っていることから、減損損失の認識は不要と判断いたしました」
中国AGA社では中国事業環境の変化による減損兆候を認識したが、外部専門家の鑑定評価に基づく回収可能価額が帳簿価額を上回り、当年度の減損損失は認識しなかった。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「ALPHA INDUSTRY PUEBLA, S.A. DE C.V.及びALPHA ADVANCED AUTOMOTIVE PARTS CO.,LTD.については収益性が低下したため、のれん及び固定資産を減損処理しております。」
ALPHA ADVANCED AUTOMOTIVE PARTS CO.,LTD.およびALPHA INDUSTRY PUEBLA, S.A. DE C.V.について収益性低下に伴う固定資産・のれんの減損処理を行い、減損損失331百万円を計上した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「よって、当連結会計年度に両社に係る資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(545百万円)として特別損失に計上しました。」
SPPPグループを含むフランス子会社およびメキシコ子会社について、収益性低下により投資回収が見込めないとして、固定資産減損損失545百万円を実際に認識した。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「各社の割引後将来キャッシュ・フローについて新型コロナウイルス感染症、及び、ロシアによるウクライナ侵攻等の影響も加味して検討した結果、収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなったため、減損損失を認識することが適切であると判断いたしました。」
メキシコのALPHA Industry JaliscoおよびフランスのSociété de Peinture de Pièces Plastiques SASについて、収益性低下により投資回収が見込めなくなったとして、固定資産減損損失448百万円を実際に認識した。 - FY2021初出有価証券報告書
「上記のうち、自動車部品事業(欧州)セグメントに含まれるフランス共和国及びスロバキア共和国に所在する連結子会社(Société de Peinture de Pièces Plastiques SAS及びSPPP Slovakia s. r. o.:以下、この項「SPPPグループ」とする。)において有形固定資産1,008百万円及びのれん806百万円を含む無形固定資産1,545百万円を計上しております。SPPPグループは同グループ買収時に想定していた塗装技術の自動車ハンドル製品への展開による欧州の売上拡大の進捗が遅れていることに加え、当連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染症の影響により主要得意先の生産が一定期間停止したこと等もあり、継続的に営業損益がマイナスとなっていることから、減損の兆候が認められました。」
SPPPグループについて有形固定資産1,008百万円、のれん806百万円を含む無形固定資産1,545百万円を計上しており、売上拡大の進捗遅延と継続的な営業赤字から減損の兆候を認識した。ただし、割引前将来キャッシュ・フローが帳簿価額を上回ったため、当連結会計年度に減損損失は認識していない。