有利子負債増加と金利上昇による資金調達コストリスク
FY2017に初出。29回の記載のうち23回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018。直近の記載は2026-10-29。
野村不動産ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。143社中64社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに84社。
- FY2026有利子負債増加・負債指標低下有価証券報告書
「有利子負債残高(A) 1,545,305 1,599,365 有利子負債依存度(A/B) 57.5% 56.9% D/Eレシオ 2.1倍 2.0倍」
有利子負債残高は1兆5,453億05百万円から1兆5,993億65百万円へ増加し、支払利息も158億51百万円から188億56百万円へ増加した一方、有利子負債依存度とD/Eレシオは低下した。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「総負債は2,025,725百万円となり、前連結会計年度末に比べ90,596百万円増加いたしました。減少要因として支払手形及び買掛金(28,908百万円減)等の減少があった一方で、増加要因としてコマーシャル・ペーパー(90,000百万円増)、長期借入金(72,143百万円増)等の増加がありました。」
コマーシャル・ペーパーと長期借入金の増加により総負債が905億96百万円増加し、資金調達コストへのエクスポージャーが拡大した。リスクが実際に発生したことを示す金利負担の増加までは記載されていない。 е - FY2025悪化有価証券報告書
「有利子負債残高(A) 1,192,728 1,545,305 有利子負債依存度(A/B) 53.0% 57.5% D/Eレシオ 1.7倍 2.1倍」
有利子負債残高は1兆1,927億28百万円から1兆5,453億05百万円へ増加し、有利子負債依存度とD/Eレシオも上昇した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「総負債は1,590,280百万円となり、前連結会計年度末に比べ31,264百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金(36,306百万円減)、預り金(15,041百万円減)、前受金(12,539百万円減)が減少した一方で、有利子負債(93,398百万円増)が増加したことによるものであります。」
総負債は増加し、有利子負債も前年度末比933億98百万円増加した。資金調達コストへのエクスポージャーが拡大した。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「総負債は1,493,080百万円となり、前連結会計年度末に比べ38,124百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金(24,179百万円減)、未払法人税等(8,640百万円減)、並びに賞与引当金(5,226百万円減)が減少した一方で、有利子負債(78,499百万円増)が増加したことによるものであります。」
総負債は1兆4,930億80百万円、有利子負債は前年度末比784億99百万円増加した。資金調達コストへのエクスポージャーが拡大した。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「総負債は1,448,226百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,729百万円減少いたしました。これは主に、その他の固定負債(7,476百万円増)及び有利子負債(5,037百万円増)が増加した一方で、支払手形及び買掛金(20,202百万円減)が減少したことによるものであります。」
総負債は減少した一方、有利子負債は前年度末比50億37百万円増加し、資金調達コストへのエクスポージャーが拡大した。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「総負債は1,430,344百万円となり、前連結会計年度末に比べ24,612百万円減少いたしました。これは主に、有利子負債(8,290百万円増)が増加した一方で、支払手形及び買掛金(30,533百万円減)が減少したことによるものであります。」
総負債は減少した一方、有利子負債は前年度末比82億90百万円増加し、資金調達コストへのエクスポージャーが拡大した。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「総負債は1,424,559百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,451百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金(47,514百万円減)、預り金(30,912百万円減)、未払法人税等(20,000百万円減)、並びに未払金(16,472百万円減)が減少した一方で、有利子負債(124,503百万円増)が増加したことによるものであります。」
総負債は増加し、有利子負債は前年度末比1,245億03百万円増加した。資金調達コストへのエクスポージャーが拡大した。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「総負債は1,376,074百万円となり、前連結会計年度末に比べ43,032百万円減少いたしました。これは主に、有利子負債(51,238百万円増)が増加した一方で、支払手形及び買掛金(37,475百万円減)、預り金(30,817百万円減)並びに未払金(15,678百万円減)が減少したことによるものであります。」
総負債は減少したものの、有利子負債は前年度末比512億38百万円増加し、資金調達コストへのエクスポージャーが拡大した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「短期借入金 105,000 コマーシャル・ペーパー 29,000 1年内償還予定の社債 30,000 社債 130,000 長期借入金 762,177」
有利子負債残高は前年度末の約1兆227億35百万円から約1兆561億77百万円へ増加した。一方、自己資本比率は31.9%へ上昇した。 - FY2022有利子負債は増加、依存度は低下有価証券報告書
「有利子負債残高(A) 1,008,500 1,022,735 有利子負債依存度(A/B) 52.5% 50.1% D/Eレシオ 1.7倍 1.7倍」
有利子負債残高は1兆85億円から1兆227億35百万円へ増加した一方、総資産に対する依存度は52.5%から50.1%へ低下し、D/Eレシオは1.7倍で横ばいとなった。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「総負債は1,391,401百万円となり、前連結会計年度末に比べ56,445百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金(31,802百万円減)、並びに未払法人税等(11,642百万円減)が減少した一方で、有利子負債(99,325百万円増)が増加したことによるものであります。」
有利子負債は前年度末比993億25百万円増加し、総負債は1兆3,914億01百万円へ拡大した。短期借入金、コマーシャル・ペーパー等の増加により資金調達エクスポージャーが拡大した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「総負債は1,360,319百万円となり、前連結会計年度末に比べ25,363百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金(31,662百万円減)、並びに預り金(10,190百万円減)が減少した一方で、有利子負債(69,469百万円増)が増加したことによるものであります。」
有利子負債が前年度末比694億69百万円増加し、総負債も1兆3,603億19百万円へ増加した。貸借対照表上の資金調達エクスポージャーが拡大した。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「短期借入金 87,000 100,500 コマーシャル・ペーパー - 20,000 社債 160,000 160,000 長期借入金 751,500 747,843」
短期借入金とコマーシャル・ペーパーの増加により、有利子負債残高は前年度末の約1兆85億円から約1兆283億円へ増加した。長期借入金はやや減少した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「有利子負債残高(A) 870,000 1,008,500 有利子負債依存度(A/B) 48.3% 52.5% D/Eレシオ 1.6倍 1.7倍」
有利子負債残高は8,700億円から1兆85億円へ増加し、有利子負債依存度とD/Eレシオも上昇した。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「総負債は1,293,732百万円となり、前連結会計年度末に比べ57,578百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金(67,318百万円減)が減少した一方で、有利子負債(159,000百万円増)が増加したことによるものであります。」
有利子負債は前年度末比1,590億円増加し、総負債は1兆2,937億32百万円となった。資金調達コストへのエクスポージャーが拡大した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「総負債は1,287,497百万円となり、前連結会計年度末に比べ51,344百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金(66,915百万円減)、預り金(23,803百万円減)並びに未払法人税等(11,397百万円減)が減少した一方で、有利子負債(155,500百万円増)が増加したことによるものであります。」
有利子負債は前年度末比1,555億円増加し、総負債は12兆8,749億97百万円となった。前年度末からの有利子負債増加が継続している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「これは主に、支払手形及び買掛金(65,843百万円減)並びに預り金(17,024百万円減)が減少した一方、有利子負債(159,500百万円増)が増加したことによるものであります。」
有利子負債が前年度末比1,595億円増加し、総負債は1兆3,066億23百万円となった。自己資本比率も29.7%へ低下した。 - FY2020対処有価証券報告書
「有利子負債残高(A)914,000 870,000 有利子負債依存度(A/B)51.9% 48.3% D/Eレシオ 1.7倍 1.6倍」
有利子負債残高は9,140億円から8,700億円へ、D/Eレシオは1.7倍から1.6倍へ低下した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「総負債は1,272,643百万円となり、前連結会計年度末に比べ54,750百万円増加いたしました。これは主に、借入金(60,000百万円増)が増加したことによるものであります。」
借入金が前年度末比600億円増加し、総負債も1兆2,726億43百万円へ増加した。資金調達コストへのエクスポージャーが拡大した。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
有利子負債増加と金利上昇による資金調達コストリスクについて、重要な変更はないと記載した。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
有利子負債増加と金利上昇による資金調達コストリスクについて、重要な変更はないと記載した。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「総負債は1,218,810百万円となり、前連結会計年度末に比べ60,693百万円増加いたしました。これは主に、未払法人税等(12,848百万円減)ならびに支払手形及び買掛金(10,347百万円減)が減少した一方で、長期借入金(60,000百万円増)及び短期借入金(21,600百万円増)が増加したことによるものであります。」
長期借入金が600億円、短期借入金が216億円増加し、総負債は前年度末比606億93百万円増加した。有利子負債・資金調達コストへのエクスポージャーがさらに拡大した。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「総負債は1,191,390百万円となり、前連結会計年度末に比べ33,273百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金(13,323百万円減)が減少した一方で、長期借入金(48,500百万円増)が増加したことによるものであります。」
長期借入金が前連結会計年度末から485億円増加し、総負債も332億73百万円増加した。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「総負債は1,161,385百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,268百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金(20,624百万円減)ならびに未払法人税等(12,842百万円減)が減少した一方で、長期借入金(49,500百万円増)が増加したことによるものであります。」
長期借入金が495億円増加し、総負債も前年度末比32億68百万円増加した。資金調達コスト・有利子負債エクスポージャーが拡大した。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当連結会計年度末における当社グループの有利子負債残高は、前連結会計年度末比67,700百万円増の877,800百万円(対総資産52.5%、前連結会計年度末比1.6ポイント増)となりました。」
有利子負債残高は8,778億円、総資産に対する比率は52.5%、D/Eレシオは1.8倍へ上昇した。長期・固定借入を主とする金利上昇対応は継続している。 - FY2017初出有価証券報告書
「当連結会計年度末における当社グループの有利子負債残高は、前連結会計年度末比88,200百万円増の810,100百万円(対総資産50.9%、前連結会計年度末比2.3ポイント増)となりました。」
長期・固定借入を主とする対応を記載しつつ、市中金利上昇による資金調達コスト増加をリスクとして開示した。D/Eレシオは1.7倍となった。