新型コロナウイルス感染症による内外経済への影響
FY2020に初出。15回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
- FY2025再掲有価証券報告書
「感染症のパンデミックが発生した場合、生産国のロックダウンや国内における行動抑制や感染拡大によって当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルスに限定しない感染症パンデミックについて、生産国のロックダウンや国内行動抑制を通じた業績影響リスクを継続して開示している。 - FY2024後退有価証券報告書
「なお、新型コロナウイルス感染症が当社に与える影響につきましては、感染拡大により接触機会を減らす新しい生活様式における購買手段として当社の属するEコマース市場が定着してきており、事業全体への大きな影響はなく、財政状態及び経営成績に与える影響は軽微であるとの仮定をもとに、会計上の見積りを行っております。」
感染症の事業全体及び財政状態・経営成績への影響を軽微とする認識が示され、従来の重大な影響への警戒から表現が弱まった。 - FY2023後退有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症は収束の動きがあるものの、商品入荷遅延等のこれまでの影響は、今後も継続すると見込まれます。」
感染症自体については収束の動きがあるとの表現となった一方、商品入荷遅延等の影響は継続する見通しとされた。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「一方で海外販売では、イベントは好調だったものの、新型コロナウイルス感染症によるロックダウンの影響が継続し、返品や注文のキャンセルが相次いでおり、売上は前年同期比74%と大きく下回りました。先行きについては、不透明で厳しい状況が継続する見込みです。」
新型コロナウイルス感染症によるロックダウンの影響が海外販売で継続し、返品・注文キャンセルと前年同期比74%の売上水準として記載された。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「また海外販売では、円安の僅かな恩恵は受けているものの第1四半期に引き続き、新型コロナウイルス感染症によるロックダウンの影響によって、返品や注文のキャンセルが発生しました。」
新型コロナウイルス感染症によるロックダウンの影響が、海外販売における返品・注文キャンセルの継続として実際に発生した。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「また海外販売では、新型コロナウイルス感染症によるロックダウンの影響が継続し、出荷の停止や注文のキャンセルが相次いでおり、売上は前年同期を下回り、先行きについても不透明で厳しい状況が継続すると見込まれます。」
新型コロナウイルス感染症によるロックダウンの影響が、海外販売の出荷停止・注文キャンセル・売上の前年同期割れとして実際に発生している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「また、新型コロナウイルス感染症の再拡によって、商品生産国のロックダウンによる商品入荷遅延、原油高騰による原材料や輸送のコストアップによる仕入原価や発送運賃の上昇など、先行き不透明な状況が継続することが見込まれ、当社事業に重要な影響を及ぼす可能性があります。」
感染症リスクについて、経済下振れだけでなく、商品入荷遅延、仕入原価・発送運賃の上昇を通じて事業に重要な影響を及ぼす可能性が明示された。 - FY2022-Q3後退有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和されつつあるものの、引き続き持ち直しの動きに弱さがみられます。」
新型コロナウイルス感染症による経済状況は徐々に緩和されつつあるとの表現となった一方、景気の持ち直しの弱さは継続している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「先行きについては、感染拡大の防止策を講じ、ワクチン接種を促進するなかで、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、感染拡大による下振れリスクの高まりに十分注意する必要があります。」
回復への期待を示す一方、感染拡大による内外経済の下振れリスクが高まっているとの記述に変化した。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当社が所属するEC業界では、総務省が2021年6月に発表した家計消費状況調査(二人以上の世帯)2021年4月分調査結果によると、ネットショッピング利用世帯割合は2021年以降横ばいながらも50%超と高い割合を維持しております。」
新型コロナウイルス感染症による内外経済の下振れリスクを引き続き示す一方、EC利用世帯割合は50%超の高水準を維持していると記載している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症が急拡大や長期化した場合には、将来の当社事業に重要な影響を及ぼす可能性があります。」
感染症リスクについて、感染の急拡大・長期化による将来事業への重要な影響と、交代勤務・感染者発生による出荷減少が明示された。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、社会・経済活動は依然として厳しい状況にありますが、持ち直しの動きもみられます。先行きについては感染拡大の防止策を講じつつ社会経済活動のレベルを引き上げていくなかで、各種政策の効果や海外経済の改善もあり、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、感染症が内外経済を下振れさせるリスクに十分注意が必要であり先行きは依然として楽観視できる状況ではありません。」
新型コロナウイルス感染症について、社会・経済活動の厳しさと持ち直しの動きを併記しつつ、内外経済を下振れさせるリスクと先行きへの警戒を継続している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、社会・経済活動は厳しい状況にありますが、緩やかに回復に向かう動きもみられ、先行きについては感染拡大の防止策を講じつつ社会経済活動のレベルを引き上げていくなかで、各種政策の効果や海外経済の改善もあり、持ち直しの動きが続くことが期待されるものの、終息時期が遷延し、当事業年度を通して影響が続く可能性も否定できない状況となっております。」
新型コロナウイルス感染症について、社会・経済活動の厳しさと回復への動きの双方を示しつつ、影響が当事業年度を通じて続く可能性を引き続き開示している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により急速な悪化が続いており、極めて厳しい状況で推移しました。先行き終息時期が見通せない現時点においては、当社への経営成績および財務状態に与える影響を見通すことは非常に困難ではありますが」
新型コロナウイルス感染症の影響が、内外経済の急速な悪化及び当社業績・財務状態への影響の見通し困難化として、より具体的に記載された。 - FY2020初出有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症が内外経済に与える影響に十分注意する必要があり、先行きは依然として不透明な状況で推移しました。」
新型コロナウイルス感染症が内外経済に与える影響を、先行き不透明要因として初めて明示している。