配送運賃値上げによるコスト負担と業績影響
FY2019-Q3に初出。12回の記載のうち6回が「再掲」。直近の記載は2026-10-09。
白鳩がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。26社中18社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに6社。
- FY2027-H1再掲有価証券報告書
「Eコマース市場におきましては、市場規模の拡大が継続する一方、仕入価格の高騰や物流コストの上昇に加え、新規参入の増加による事業者間の競争は一段と激化しています。」
市場規模が拡大する一方で、仕入価格及び物流コストの上昇が継続しており、物流・コスト負担の厳しさを再確認している。 - 2026-04-10再掲決算
「為替相場の変動による仕入価格の高騰、物流コストの上昇、新規参入の増加による競争激化など、事業環境は引き続き厳しい状況にあります。」
為替変動による仕入価格高騰と物流コスト上昇が、継続するコスト負担として再確認された。 - FY2025再掲有価証券報告書
「Eコマース市場におきましては、市場規模の拡大が続く一方、物流コストの上昇や円安による仕入価格の高騰、新規参入による競争激化など、事業環境は厳しさを増しており」
物流コストの上昇及び円安による仕入価格高騰を含むコスト負担が継続し、厳しい事業環境として再確認されている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「円安や、原油高騰による原材料や輸送のコストアップによる仕入原価の上昇の継続に加え、物流の2024年問題によって更なる発送運賃の上昇懸念など、先行きが不透明な状況は引き続き継続することが見込まれます。」
従来の配送費値上げリスクに加え、物流の2024年問題によるさらなる発送運賃上昇懸念が明示された。 - FY2022悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の再拡大によって、商品生産国のロックダウンによる商品入荷遅延、原油高騰による原材料や輸送のコストアップによる仕入原価や発送運賃の上昇など、先行き不透明な状況が継続することが見込まれます。」
配送運賃値上げリスクに加え、原油高騰による原材料・輸送コスト上昇と生産国ロックダウンによる入荷遅延がリスク要因として加わった。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「これは、配送料値上げによる負担増を吸収しきれなかったこと、人員増強により給料が増加したこと、本社移転直後に派生した物流システムの不具合や出荷オペレーションの停滞を解消するために増加した業務委託費及び本社物流センターの取得に伴い増加した減価償却費等によるものであります。」
配送料値上げによる負担増を吸収しきれず、販売費及び一般管理費の増加要因として実績化した。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「しかしながら、2018年8月より配送料が値上げとなったことによる費用負担増を経営努力で吸収しきれなかったこと」
配送運賃の値上げによる費用負担増が、経営努力で吸収しきれず営業損失の要因となった。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「しかし、昨年より続く運賃値上げによる影響、さらには業態を超えた企業間競争の激化などにより、引き続き厳しい環境が続きました。」
昨年から続く配送運賃値上げの影響が引き続き業績環境を圧迫していると記載された。 - FY2019悪化有価証券報告書
「昨今、この物流網の整備が追いつかず、配送費の値上げが発生しておりますが、今後、更に配送環境が悪化した場合は、更なる値上げや、配送スピードの悪化による消費者離れも発生することが想定され、当社の事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。」
配送費値上げが既に発生しており、さらなる値上げや配送スピード悪化による消費者離れまでリスク範囲が具体化した。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「配送業界からの運賃値上げへの対応、さらには業態を超えた企業間競争激化など、引き続き厳しい環境が続いており」
配送業界からの運賃値上げへの対応が課題となり、増額運賃の転嫁・消化が業績悪化要因として記載された。