新型コロナウイルス感染症による経済・小売環境への影響
FY2020に初出。17回の記載のうち8回が「後退」で、最初の「後退」はFY2023-Q1。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
- FY2026後退有価証券報告書
「また、世界的感染症の流行は、世界経済に大きな影響を与え、企業の経済活動を縮小させます。その場合には、当社の業績にも大きな影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症による具体的な影響の記述から、世界的感染症一般が生じた場合の可能性として整理され、リスク表現が一般化している。 - FY2025-Q1後退有価証券報告書
「コロナ禍を乗り越え、企業のかつてない高水準の賃上げや投資意欲など、社会経済には前向きな動きがみられました。」
新型コロナウイルス感染症による直接的な経済活動制限を強調する表現から、コロナ禍を乗り越えたとの認識と社会経済の前向きな動きを示す表現へ変化している。 - FY2024後退有価証券報告書
「当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行されたことにより、経済活動の正常化が進み、内需中心に景気は緩やかに回復に向かう一方、長期化したウクライナ問題、パレスチナ問題、また中国の景気後退や世界的な金融引き締めなどの影響により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
感染症による直接的な経済活動制限を強調する記述から、5類移行と経済活動の正常化・回復を示す記述へ変化している。一方、地政学・景気下振れリスクは継続している。 - FY2024-Q3後退有価証券報告書
「新型コロナウイルスの収束にともない、内需主導により、景気が緩やかに持ち直しました。」
新型コロナウイルス感染症による直接的な経済活動制限を強調する記述から、収束に伴う内需主導の景気持ち直しを示す記述へ変化している。 - FY2024-Q2後退有価証券報告書
「新型コロナウィルスの収束にともない、コロナ危機前の水準に回復できたものの、長期化したウクライナ問題、中国の景気後退、円安・ドル高及び物価高騰などの影響により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
感染症による経済活動への直接的な悪影響を示す記述から、コロナウイルス収束とコロナ危機前の水準への回復を示す記述へ変化している。 - FY2024-Q1後退有価証券報告書
「コロナ禍の収束にともない、経済活動は緩やかに持ち直しの動きがみられました。」
感染症による経済活動への直接的な悪影響を強調する記述から、コロナ禍の収束と経済活動の持ち直しを示す記述へ変化している。 - FY2023後退有価証券報告書
「また、世界的感染症の流行は、世界経済に大きな影響を与え、企業の経済活動を縮小させます。その場合には、当社の業績にも大きな影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症による具体的な経済活動制限の記述から、世界的感染症一般が生じた場合の可能性として整理され、リスク表現が一般化している。 - FY2023-Q1後退有価証券報告書
「世界各国が新型コロナウィルスとの共存を選び、規制緩和による回復が期待できるものの、ロシアのウクライナ侵攻により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
感染症による経済活動制限を直接強調する表現から、共存・規制緩和による回復期待を示す表現へ変化している。ただし、先行き不透明感は継続している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当事業年度におけるわが国経済は、世界規模での新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長期化したことにより、業種・業態によっては壊滅的な打撃を受けております。国際情勢について、高まる地政学リスクにより、ますます不安定さが増大し、先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症の長期化による経済活動への影響と、地政学リスクによる不透明感が継続していると記載している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「ワクチン接種によって新規感染者数は減少する傾向がありましたが、感染力の強いオミクロン株の感染が世界中に広がり、先行きはかつてない厳しい状況が続いております。」
ワクチン接種による新規感染者数の減少傾向を示す一方、感染力の強いオミクロン株の世界的拡大により、感染症リスクの先行きを「かつてない厳しい状況」と記載している。 - FY2022-Q2再定義有価証券報告書
「ワクチン接種によって回復への期待が高まっているものの、感染力の強い変異株等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
感染症リスクについて、ワクチン接種による回復期待を示す一方、感染力の強い変異株等による不透明感が続くという整理に変化している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「小売業界におきましては、新型コロナウイルス感染症による3度目の緊急事態宣言が発令され、個人消費の長期低迷などにより厳しい経営環境が続いております。」
感染症リスクについて、3度目の緊急事態宣言と個人消費の長期低迷が実際の小売環境として継続していると記載している。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「当事業年度におけるわが国経済は、世界規模での新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、経済活動が大幅に制限され、業種・業態によっては壊滅的な打撃を受けております。」
新型コロナウイルス感染症による経済活動の制限と業種・業態への重大な影響が、実際の経済環境として継続して現れている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「売上高については、前年同期をわずかに上回りました。新型コロナウイルス感染症の影響などにより、主要商材のファッションが不調でしたが、工具・メディア・ブランドが順調に推移しておりました。」
感染症の影響が主要商材であるファッションの不調として引き続き現れている一方、工具・メディア・ブランドは順調に推移したと記載している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「売上高については、前年同期をわずかに上回りました。新型コロナウイルス感染症の影響などにより、主要商材のファッションが不調でしたが、工具・メディア・貴金属が順調に推移しておりました。」
感染症の影響が主要商材であるファッションの不調として実際の売上動向に現れた一方、工具・メディア・貴金属は順調に推移したと記載している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「売上高については、一部の店舗で営業時間短縮や休業を実施したため、売上高が前年同期を下回りました。」
新型コロナウイルス感染症による店舗の営業時間短縮・休業が実際に行われ、売上高が前年同期を下回る影響として現れている。 - FY2020初出有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症はもはやパンデミックの様相を呈しており、世界経済・日本経済は大幅な下方屈折に向かっております。」
新型コロナウイルス感染症の拡大を、世界経済・日本経済および自社業績に影響し得る新たなリスクとして明示している。