日本製マスク生産の立ち上げ・歩留まり未改善リスク
FY2023-Q1に初出。12回の記載のうち5回が「対処」で、最初の「対処」はFY2024-Q1。直近の記載は2026-09-11。
アゼアスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに3社。
- 2026-09-11再掲決算
「事業立ち上げ期に生産し、販売に時間を要して一定期間経過したマスク製品等の在庫引当を前期に引き続き計上しております。」
マスク製品等の在庫評価影響は前期に続いて計上され、不採算リスクが継続している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「創業期に生産し、販売に時間を要して一定期間経過したマスク製品等を33,633千円評価減し売上原価に計上いたしました。」
日本製マスク等の立ち上げ後の不採算リスクについて、一定期間経過した製品の評価減33,633千円が発生し、通期の営業損失拡大要因となった。 - 2026-06-12悪化決算
「創業期に生産し、販売に時間を要して一定期間経過したマスク製品等を33百万円評価減し売上原価に計上いたしました。」
日本製マスク等のヘルスケア製品について、滞留した製品の評価減が実績化し、セグメント損失55百万円となった。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「その結果、売上高は153,721千円(前中間連結会計期間比66.5%増)、セグメント損失(営業損失)は23,933千円(前中間連結会計期間はセグメント損失12,204千円)となり、増収で、セグメント損失の計上となりました。」
日本製マスク等のヘルスケア製品事業は増収となったものの、営業損失が12,204千円から23,933千円へ拡大し、不採算リスクの実績影響が悪化した。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「ドラッグストアによるマスクの在庫調整も落ち着いてきており、工場では生産効率の向上に努めた結果、採算は改善傾向にありますが、春から夏にかけて需要が減少する例年どおりの推移となったため、当中間連結会計期間においても黒字化するまでには至らず、売上高は92,303千円(前中間連結会計期間比7.4%減)、セグメント損失(営業損失)は12,204千円(前中間連結会計期間はセグメント損失17,573千円)」
マスク生産の不採算リスクは残り黒字化には至っていないが、在庫調整が落ち着き、生産効率向上により営業損失は17,573千円から12,204千円へ縮小した。 - FY2024対処有価証券報告書
「生産効率の向上により前期と比べて改善傾向にはあるものの、当連結会計年度も黒字化するまでには至らず、売上高は120,478千円(前年同期比34.6%減)、セグメント損失(営業損失)は45,372千円(前年同期はセグメント損失74,782千円)となり」
日本製マスク生産の立ち上げに伴う不採算リスクは残るが、生産効率向上により営業損失は74,782千円から45,372千円へ縮小した。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期時点で黒字化するまでには至らず、売上高は114,323千円(前年同四半期比11.7%減)、セグメント損失(営業損失)は31,889千円(前年同四半期はセグメント損失72,556千円)となり、減収で、セグメント損失の計上となりました。」
日本製マスク生産の立ち上げに伴う不採算リスクは残り、黒字化にも至っていないが、営業損失は72,556千円から31,889千円へ縮小した。個人消費者向け販路の在庫調整、資材価格高騰、生産量調整は継続している。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期時点で黒字化するまでには至らず、売上高は99,692千円(前年同四半期比54.5%増)、セグメント損失(営業損失)は17,573千円(前年同四半期はセグメント損失57,373千円)となり、増収ですが、セグメント損失の計上となりました。」
日本製マスク生産の立ち上げに伴う不採算リスクは残るものの、売上高が増加し、営業損失は57,373千円から17,573千円へ縮小した。個人消費者向け販路では在庫調整が生じ、資材価格高騰も続いている。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「円安の進行等に伴う資材価格の高騰が主な要因となって、当第1四半期時点で黒字化するまでには至らず、売上高は82,508千円(前年同四半期は593千円)、セグメント損失(営業損失)は4,912千円(前年同四半期はセグメント損失37,120千円)となり、増収ですが、セグメント損失の計上となりました。」
マスク生産の立ち上げに伴う不採算リスクは残るものの、売上高が大幅に増加し、営業損失は37,120千円から4,912千円へ縮小した。一方、資材価格高騰の影響が続き、黒字化には至っていない。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「円安による輸入原材料費の上昇、労務費と経費の計画超過、中国のロックダウンに伴う資材調達停滞に起因する一時的な生産減少や歩留まりが改善途上にあることなど生産数の計画未達により、売上高は129,482千円(前年同四半期比660.3%増)、セグメント損失(営業損失)は72,556千円(前年同四半期はセグメント損失78,023千円)となり、増収ですが、セグメント損失の計上となりました。」
マスク生産の立ち上げ課題は継続しており、歩留まり改善途上に加えて、円安による原材料費上昇、労務費・経費の計画超過、生産数の計画未達が新たに具体化した。営業損失は前年同期比で縮小したものの、なお72,556千円を計上している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「操業開始後、本格的な稼働に向けた取り組みを進めている段階で、生産の歩留まり率が改善の途上であることから、売上高は64,511千円(前年同四半期は1,782千円)、セグメント損失(営業損失)は57,373千円(前年同四半期はセグメント損失51,766千円)となり、増収減益となりました。」
マスク生産の歩留まりはなお改善途上で、営業損失は前年同期の51,766千円から57,373千円へ拡大した。立ち上げ上の課題が引き続き実績に表れている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「操業開始後まもなく、本格的な稼働に向けた取り組みの途上で、現段階では生産の歩留まり率が上がっていないことにより、売上高は593千円(前年同四半期は売上高-千円)、セグメント損失(営業損失)は37,120千円(前年同四半期はセグメント損失23,345千円)となりました。」
マスク生産の操業開始後、歩留まり率が上がらず、営業損失が前年同期の23,345千円から37,120千円へ拡大した。生産立ち上げ上の課題が実績として表れている。