需要予測に基づく仕入れと過剰在庫
FY2016に初出。19回の記載のうち11回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q1。直近の記載は2026-09-18。
Hameeがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。18社中4社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに16社。
- 2026-09-18再掲決算説明資料
「中期の 2.94 回は通期ベースの目標になりますので変更はございません。棚卸資産は四半期ごとに収益性の低下有無を判定しながら、必要な処理は反映していきます。期末にかけて在庫の水準を適正化してまいります。」
在庫回転率2.94回の中期目標を維持し、収益性の判定と期末に向けた在庫水準の適正化を再確認している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「当連結会計年度において、収益性の低下の事実を反映するため、当社及びHamee Global Inc.については商品に係る評価損を477,964千円計上しております。」
需要予測と実需のずれに関係する在庫リスクについて、商品評価損477,964千円を計上しており、評価損負担が前年度より拡大している。 - 2026-06-25悪化決算説明資料
「営業キャッシュ・フローのマイナスにつきましては、NE 社が連結除外となったことによる利益規模の縮小に加え、当社の新規事業(特にコスメティクス事業、ゲーミングアクセサリー事業)の成長に向けて在庫や売上債権などの運転資本が積み増されたこと、ならびに新商品や販路拡大に向けた先行投資等が主な要因でございます。」
新規事業の成長に伴う在庫・売上債権の積み増しが、運転資本負担および営業キャッシュ・フローのマイナス要因として説明されている。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「営業活動の結果使用した資金は657,543千円(前年同期は1,054,616千円の支出)でありました。これは主に、税金等調整前中間純利益518,085千円、減価償却費383,490千円、未払金の増加299,399千円等の収入要因に対し、棚卸資産の増加613,279千円、法人税等の支払い516,888千円、立替金の増加414,504千円等の支出要因があったことによるものであります。」
営業キャッシュ・フローは赤字幅が前年同期より縮小したものの、棚卸資産の増加613,279千円が支出要因となっており、仕入れに伴う運転資金負担が続いている。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「これは主に、税金等調整前中間純利益1,010,819千円、減価償却費305,248千円、未払金の増加168,780千円等の収入要因に対し、棚卸資産の増加1,087,946千円、売上債権の増加622,745千円、法人税等の支払い365,032千円等の支出要因があったことによるものであります。」
棚卸資産の増加が1,087,946千円となり、需要予測に基づく仕入れに伴う運転資金負担が拡大している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「棚卸資産の増加 1,081,771千円」
営業活動によるキャッシュ・フローにおいて棚卸資産が1,081,771千円増加し、商品残高も2,791,349千円まで増加している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「これは主に、商品が974,496千円増加したこと」
商品残高が前連結会計年度末から974,496千円増加し、需要予測に基づく仕入れに伴う在庫エクスポージャーが拡大している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「これは主に、税金等調整前四半期純利益696,355千円、未払金の増加419,472千円、減価償却費336,578千円等の収入要因に対し、棚卸資産の増加857,044千円、その他598,592千円、売上債権の増加289,446千円等の支出要因があったことによるものであります。」
棚卸資産の増加が857,044千円となり、在庫増加に伴う運転資金負担が拡大して営業キャッシュ・フローの支出要因となっている。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「受注の集中によって前期末より在庫の欠品が生じ、6月中旬までバックオーダーを抱える形となりました。」
コスメティクス事業で受注集中による在庫欠品と6月中旬までのバックオーダーが発生し、需要に対する供給不足が顕在化している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「棚卸資産の増減額(△は増加) △ 210,711」
営業キャッシュ・フロー上、棚卸資産が210,711千円増加し、仕入れに伴う運転資金負担が拡大している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「棚卸資産の増減額(△は増加) △ 319,325」
第3四半期累計期間の営業キャッシュ・フローで棚卸資産が319,325千円増加し、需要予測に基づく仕入れに伴う運転資金負担が拡大している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「棚卸資産の増減額(△は増加) △ 319,325」
当第2四半期累計期間の営業キャッシュ・フローにおいて棚卸資産が319,325千円増加し、需要予測に基づく仕入れに伴う運転資金負担が拡大している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「これは主に、商品が141,427千円増加したこと、(会計方針の変更)に記載のとおり在外連結子会社において、国際財務報告基準を適用したことにより、使用権資産が168,306千円増加した一方で、配当金や法人税の支払い等により現金及び預金が705,425千円減少したこと等の結果によるものであります。」
商品が前連結会計年度末から141,427千円増加し、需要予測に基づく仕入れに伴う在庫エクスポージャーが拡大している。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「商品が465,794千円増加したこと」
需要予測に基づく仕入れに伴う在庫エクスポージャーが、実際の商品残高の前期末比465,794千円増加として顕在化している。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「雑貨・玩具を中心とした他社ブランドの仕入商品においてICチップ供給不足等の影響により仕入が困難であったこと等の影響があり、減収となりました。」
ICチップ供給不足等により他社ブランド商品の仕入れが困難となり、減収要因として顕在化している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「実際の受注が需要予測を上回った場合には販売機会を失うこととなります。また、実際の受注が需要予想を下回った場合には、当社グループに過剰在庫が発生しキャッシュ・フローへの影響や商品評価損が発生する可能性があります。」
需要予測に基づく仕入れに伴う欠品・販売機会損失と過剰在庫・評価損の両面のリスクを再確認している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「商品の一部に欠品が発生し、10月末現在で119,292千円の受注残高を抱えるなど、十分な販売機会を捉えきれず、国内卸販売は前年同期に対してマイナスとなりました。」
需要に対する供給不足が実際に発生し、119,292千円の受注残高と販売機会の逸失として顕在化している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「実際の受注が需要予測を上回った場合には販売機会を失うこととなります。また、実際の受注が需要予想を下回った場合には、当社グループに過剰在庫が発生しキャッシュ・フローへの影響や商品評価損が発生する可能性があります。」
需要予測に基づく仕入れに伴う販売機会損失と過剰在庫・評価損の両面のリスクを再掲している。 - FY2016初出有価証券報告書
「実際の受注が需要予想を下回った場合には、当社グループに過剰在庫が発生しキャッシュ・フローへの影響や商品評価損が発生する可能性があります。」
需要上振れ時の販売機会損失と、需要下振れ時の過剰在庫・評価損の双方をリスクとしている。