産業資材の東南アジア・欧州・中東市場への拡販
FY2016に初出。26回の記載のうち8回が「前進」で、最初の「前進」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2024-Q3。
シキボウがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より2年遅い。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに3社。
- FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「産業資材部門では、ドライヤーカンバス事業は、コルゲーターベルト販売が堅調に推移したものの、国内向けカンバスの大幅な減少や中国国内向け販売が低調に推移したことにより、苦戦いたしました。フィルタークロス事業は、民需・官需ともに堅調に推移しました。空気清浄機分野においては、機器販売・保守点検ともに順調に推移いたしましたが、当期は海外向け大型機器の単発受注は少なく、減収となりました。」
コルゲーターベルト、フィルタークロス、機器販売・保守点検の一部は堅調だった一方、国内カンバス、中国向け販売、海外大型機器案件の不足が重なり、産業資材部門は苦戦した。 - FY2024-Q2複数分野の増収と製造コスト圧迫の併存有価証券報告書
「産業資材部門では、ドライヤーカンバス事業は、日本国内では、設備改造用カンバスの需要や堅調なコルゲーターベルト販売により増収となりましたが、中国国内では、発注サイクルや景気低迷等の影響により減収となり、製造コストの上昇が利益を圧迫いたしました。フィルタークロス事業は、民需・官需ともに堅調に推移したほか、新規顧客向けの販売により増収となりましたが、製造コストの上昇により苦戦いたしました。」
国内の設備改造用カンバス、コルゲーターベルト、フィルタークロスは増収となった一方、中国国内の減収と製造コスト上昇が利益を圧迫した。 - FY2024-Q1前進有価証券報告書
「フィルタークロス事業は、海外向けスポット販売により増収となり、空気清浄機分野においては、主力機器の販売が順調に推移したほか、大型物件の販売により、増収となりました。」
海外向けスポット販売によってフィルタークロスが増収となり、空気清浄機分野でも主力機器・大型物件の販売が増収に寄与した。 - FY2023-Q3受注堅調も出荷時期ずれ・大口受注有価証券報告書
「フィルタークロス事業は、底堅い官公需の受注に加えて、国内製造業各社の設備投資の状況が改善したことにより、受注状況は堅調に推移したものの、第4四半期以降の出荷予定が多く、減収となりました。空気清浄機器分野では、工作機械向け大口機器受注により増収となりました。」
フィルタークロスは官公需・国内設備投資の改善で受注が堅調だった一方、出荷が第4四半期以降にずれ込み減収となった。空気清浄機器では工作機械向け大口受注が増収に寄与した。 - FY2023-Q2国内製造業の受注回復・海外大口案件とカンバス低迷の併存有価証券報告書
「産業資材部門では、ドライヤーカンバス事業は、主要顧客である国内製紙会社の洋紙生産に回復が見られず、加えて設備改造案件が減少したことによりカンバス需要は低調に推移し、減収となりました。フィルタークロス事業は、底堅い官公需の受注に加えて、国内製造業各社の生産や設備投資の状況に改善が見られたことにより受注が増加し、増収となりました。空気清浄機器分野についても、海外向け大口機器受注により増収となりました。」
産業資材では、ドライヤーカンバスが設備改造案件の減少で低迷した一方、フィルタークロスは国内製造業の改善で受注増、空気清浄機器は海外向け大口受注で増収となった。 - FY2023-Q1自動車減産と海外大型案件の併存有価証券報告書
「フィルタークロス事業は、国内の製造業においてコロナ禍からの回復は見られたものの、半導体不足や部品の供給停滞による自動車減産の影響を強く受け、減収となりました。空気清浄機分野では、汎用機器販売は低調に推移いたしましたが、海外向けの大型案件を受注・納品したことにより、増収となりました。」
フィルタークロスは国内製造業の回復があったものの、半導体不足・部品供給停滞による自動車減産で減収となった。一方、空気清浄機では海外大型案件の受注・納品が増収に寄与した。 - FY2022-Q3前進有価証券報告書
「フィルタークロス事業は、国内製造業の回復と新規販売の拡大により、増収となりました。空気清浄機器分野では、半導体工場向け等の大口機器販売により、増収となりました。」
フィルタークロスでは国内製造業の回復と新規販売拡大が進み、空気清浄機器では半導体工場向け等の大口販売を獲得した。 - FY2022-Q2前進有価証券報告書
「産業資材部門では、製紙用ドライヤーカンバス事業は、顧客の設備改造に伴う需要取り込みに加え、輸出と段ボール貼合用ベルトの販売増加で増収となりました。フィルタークロス事業は、自動車・建設関連需要に回復が見られ増収増益となりました。空気清浄機器分野では、大口の機器販売により増収増益となりました。」
設備改造需要、輸出、段ボール貼合用ベルト販売、自動車・建設関連需要の回復、大口機器販売により、産業資材の複数分野で増収・増益が実現した。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「産業資材部門では、製紙用ドライヤーカンバス事業は、顧客の設備改造に伴う需要取り込みと輸出の増加で増収となりました。フィルタークロス事業は、自動車・建設関連需要に回復が見られ、増収となりました。空気清浄機分野では、新型コロナウイルス感染症の影響により、新設備の商談は停滞しましたが、保守点検需要が大きく改善し、増収となりました。」
設備改造需要・輸出、自動車・建設関連需要の回復、保守点検需要の改善により、産業資材部門の販売環境は前年度より持ち直した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「産業資材部門では、製紙用ドライヤーカンバス事業は、紙生産量の減少に伴いカンバス需要も低調に推移し減収となりました。フィルタークロス事業は、官公需が堅調に推移いたしましたが、民間需要が低迷し減収となりました。」
産業資材では官公需が支えとなったものの、紙生産量減少と民間需要低迷により、カンバス・フィルタークロスが減収となった。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「産業資材部門でも、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、受注が減少する等の影響が出ております。製紙用ドライヤーカンバス事業は、紙生産量の減少に伴い、カンバス需要も低調に推移し減収となりました。フィルタークロス事業では、自動車関連業種を中心に需要が低迷し、減収となりましたが、製造コスト改善施策が寄与し増益となりました。また、空気清浄機分野では、前年同期に大型スポット物件が発生した反動に加え、機器販売および保守点検業務ともに計画の中止や延期が相次ぎ、減収減益となりました。」
受注減、紙生産量減少、自動車関連需要低迷、大型スポット物件の反動、販売・保守計画の中止や延期により、産業資材の拡販環境が悪化した。一方、フィルタークロスでは製造コスト改善施策が増益に寄与した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「産業資材部門でも、各事業分野において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、受注が減少する等の影響が出ております。」
産業資材部門でも新型コロナウイルス感染症拡大による受注減少が各事業分野に広がり、海外販売を含む拡販環境が悪化した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「フィルター事業は、低調な海外需要を浄水場用途などの国内公共需要がカバーし微増収となりましたが、運送費等の経費増加に加え製造原価の高止まりにより微減益となりました。」
海外需要の低調が続き、国内公共需要が一部を補ったものの、経費増加と製造原価高止まりで利益は減少した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「産業資材部門では、製紙用ドライヤーカンバス事業は、国内の洋紙生産量の減少により、カンバス需要は低調に推移いたしましたが、客先の設備改造に伴う需要取り込みにより、売上高は前期並みとなりました。フィルター事業は、非鉄金属分野の需要減少が影響し微減収となりました。また、空気清浄機分野では保守点検需要は堅調でしたが、前年度に輸出大型物件が集中した反動から減収となりました。」
設備改造需要や保守点検需要が一部を支えたものの、洋紙生産量・非鉄金属分野の需要減少と輸出大型物件の反動により、産業資材の販売環境は悪化した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「産業資材部門では、製紙用ドライヤーカンバス事業は、主要顧客である国内製紙会社の生産量減少により、カンバス需要が低調に推移し減収となりました。フィルター事業は、海外需要が低調でありましたが、国内の官需がカバーしたことから、売上高は前期並みとなりました。また、空気清浄機分野では大口案件が少なく減収となりました。」
国内製紙会社の生産量減少でカンバス需要が低調となり、海外フィルター需要も低調であった。空気清浄機分野では大口案件が少なく減収となり、産業資材の拡販環境は悪化した。 - FY2019前進有価証券報告書
「段ボール製造用コルゲーターベルトでは、海外のコルゲーターマシンを目標とした新たなニードルベルトを開発し、実機テストもスタートさせました。」
産業資材で段ボール製造設備向けの新製品を開発し、実機テストを開始した。周辺分野・関連商品の拡大に具体的な進展が加わった。 - FY2019-Q3大型案件継続と海外湿式案件苦戦有価証券報告書
「フィルター事業は、湿式フィルタークロス分野では海外案件が苦戦し減収となりましたが、空気清浄機分野では工場空調用途での大型案件を受注したことから増収となりました。」
海外湿式フィルター案件の苦戦と、工場空調用途の大型案件受注による空気清浄機分野の増収が併存し、拡販の進展方向は一様ではなかった。 - FY2019-Q2前進有価証券報告書
「フィルター事業は、湿式フィルター分野では官需がやや低調であったことから減収となりましたが、乾式フィルター分野では工場空調用途での大型案件を受注したことから増収となりました。」
乾式フィルターで工場空調用途の大型案件を受注し、増収となった。産業資材の用途開拓・拡販に具体的な受注実績が加わった。 - FY2018再掲有価証券報告書
「フィルタークロスについては、官需分野では苦戦いたしましたが、民需分野が非鉄金属分野を中心に総じて堅調に推移し、増収となりました。」
官需の苦戦を民需、とくに非鉄金属分野の堅調な需要で補う拡販の方向が続いた。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「フィルタークロスについては、金属業種など民間需要が堅調に推移し、増収となりました。」
フィルタークロスは金属業種など民間需要が堅調で増収となり、国内需要低迷を補う拡販の方向が続いた。 - FY2018-Q2前進有価証券報告書
「フィルタークロスについては、幅広い業種・顧客での堅調な需要から、増収となりました。」
国内需要が低調な状況が残る中、幅広い業種・顧客での需要を背景にフィルタークロスが増収となった。 - FY2017前進有価証券報告書
「フィルタークロスについては、国内のフィルター顧客に生産状況の改善は見られず、既存顧客におけるフィルタークロス需要は依然低レベルで推移いたしましたが、新規案件獲得や輸出拡大により増収となりました。」
国内需要が低水準の中、新規案件獲得と輸出拡大によりフィルタークロスは増収となった。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「フィルタークロスについては、国内製造業各社のクロス需要に回復は見られず、依然低調なまま推移いたしましたが、輸出案件の増加やシェア拡大・新規顧客獲得により、前年同期比増収となりました。」
国内需要が低調な中、輸出案件の増加、シェア拡大、新規顧客獲得による増収を継続した。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「フィルタークロスについては、国内製造業各社の生産状況に大きな回復は見られませんでしたが、輸出案件の増加やシェア拡大・新規顧客開拓により増収となりました。」
国内需要の回復がない中でも、輸出案件の増加、シェア拡大、新規顧客開拓による拡販を継続。 - FY2017-Q1前進有価証券報告書
「フィルタークロスについては、国内製造業各社のクロス需要は依然として低迷状況を脱しておりませんが、輸出増やシェア拡大・新規顧客受注により増収増益となりました。」
フィルタークロスで輸出増、シェア拡大、新規顧客受注による増収増益を記載。 - FY2016初出有価証券報告書
「海外では中国市場の成長が頭打ちとなるなかで新たな地域での拡販を進めております。従来より活動しております東南アジア市場の販売強化に加えて、新たに活動を開始しました欧州や中東市場では協力関係にある同業者の海外拠点や代理店網を活用し販売拡大に努めます。」
中国市場の成長鈍化を背景に、同業者の拠点・代理店網を使って販売地域を拡大。