現金重視と在庫等アセットの現金化
FY2022に初出。7回の記載のうち4回が「前進」で、最初の「前進」はFY2023。直近の記載はFY2027-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。20社中2社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに9社。
- FY2027-H1前進有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、新株予約権の発行及び行使(10,573個・1,057,300株)により合計10億56百万円の資金調達を実施いたしました。さらに、当中間連結会計期間末後の2026年9月には新株予約権の行使(9,854個・985,400株)により約9億57百万円の資金調達を実施し、同年10月以降も行使は継続しております。」
現金重視の方針が、在庫等アセットの現金化に加え、新株予約権の段階的な行使による運転資金確保として具体化している。 - FY2026対処有価証券報告書
「この結果、当連結会計年度の現金及び現金同等物は1,832,352千円となり、将来に対して十分な財源及び流動性を確保しております。」
在庫換金中心だった現金重視の方針が、新株予約権行使等による資金調達も組み合わせ、現金及び現金同等物18億32百万円を確保する運用へ進んだ。 - FY2026-H1資金調達による運転資金確保へ重心移動有価証券報告書
「当社は2024年3月に発行した第4回新株予約権の未行使残を17,520個(1,752,000株)保有しております。また、2025年9月には第5回、6回及び第7回新株予約権(合計30,000個、3,000,000株)を発行しており、これらの新株予約権の引受額及び行使に伴う株式発行価額の払込み等から、十分な運転資金を確保しているものと考えております。」
現金重視の方針が、在庫等アセットの現金化だけでなく、未行使新株予約権と新規発行による運転資金確保へ再整理されている。 - FY2025前進有価証券報告書
「棚卸資産の減少による資金の増加97百万円等がありました。」
在庫の換金・削減に関連して、棚卸資産の減少97百万円が営業活動による資金増加要因として示された。 - FY2024-Q2前進有価証券報告書
「これは主に、税金等調整前四半期純利益34百万円に加え、棚卸資産の減少1億27百万円、仕入債務の増加41百万円等による資金の増加、新株予約権戻入益34百万円、賞与引当金の減少28百万円、売上債権の増加24百万円、法人税等の支払額25百万円、その他1億45百万円等による資金の減少によるものであります。」
現金重視・アセット現金化の取り組みに関連して、棚卸資産127百万円の減少などが営業活動による資金変動要因として示されている。 - FY2023前進有価証券報告書
「長引く売上縮小に耐えうるコスト構造の構築と、手元現金の維持を最重要課題として取り組んできました。具体的には、赤字店舗の閉店や仕入圧縮と在庫の換金に向けたアウトレット販売の強化などが挙げられます。」
現金重視の方針が、赤字店舗の閉店、仕入圧縮、在庫の換金に向けたアウトレット販売という複数の施策として具体化されている。 - FY2022初出有価証券報告書
「・仕入効率の向上や、精緻なMD運営、在庫を始めとするアセットの現金化によって、コロナ禍において悪化したキャッシュ・フローの改善に努めました。 ・長引くコロナ禍において、当社は確実にニーズの見込める商品・ECへの注力と現金重視の戦略、またM&Aを含めた新規領域への開拓を進めました。」
在庫等の資産を現金化し、確実な需要の商品・ECに注力する現金重視の戦略が、年間方針として初めて独立して明示された。