借入依存度上昇と金利水準上昇リスク
FY2023に初出。9回の記載のうち6回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024-Q2。直近の記載は2026-08-12。
紀文食品がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。105社中26社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに81社。
- 2026-08-12悪化決算
「これは主に運転資金の調達により短期借入金が1,467百万円増加したことによるものです。」
運転資金調達により短期借入金が増加し、自己資本比率も前連結会計年度末の32.0%から31.3%へ低下した。 - FY2026対処有価証券報告書
「当社グループの借入依存度(総資産における長期借入金、短期借入金、社債の合計額の割合)は、2026年3月期で31.1%であります。「中計2026」における主要なテーマである「財務体質の強化」が着実に進展しておりますものの」
借入依存度は2024年3月期の35.2%から2026年3月期の31.1%へ低下し、自己資本比率も32.0%となった。金利スワップ等による対応は継続している。 - 2026-05-15悪化業績予想の修正
「これは主に支払手形及び買掛金が1,024百万円、未払金が349百万円減少した一方で、短期借入金が808百万円増加したことによるものです。」
短期借入金は前連結会計年度末から808百万円増加した。自己資本比率は32.0%(前連結会計年度末は28.7%)へ上昇しており、財務指標には相反する動きもある。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「流動負債は、前連結会計年度末に比べ3,231百万円増加し、29,320百万円となりました。これは主に運転資金の調達により短期借入金が3,623百万円増加したことによるものです。この結果、自己資本比率は25.5%(前連結会計年度末は28.7%)となりました。」
運転資金の調達により短期借入金が3,623百万円増加し、自己資本比率は28.7%から25.5%へ低下した。借入エクスポージャーと財務余力に中間期時点で悪化が見られる。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「流動負債は、前連結会計年度末に比べ1,487百万円増加し、27,944百万円となりました。これは主に運転資金の調達により短期借入金が1,759百万円増加したことによるものです。」
運転資金の調達により短期借入金が1,759百万円増加し、自己資本比率も前連結会計年度末の26.4%から25.9%へ低下した。借入エクスポージャーに中間期時点での悪化が見られる。 - FY2024対処有価証券報告書
「当社グループの借入依存度(総資産における長期借入金、短期借入金、社債を合計した金額の割合)は、2024年3月期で35.2%であります。」
借入依存度は2023年3月期の41.2%から35.2%へ低下し、自己資本比率も21.2%から26.4%へ上昇した。金利上昇リスクに対して金利スワップ等を利用している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「これは主に主原料等の調達増加により支払手形及び買掛金が3,659百万円増加、運転資金の調達により短期借入金が4,325百万円増加、「その他」に含まれる未払費用が1,185百万円増加したことによるものです。」
主原料等の調達と運転資金の調達により短期借入金が4,325百万円増加し、借入エクスポージャーが拡大している。一方、自己資本比率は21.6%で前連結会計年度末の21.2%から上昇した。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「流動負債は、前連結会計年度末に比べ4,129百万円増加し、29,510百万円となりました。これは主に主原料等の調達増加により支払手形及び買掛金が1,979百万円増加、運転資金の調達により短期借入金が1,617百万円増加したことによるものです。この結果、自己資本比率は19.2%(前連結会計年度末は21.2%)となりました。」
運転資金の調達により短期借入金が1,617百万円増加し、自己資本比率も21.2%から19.2%へ低下した。なお、事業等のリスク欄では前事業年度からの重要な変更はないとしている。 - FY2023初出有価証券報告書
「当社グループの借入依存度(総資産における長期借入金、短期借入金、社債を合計した金額の割合)は、2023年3月期で41.2%であります。したがって、今後予期せず金利水準が上昇した場合には、当社グループが望む条件での資金調達が十分に行えず、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
2023年3月期の借入依存度41.2%を示し、金利上昇時の資金調達条件悪化・支払利息増加をリスクとしている。変動・固定金利の使い分けや金利スワップを利用している。