内食需要の高まりと食の消費行動の変化
FY2021-Q1に初出。15回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024。直近の記載は2026-07-31。
大冷がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。15社中5社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに6社。
- 2026-07-31再掲決算
「このような環境で、消費者の節約志向は依然として強く、引き続き、厳しい経営環境が続くことが予想されます。」
消費者の節約志向が依然として強いとの認識を再確認している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「原材料価格やエネルギー価格が依然として高水準で推移するとともに、為替の影響による仕入コストの上昇圧力も継続し、値上げ基調に歯止めがかからず、消費者の節約志向も高まり、引き続き厳しい経営環境が続くことが予想されます。」
価格上昇と消費者の節約志向の強まりを背景に、低価格志向への対応が一段と必要な消費環境となっている。 - FY2026-H1低価格志向の蔓延を明示有価証券報告書
「米価高止まりの継続により低価格志向が蔓延しており、今後も厳しい経営環境が続くことが予想されます。」
消費者の価格志向について、商品価格の値上げや米価高止まりを背景に、低価格志向が蔓延していると記載している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「国内食品業界におきましては、原材料価格の高騰や人件費、物流費の上昇に伴う商品価格の値上げが継続的に行われ、加えて米の価格は高止まりを続けており、消費者の節約志向は依然として強く、今後も厳しい経営環境が続くことが予想されます。」
価格改定や米価高止まりを背景に、消費者の節約志向が依然として強い状況を記載している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「国内食品業界におきましては、コスト上昇に対応した価格改定が相次いだことにより、消費者の節約志向は一段と強まっており、引き続き業界全体で厳しい経営環境が続くことが予想されます。」
価格改定の相次ぐ実施を受け、消費者の節約志向が一段と強まったと記載しており、消費行動の厳しさを具体化している。 - FY2024-Q3消費マインドの持ち直しが足踏み有価証券報告書
「原料価格やエネルギー価格の高騰、働き手不足の深刻化による物価上昇、実質賃金の伸び悩みなどもあり、個人消費マインドの持ち直しに足踏みがみられ」
従来の内食・外食需要の変化に加え、物価上昇と実質賃金の伸び悩みにより個人消費マインドの回復が足踏みしている状況を記載している。 - FY2023-Q1内食需要高止まり・外食需要は緩やかに回復有価証券報告書
「国内食品業界におきましては、新しい生活様式の定着により内食需要は依然として高く推移しており、この状況はしばらく続くと見込まれております。外食需要についても、まん延防止等重点措置の解除後、緩やかな回復傾向で推移しております。」
新しい生活様式による高い内食需要が続く一方、外食需要は規制解除後に緩やかな回復へ移行している。 - FY2022内食需要高止まり・外食需要は緩やかに回復有価証券報告書
「国内食品業界におきましては、新しい生活様式の定着により内食需要は依然として高く推移しており、この状況はしばらく続くと見込まれております。外食需要は緊急事態宣言等の解除後、緩やかな回復傾向にありますが、コロナ禍以前の水準まで回復するには時間を要するものと考えられます。」
新しい生活様式による高い内食需要が継続する一方、外食需要は緩やかに回復しているものの、コロナ禍以前の水準には戻っていない。 - FY2022-Q3経済活動の正常化と消費者生活様式の変化が併存有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、緊急事態宣言等の全面解除やワクチン接種の広がりを受け、人流の戻りと経済活動および社会活動の正常化に向けた動きが見られるものの、今後の感染再拡大の懸念は拭えず先行き不透明な状況が続いております。」
従来の内食需要の底堅さと外食需要の長期減少という整理に加え、人流回復・経済活動の正常化に向けた動きと、消費者の生活様式変化による売上影響が併存する状況を記載している。 - FY2022-Q2内食需要は底堅く外食需要の長期減少が継続有価証券報告書
「国内食品業界におきましては、巣籠もり需要の継続により内食需要が底堅く推移したものの、外食産業についてはレストラン業態を中心に度重なる休業や営業時間短縮の要請を受け、昨年実施されたGO TO キャンペーンの恩恵がないなど、長期にわたる売上減少に歯止めがかからず、不透明な状況が続いております。」
巣籠もり需要による内食需要は底堅く推移する一方、外食産業では長期的な売上減少が続いていると記載している。需要構造の二極化を継続して示している。 - FY2022-Q1内食堅調・外食は段階的軽減も未回復有価証券報告書
「国内食品業界におきましては、巣籠もり需要が継続したことにより内食需要は堅調に推移しました。一方、外食産業については営業時間短縮や酒類提供の制限・禁止の要請により引き続き厳しい状況となっております。新型コロナウイルスワクチンの接種が開始されるなど、前年同時期の緊急事態宣言時と比較すると、外食産業などの厳しい状況は段階的に軽減しているものの、コロナ禍以前と比較するとまだまだ回復しておらず、当面の間、不透明な状況が続くものと想定されます。」
巣籠もりによる内食需要は堅調に推移する一方、外食産業は制限要請により厳しい状態が継続している。ただし、前年同時期との比較では厳しさが段階的に軽減している。 - FY2021小売需要安定・業務用需要大幅減有価証券報告書
「巣籠もり消費により大手量販店、食品スーパー、ドラッグストア等、小売店向けの需要は安定した一方で、2度の緊急事態宣言発出による飲食店の臨時休業・営業時間短縮や消費者の外出自粛により、外食産業、観光産業向けなど業務用の需要は大幅に落ち込み、引き続き厳しい状況が続いております。」
巣ごもり・小売需要の安定と、外食・観光向け業務用需要の大幅な落ち込みが併存する状況を継続して記載している。 - FY2021-Q3巣ごもり需要安定・外食等は再悪化有価証券報告書
「国内食品業界におきましては、巣ごもり消費による需要が安定している一方で、外食産業、観光産業向けの需要は、政府による消費喚起策により回復傾向がみられたものの、新型コロナウイルス感染症再拡大により引き続き厳しい状況が続いております。」
内食・巣ごもり消費は安定している一方、外食・観光産業向け需要は政策による回復傾向から感染症再拡大により厳しい状態へ戻ったと記載している。 - FY2021-Q2前進有価証券報告書
「国内食品業界におきましては、インバウンド旅客の減少、さらには感染防止対策としての外出自粛等により外食産業向けの需要が減少した一方、巣ごもり消費の増加により内食需要が伸長いたしました。」
従来の内食需要の高まりに加え、外食産業向け需要の減少と、インバウンド旅客減少・外出自粛との関係を具体的に記載している。 - FY2021-Q1初出有価証券報告書
「また、外出自粛により内食需要が高まるなど、食の消費行動に大きな変化が生じております。」
外出自粛により内食需要が高まり、食の消費行動に大きな変化が生じたと記載している。