ウクライナ情勢・円安等による物流・部品調達・コスト増リスク
FY2022に初出。13回の記載のうち7回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q2。直近の記載は2026-05-29。
日本プリメックスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。37社中22社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに13社。
- FY2026-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間の主な世界経済は、ウクライナ及び中東地域における紛争の継続を要因とする原油価格の上昇と世界的な米ドル高に伴う物価上昇による先行き不透明感により経済成長は世界規模で鈍化しており、更に米国の関税政策が今後どのような影響を及ぼすかについても不透明な状況となっております。」
ウクライナ・中東地域の紛争、原油価格上昇、米ドル高および物価上昇による物流・調達・コスト環境の不透明さが継続している。米国関税政策の影響も不透明要因として併記されている。 - FY2025再掲有価証券報告書
「当連結会計年度は新型コロナウイルス感染症の流行は終息したものの、ウクライナ紛争、イスラエル・パレスチナ紛争はいまだに終息せず、天候不順や自然災害の増加は、穀物価格や資源エネルギー価格の高騰を継続させるとともに円安の進行が、あらゆる商品の物価上昇を招いており」
紛争、天候不順・自然災害、資源エネルギー価格高騰、円安および物価上昇による経済・コスト環境のリスクを継続している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「円安に伴う物価高、海外の戦争に伴う原油高による光熱費やガソリン代の負担増、先進諸国との賃金格差、更に近隣国の経済低迷による影響や軍事的脅威に対応した防衛費負担増、人口の高齢化に伴う各種の社会保障費の負担増と、国内消費の縮小要因を数え上げればきりがない状況であります。」
円安、海外の戦争、原油高、近隣国の経済低迷および軍事的脅威に加え、賃金格差、防衛費負担、社会保障費負担を国内消費の縮小要因として挙げている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「ウクライナ紛争の継続、イスラエル・パレスチナ紛争の勃発は原油高を継続させるとともに円安の進行が、あらゆる商品の物価上昇を招いており」
ウクライナ紛争の継続に加え、イスラエル・パレスチナ紛争の勃発が原油高を継続させ、円安とともに物価上昇を招く要因として記載されている。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間における国内経済は、新型コロナ5類移行後初の年末商戦も、円安に起因する食料品を中心とした物価高により、消費者マインドに足踏みが見られました。」
円安に起因する食料品を中心とした物価高が消費者マインドの停滞につながっていると説明しており、物価上昇・消費抑制要因が継続している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「ウクライナ紛争に起因する原油高や急激な円安による物価高騰の影響により消費者の購買意欲は減退しており、経済の急激な回復には至っていない状況です。」
ウクライナ紛争に起因する原油高と急激な円安による物価高騰が消費者の購買意欲を減退させ、経済回復を妨げる要因として継続・具体化している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「いまだに終息の見込が立たないウクライナ情勢による原油高を背景とした物流コストの増加や光熱費の増加は円安により拍車がかかり、各種食料品などの輸入製品の価格に転嫁され、あらゆる商品の物価上昇を招いており、一般家庭の個人消費は厳しい状況にあります。」
ウクライナ情勢の長期化と円安を背景に、原油高、物流コスト、光熱費および輸入製品価格の上昇が続き、個人消費の厳しさとして影響が表れている。 - FY2023コスト上昇圧力の継続有価証券報告書
「当連結会計年度は円安による光熱費や物流コスト増、輸入原材料価格の上昇が食料品、生活必需品の物価上昇を招いているものの、」
円安等による光熱費、物流コスト、輸入原材料価格の上昇が引き続き経営環境に影響していると記載している。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「円安による原材料・燃料価格の上昇は一時のピークを脱したものの各種製品の物価上昇を招いております。」
円安等による原材料・燃料価格の上昇は一時のピークを脱したと説明され、コスト上昇圧力の一部は弱まった。一方、各種製品の物価上昇は継続している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「一方で、ウクライナ紛争による原油価格の上昇、投機的とも思われる短期間のドル円為替相場急上昇の影響により、光熱費や物流コスト、輸入原材料価格は急騰し、食料品を始めとした様々な生活必需品の物価上昇を招いております。」
ウクライナ紛争と急激な円安の影響が、原油価格、光熱費、物流コストおよび輸入原材料価格の急騰として具体化している。 - FY2022初出有価証券報告書
「一方、海外ではロシアによるウクライナ侵攻により、3月より原油や穀物など関連するコモディティ価格の高騰や円安による物価上昇や安全保障などの様々な局面に影響を与えうる要因が発生するなど、多難な1年となりました。」
ウクライナ侵攻、コモディティ価格高騰、円安による物価上昇および安全保障上の要因が発生したと記載している。これらが物流、部品調達およびコスト増につながる可能性も示している。