海外仕入依存と為替・主要生産国情勢
FY2016に初出。19回の記載のうち9回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q3。直近の記載はFY2026。
ハニーズホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。6社中4社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに3社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「当社グループは仕入コスト削減のため、自社企画商品をミャンマー子会社工場へ生産委託しているほか、ミャンマー、バングラデシュ、カンボジア、ベトナム、中国等の縫製メーカー等へ生産委託し、海外から商品を輸入しております。」
海外調達、為替変動、地政学的リスク、感染症による調達支障を引き続きリスクとしている。一定割合の為替予約と仕入先所在国の情勢分析も継続している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当社グループは仕入コスト削減のため、自社企画商品をミャンマー子会社工場へ生産委託しているほか、ミャンマー、バングラデシュ、カンボジア、ベトナム、中国等の縫製メーカー等へ生産委託し、海外から商品を輸入しております。」
海外調達の分散を継続している一方、原材料価格上昇や円安水準の継続による仕入コスト上昇が実際の業績下押し要因となった。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「婦人服専門店業界においては、原材料高や円安傾向の継続等による仕入コストの上昇や天候要因もあり、引き続き厳しい経営環境が続きました。」
海外調達に関連する原材料価格上昇と円安による仕入コスト上昇を、引き続き経営環境上のリスクとして記載している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「婦人服専門店業界においては、原材料高や為替変動等による仕入コストの上昇で、引き続き厳しい経営環境が続きました。」
海外調達に関連する原材料価格上昇と円安・為替変動による仕入コスト上昇が、引き続き経営環境上のリスクとして記載されている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「海外からの仕入条件は発注の都度決定しておりますが、為替相場の大幅な変動により当社グループの業績は影響を受ける可能性があり、また仕入先の所在国における地域情勢等(地政学的リスク、新型コロナウイルス感染症の影響等)によって当社グループの仕入活動に支障を生じる可能性があります。」
海外調達への依存、為替変動、地政学的リスク、感染症による調達支障を引き続き主要リスクとしている。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「原材料高や円安進展もあって仕入コストは上昇傾向となり、引き続き厳しい経営環境となりました。」
海外調達に関連する原材料価格上昇と円安による仕入コスト上昇が、前四半期に続き実際の経営環境として記載されている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「原材料など資源高や円安進展による為替要因等もあって仕入コストは上昇傾向となり、引き続き厳しい経営環境となりました。」
海外調達に関連する資源価格上昇と円安による仕入コスト上昇が実際の経営環境として明示され、従来の海外調達リスクが顕在化している。 - FY2022対処有価証券報告書
「当社グループは仕入額の一定割合について為替予約を締結するなどリスクヘッジを図っております。また、仕入先所在国の地域情勢を絶えず分析し、適時適切な対応を図ってまいります。」
海外調達、為替、地政学的情勢、新型コロナウイルス感染症のリスクに対し、為替予約と仕入先所在国の継続的な情勢分析を対応策として明示している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「婦人服専門店業界においても、同感染症の感染状況に伴い外出自粛要請等の行動制限など影響を受けたほか、原材料や海上輸送費など仕入コストの上昇もあり、厳しい経営環境が継続しました。」
海外調達に関連する原材料・海上輸送費などの仕入コスト上昇が、当期の厳しい経営環境として明示されている。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う各国政府等の要請により、一部店舗の臨時休業及び工場の操業停止をしております。」
各国政府等の感染症対策要請により工場の操業停止が実際に発生し、海外生産・調達活動への影響が顕在化している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「また、当社製造子会社(Honeys Garment Industry Limited)が所在するミャンマー連邦共和国において、2021年2月1日にミャンマー国軍による国家緊急事態宣言がありました。この宣言以降、現時点における当社製造子会社の操業に影響は出ておりませんが、今後については多少の生産遅延等が発生する可能性があります。引き続き現地動向を注視してまいります。」
ミャンマーの国家緊急事態宣言に関し、現時点の操業影響はないとしつつ、将来の生産遅延可能性を明示している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「なお、当社製造子会社(Honeys Garment Industry Limited)が所在するミャンマー連邦共和国において、2021年2月1日にミャンマー国軍による国家緊急事態宣言がありました。この宣言以降、現時点における当社製造子会社の操業に影響は出ておりませんが、今後の経過によっては、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
主要生産国であるミャンマーについて、国家緊急事態宣言という新たな政治・地域情勢リスクを明示している。ただし、現時点で製造子会社の操業への影響はないとしている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「海外からの仕入条件は発注の都度決定しておりますが、為替相場の大幅な変動により当社グループの業績は影響を受ける可能性があり、また仕入先の所在国における地域情勢等(地政学的リスク、新型コロナウイルス感染症の影響等)によって当社グループの仕入活動に支障を生じる可能性があります。」
海外調達依存に関する従来の為替・地域情勢リスクに、地政学的リスクと新型コロナウイルス感染症による調達支障が明示的に加わっている。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「また、当社グループは、自社企画商品をバングラデシュ、中国、ベトナム等の縫製メーカー及びミャンマー自社工場へ生産委託している等、海外から商品を輸入しており、今後各国で感染がさらに拡大した場合、当社グループの仕入活動に支障を生じる可能性があります。」
海外調達への依存に関し、各国での感染拡大による仕入活動支障という新たな具体的なエクスポージャーが加わった。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループは仕入コスト削減のため、自社企画商品を中国、バングラデシュ、ベトナム等の縫製メーカー及びミャンマー自社工場へ生産委託している等、海外から多くの商品を輸入しております。海外からの仕入条件は発注の都度決定しておりますが、為替相場の大幅な変動により当社グループの業績は影響を受ける可能性があり、また仕入先のある主要国における地域情勢等によっては当社グループの仕入活動に支障を生じる可能性があります。」
海外調達をコスト削減の基盤とする一方、為替変動と主要生産国の情勢を引き続きリスクとしている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループは仕入コスト削減のため、自社企画商品を中国、バングラデシュ、ベトナム等の縫製メーカー及びミャンマー自社工場へ生産委託している等、海外から多くの商品を輸入しております。海外からの仕入条件は発注の都度決定しておりますが、為替相場の大幅な変動により当社グループの業績は影響を受ける可能性があり、また仕入先のある主要国における地域情勢等によっては当社グループの仕入活動に支障を生じる可能性があります。」
海外調達をコスト削減の基盤とする一方、為替変動と主要生産国の情勢を引き続きリスクとしている。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは仕入コスト削減のため、自社企画商品を中国、バングラデシュ、ベトナム等の縫製メーカー及びミャンマー自社工場へ生産委託している等、海外から多くの商品を輸入しております。海外からの仕入条件は発注の都度決定しておりますが、為替相場の大幅な変動により当社グループの業績は影響を受ける可能性があり、また仕入先のある主要国における地域情勢等によっては当社グループの仕入活動に支障を生じる可能性があります。」
海外調達をコスト対応の基盤とする一方、為替変動や主要調達国の地域情勢をリスクとしている。