低価格米の調達難航による外食等向け採算悪化
FY2017-Q2に初出。21回の記載のうち9回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
木徳神糧がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。64社中45社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに21社。
- FY2024悪化有価証券報告書
「集荷競争で令和6年産米の取引価格が出回りから高騰する状況においても、精米販売が概ね堅調に推移したことから、売上高は96,566百万円(前年同期比5.2%増)となりました。特に強い家庭用の需要に対応すべく新米調達の前倒し等の機動的な調達によって得意先への安定供給に全力を注ぐなか」
集荷競争と令和6年産米の価格高騰により原料確保環境は悪化した。一方、新米調達の前倒しなど機動的調達による安定供給策を実施した。 - FY2024-H1悪化有価証券報告書
「一方、調達価格の上昇を販売価格へ転嫁するまでにタイムラグがあることや、記録的な猛暑が引き起こした令和5年産米の品質低下によって精米歩留まりが大きく悪化したこと等により、営業利益は1,125百万円(前年同期比27.9%減)となりました。」
米穀事業では調達価格の販売価格への転嫁に遅れが生じ、猛暑による品質低下・精米歩留まり悪化も重なって営業利益が前年同期比27.9%減となった。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「一方、調達価格の上昇を販売価格へ転嫁するまでにタイムラグがあることや、記録的な猛暑が引き起こした令和5年産米の品質低下によって精米歩留まりが大きく悪化したこと等により、営業利益は395百万円(前年同期比46.2%減)となりました。」
米穀事業では調達価格上昇の販売価格転嫁に遅れが生じ、猛暑による品質・歩留まり悪化も重なって営業利益が前年同期比46.2%減となった。 - FY2023対処有価証券報告書
「また、精米工場の集約を含む構造改革を進めコスト全般の見直しを徹底したことに加え、需要に応じた仕入の徹底や仕入ルートの複線化、用途別の仕入戦略等の施策を実施したこと等から、営業利益は2,382百万円(前年同期比43.9%増)となりました。」
需要対応型の仕入、仕入ルート複線化、用途別仕入戦略、工場集約を含む構造改革により、米穀事業営業利益が前年同期比43.9%増となった。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「また、精米工場の集約を含む構造改革を進めコスト全般の見直しを徹底したことに加え、需要に応じた仕入の徹底や仕入ルートの複線化等、業態ごとの仕入戦略等の施策を実施したこと等から、営業利益は2,126百万円(前年同期比63.0%増)となりました。」
需要に応じた仕入、仕入ルートの複線化、業態別仕入戦略、精米工場集約を含む構造改革により、米穀事業営業利益は前年同期比63.0%増となり、原料調達難への対応効果が示された。 - FY2023-Q2前進有価証券報告書
「米穀事業におきましては、肥料やエネルギーのコスト高騰による令和4年産米の取引価格上昇に対応し、需要に応じた仕入の徹底や仕入ルートの複線化等、業態ごとの仕入戦略等の施策を実施したことに加え、物流等の流通コストが上昇しているなか構造改革を進め、コスト全般の見直しを徹底したこと等から、売上高は45,936百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益は1,561百万円(前年同期比51.6%増)となりました。」
取引価格上昇と流通コスト上昇への対応として、需要に応じた仕入、仕入ルートの複線化、業態別仕入戦略、構造改革、コスト見直しを実施し、米穀事業営業利益は前年同期比51.6%増となった。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「業態や用途等の需要に見合った仕入と販売に努めるとともに、構造改革を推進しコスト全般の見直しを徹底したこと等により」
需要に合わせた仕入・販売、構造改革、コスト全般の見直しによって低価格・値ごろ感のある原料調達難に対応する方針が継続した。 - FY2022対処有価証券報告書
「販売に見合う仕入れの徹底で在庫数量の適正化を図ったほか、需給環境に応じた仕入ルートの開拓と複線化に努め原料調達及び提案営業において優位性を確保できた」
低価格・値ごろ感のある原料の調達難に対し、販売に見合う仕入れ、在庫適正化、仕入ルートの開拓・複線化を進め、調達・提案営業の優位性を確保したと記載した。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「米穀の需給が緩むなか、販売に見合った仕入を行い在庫数量の適正化を図ったことに加え、需給環境に応じた仕入ルートの開拓と複線化を推進し、原料調達や提案営業において優位性を確保できたこと等から、」
需給に合わせた仕入、在庫数量の適正化、仕入ルートの開拓・複線化による原料調達対応が継続して記載された。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「米穀在庫の適正化に注力し、需給環境に対応した仕入が可能となったこと、仕入ルートの複線化を推進し、原料調達と提案営業を優位に進められたこと等から、」
米穀在庫の適正化と仕入ルートの複線化により、需給に対応した仕入と原料調達・提案営業の優位性を進める対応が継続して記載された。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「米穀在庫の適正化に注力し、需給環境に対応した仕入が可能となったこと、仕入ルートの複線化を推進し、原料調達と提案営業を優位に進められたこと」
低価格米・原料調達難に対し、米穀在庫の適正化と仕入ルートの複線化を進め、需給に対応した仕入と原料調達の優位性を実現したと記載された。 - FY2020悪化有価証券報告書
「主力の米穀事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大によって外食分野が疲弊するなか、需要の減少によって卸業者間の販売競争が激化し、低価格の原料調達が難航し、製造及び販売にかかる人件費や物流コストの上昇による収益性の低下が課題となっております。」
低価格原料の調達難に加え、需要減少による卸業者間の競争激化、人件費・物流コスト上昇が重なり、米穀事業の収益性低下が課題として一段と具体化した。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「業務用向けの値ごろ感のある原料の調達難や価格競争の激化で採算が悪化したこと」
業務用向けの値ごろ感のある原料の調達難と価格競争激化が続き、利益率が大幅に低下した要因として記載された。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「米穀事業における業務用向けの値ごろ感のある原料の調達が難航し、価格競争も激化し利益率が低下しました。」
業務用向けの値ごろ感のある原料の調達難と価格競争激化による利益率低下が継続した。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「主食用米の生産が減少するなか、高価格帯のブランド米の生産が増加し、業務用を中心とした実需者からのニーズの強い値ごろ感のある原料の調達難航が継続したこと、競争激化により利益率が低下したこと等から営業利益は290百万円(前年同期比34.1%減)となりました。」
値ごろ感のある業務用原料の調達難が継続し、競争激化による利益率低下も明示された。米穀事業営業利益は前年同期比34.1%減となった。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「業務用向けの低価格米の調達難が継続しているなか」
業務用向け低価格米の調達難が引き続き継続していると記載された。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「業務用向けの低価格米の調達難が継続しているなか」
低価格米の調達難が継続していると再確認された。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「損益面では、米穀事業において低価格米の調達難による収益圧迫が継続しましたが」
低価格米の調達難による米穀事業の収益圧迫が引き続き発生していると記載された。 - FY2017再掲有価証券報告書
「低価格米の調達が難航し外食等向けの採算が悪化したこと」
低価格米の調達難航と外食等向け採算悪化が通期でも継続した。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「国産米の仕入価格が大幅に上昇したこと、低価格米の調達が難航し外食等向けを中心に採算悪化が継続したこと等から、営業利益は902百万円(前年同期比32.6%減)となりました。」
低価格米の調達難航による外食等向けの採算悪化が継続した。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「国産米の仕入価格が大幅に上昇したこと、低価格米の調達が難航し外食等向けの採算が悪化したこと等から、営業利益は279百万円(前年同期比61.5%減)、経常利益は330百万円(前年同期比56.5%減)となりました。」
低価格米の調達難航が外食等向けの採算悪化として実際に発生し、連結営業利益・経常利益の減少要因として記載された。