競争激化・流行変化による商品企画リスク
FY2017に初出。7回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q1。直近の記載はFY2026。
アンドエスティHDがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より6年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。6社中5社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに3社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「国内外の気候変化への対応や主要ブランドの業績に課題があり、売上利益ともに期初の業績予想に届きませんでした。」
気候変化への対応及び主要ブランドの業績が課題となり、売上・利益が期初予想に届かなかったと記載している。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「しかし、円安による原価上昇や秋物商戦の不調による在庫の評価減、卸売事業を含むBtoB事業の構成比が上がったことによる押し下げなどにより、アパレル・雑貨関連事業の売上総利益率は前年同期から低下しました。」
秋物商戦の不調による在庫評価減が発生し、商品企画・需要対応に関するリスクが収益悪化要因として現れている。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「国内が低調だった要因としましては、4月から5月にかけて夏物商品の販売が苦戦したことによります。」
商品企画・商品対応に関するリスクが、夏物商品の販売苦戦として当年度の国内販売低調要因に現れている。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「国内売上高は、「ニコアンド」以外のブランドで4月から5月にかけて夏物商品の売れ行きが不芳であったものの、6月に夏物セールを前倒して実施したことに加え、秋冬商戦において基幹ブランドの「グローバルワーク」「ローリーズファーム」が復調したことが奏功した結果、累計売上高は前年同期とほぼ同水準にまで回復しております。」
「ニコアンド」以外のブランドで夏物商品の売れ行きが不芳となり、商品企画・商品対応に関するリスクが実際の国内販売低調要因として記載された。一方、基幹ブランドは秋冬商戦で復調した。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「国内が低調だった要因としましては、4月中旬から投入した夏物商品の売れ行きが不芳だったことに加え、5月の一時的な天候悪化の影響を受けたことによります。」
投入した夏物商品の売れ行きが不芳となり、商品企画・商品対応に関するリスクが実際の業績低下要因として記載されている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループの主要ブランドが属するカジュアル衣料小売市場は、国内外の競合企業との厳しい競争状態にあり、流行・嗜好が短期的に大きく変化する傾向が強いため、商品企画等の対応次第では、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
競争激化、流行・嗜好の変化及び商品企画対応による業績影響リスクを継続記載している。 - FY2017初出有価証券報告書
「当社グループの主要ブランドが属するカジュアル衣料小売市場は、国内外の競合企業との厳しい競争状態にあり、流行・嗜好が短期的に大きく変化する傾向が強いため、商品企画等の対応次第では、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
国内外の競争、流行・嗜好の短期変化、商品企画への対応を業績に影響し得るリスクとしている。