PACS成熟市場とクラウド型電子カルテの未導入余地
FY2019に初出。11回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q3。直近の記載は2026-05-14。
イメージ ワンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- 2026-05-14悪化決算
「前年同期に計上した電子カルテ関連の大型案件の反動減が影響し、減収となりました。損益面につきましても、収益性の高い案件獲得に至らなかったため、損失を計上する結果となりました。」
電子カルテ大型案件の反動減と高収益案件の未獲得により、医療IT分野の業績が悪化した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「ヘルスケアソリューション事業においては、当社が以前より手掛けている医療IT商材について、新規需要が減少傾向にある中で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による販売減少も重なり、業績に影響を及ぼしております。」
医療IT商材について、新規需要の減少傾向が継続企業の前提に関する重要事象の要因として明示されている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当事業年度では、前年度に獲得したような大型案件が発生せず、また、各種システムに係る保守の売上も減少したことから、売上高と利益ともに前年同期を大幅に下回る結果となりました。」
大型案件の不在と保守売上の減少により、メディカルシステム分野の売上高・利益が大幅に下回った。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当四半期では、電子カルテの新規売上受注はできたものの、前年度に獲得したような大型案件が発生せず、また、各種システムに係る保守の売上も減少したことから、売上高と利益共に前年同期を大幅に下回る結果となりました。」
電子カルテの新規受注はあったが、大型案件の不在と保守売上の減少により、メディカルシステム分野の売上高・利益が前年同期を大幅に下回った。 - FY2023悪化有価証券報告書
「ヘルスケアソリューション事業の当連結会計年度業績は、売上高1,341,545千円(前年同期比51.5%減)、セグメント損失265,188千円(前年同期は162,331千円の利益)となりました。」
PACS・電子カルテ等を含むヘルスケアソリューション事業は、従来の未導入余地を示す一方で、通期売上高が51.5%減少し損失へ転じた。 - FY2022悪化有価証券報告書
「メディカルシステム事業における『PACS』(医療用画像管理システム)及び『i-HIS』(クラウド型電子カルテ)は、当連結会計年度の予算には未達ではありますが、一定の売上計上は出来ました。」
PACS・i-HISの高普及率・更新市場という構造のもとで、両製品は通期予算未達となった。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当セグメントの減収赤字要因としては、新型コロナウイルス感染拡大により主要販売先である医療機関への営業活動自体が出来なかったことや、『PACS』(医療用画像管理システム)の更新延期、『i-HIS』(クラウド型電子カルテ)の商談凍結等が相次いだことから、売上高は前期比48.8%減少し」
PACSの更新延期が複数発生し、医療機関への営業活動停止と重なってヘルスケアソリューション事業の売上高が48.8%減少した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当セグメントの減収赤字要因は、新型コロナウイルスの影響で主力製品であるPACS(医療用画像管理システム)の複数更新案件が延期等になっていることやクラウド型電子カルテ「i・His」への先行投資による人件費等の固定費増加に起因しております。」
PACSの複数更新案件延期が新型コロナウイルスの影響として顕在化し、ヘルスケアソリューション事業は売上高380百万円、セグメント損失73百万円となった。 - FY2020-Q2PACS更新案件の延期が顕在化有価証券報告書
「主力製品であるPACS(医用画像管理システム)は普及率が高く更新市場となっており、当セグメントの業績は減収及び赤字となりました。減収に関しまして、予定していたPACS更新案件の延期等によります。」
PACSが高普及率の更新市場であるという構造的事実に加え、予定更新案件の延期が当四半期の減収要因として実際に記載された。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「VNA(Vender Neutral Archive)での市場は拡大しており、これまで取り組んできた営業強化策により製品認知度も浸透しつつありますが、主力製品である医療画像システム製品の普及率が高く更新市場となっており」
PACS・医療画像システムは普及率が高い更新市場である一方、VNA市場の拡大を事業環境として継続している。 - FY2019初出有価証券報告書
「病院導入率が既に約85%に達しており、かつ価格競争も厳しいPACS主体の営業から、クラウド型電子カルテおよび、核医学の線量管理システムを加えた商品戦略とし、ヘルスケアソリューション事業の収益性改善に注力しております。クラウド型オーダリング電子カルテの事業領域においては、200病床未満の病院で63%が未導入であり、成長余地の大きな市場にあります。」
PACSは病院導入率約85%の更新市場で価格競争が厳しい一方、200床未満病院ではクラウド型電子カルテの未導入率が63%と説明されている。