自然災害・疾病・戦争・テロによる施設停止と業績影響
FY2017に初出。6回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q1。直近の記載はFY2020-Q3。
アスモがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。113社中67社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに13社。
- FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「わが国の経済は、世界情勢の不安定感に加え、消費税率の引き上げと大型の台風が重なり、生産や出荷などの指標が軒並み悪化したことなどを原因に景気の停滞がみられました。」
消費税率引き上げと大型台風が重なり、生産・出荷指標の悪化と景気停滞が生じたと記載している。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「そのため外部倉庫では商品が入庫できず、商品を減らそうとした廉価販売により、商品の需給バランスが崩れて当社も影響を受けましたが、先物購買を調節するなどして被害を最小限にとどめることができました。」
台風・豪雨による外部倉庫への入庫不能、需給バランスの崩れ、廉価販売などが実際に発生し、自然災害による物流・販売影響が顕在化した。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「しかし、自然災害による影響が未だに残っており、大阪北部地震をはじめ、7月初旬の台風7号や9月初旬の台風21号がもたらした豪雨、停電、浸水等の被害によって消費の低迷が続いております。特に台風21号は商品の保管倉庫への被害をもたらし、販売不能状態が続きました。新たに商品を保管できなかったため、在庫商品への損害と販売不能による機会損失とが発生し、9月においては計画通りの販売が出来ませんでした。」
地震、豪雨、台風による停電・浸水が発生し、倉庫被害、在庫損害、販売不能、機会損失、消費低迷が実際に生じた。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「しかし、自然災害による被害が多く発生し、大阪北部地震をはじめ、7月初旬の台風7号による豪雨被害や9月初旬の台風21号がもたらした停電、浸水等の被害によって、消費の低迷をもたらしました。特に台風21号は商品の保管倉庫への被害をもたらし、商品を販売できない状態が続き、また商品を新たに保管できないという状態になったため、商品自体への損害と販売の機会損失が発生し、9月においては計画通りに販売が出来ませんでした。」
大阪北部地震、豪雨、台風による停電・浸水が発生し、保管倉庫の被害、商品の損害、販売機会損失、消費低迷が実際に生じた。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「今後におきましては、大阪北部地震被災による影響が及んでくるものと思われますが、現状の政策を維持し、メキシコ産チルド牛肉については引き続き安定的な商品の増産を図ってまいります。」
大阪北部地震が発生し、今後影響が及ぶ可能性を記載しており、自然災害リスクが実際の事象として発生している。 - FY2017初出有価証券報告書
「また、その他の事業におきましても、地震や津波等の大規模な自然災害、疾病、戦争、テロ等の発生により、当社グループの施設および供給先の施設が稼動できない状況になる可能性があります。その場合においては、売上の低下及び特別費用の発生等を招き、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
自然災害、疾病、戦争、テロ等により自社施設や供給先施設が稼働できず、売上低下や特別費用が発生する可能性を新たに記載している。