新型コロナウイルス感染症による試験遅延・受注低下と業績影響
FY2020に初出。14回の記載のうち7回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。20社中4社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに6社。
- FY2024対処有価証券報告書
「現在は、感染者数は落ち着き経済活動への影響も限定的でありますが、再び感染が拡大する状況になれば、当社グループや顧客の事業活動に支障をきたし、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。」
感染者数が落ち着き、経済活動への影響は限定的と説明され、従来の感染症影響は低減している。一方、再拡大時の業績影響リスクは引き続き明示している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生及び前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症を含む事業等のリスクについて、新たな発生や重要な変更がないと再確認している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生及び前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症を含む事業等のリスクについて、新たな発生や重要な変更がないと再確認している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生及び前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症を含む事業等のリスクについて、新たな発生や重要な変更がないと明記している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生及び前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症を含む事業等のリスクについて、新たな発生や重要な変更がないと記載している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生及び前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症を含む事業等のリスクについて、新たな発生や重要な変更がないと記載している。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「第2四半期連結会計期間までは検査数は高い水準で推移したものの、当第3四半期連結会計期間においては、感染者数及び検査数も減少傾向となり、業績に与える影響も限定的となりました。」
感染症による検査数急増の影響は第3四半期に減少傾向となり、業績への影響は限定的と説明されている。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生及び前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症を含む事業等のリスクについて、新たな発生または重要な変更がないと記載している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生及び前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
当四半期報告書では、新たなリスクの発生や既存リスクの重要な変更はないと明記している。本文では感染再拡大や変異株への対応が記載されているが、リスク開示上の重要な変更とはしていない。 - FY2021悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症問題が収束する見通しは現時点ではたっておりませんが、その影響が長期化した場合は、企業活動そのものの極度の停滞や企業倒産数の増加や消費の極端な低迷により、当社業績が重大な影響を受ける可能性があります。」
事業活動は回復した一方、感染症問題の収束見通しが立たず、長期化時の企業活動停滞・倒産増加・消費低迷までリスクの影響範囲を明示している。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、一定期間にわたり非臨床試験及び臨床試験の受注活動の低下を余儀なくされましたが、WEB面談等を中心としたコロナ禍での営業活動の取り組みが定着してきたことを受け、第2四半期連結会計期間以降は新規受注も順調に回復いたしました。」
感染症による臨床・非臨床試験の受注活動低下について、WEB面談等の営業活動定着により第2四半期以降の新規受注が順調に回復したと記載している。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「なお、当第2四半期においては、試験の延期も解消し、新規受注も徐々に回復傾向にあります。」
新型コロナウイルス感染症による試験延期・受注低下の影響について、試験延期の解消と新規受注の回復傾向が記載され、影響が一部低減している。感染症の脅威自体が解消したとの記載ではない。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大により、非臨床試験受託用の動物輸入が制限され、非臨床試験が計画通り進まないなどの影響を受けたほか、臨床事業においては被験者の募集及び試験実施が困難な状況が発生いたしました。」
前期に記載された感染症リスクについて、動物輸入制限、非臨床試験の遅延、臨床試験の実施困難が当四半期に実際に発生したと記載している。 - FY2020初出有価証券報告書
「しかしながら、CRO事業において、非臨床試験受託用の一部の動物の輸入再開見通しが現時点ではたっておらず、また、臨床試験のための被験者の募集を見合わせる状況が生じており、一部の種類の試験の受注活動が低下する懸念が生じております。」
新型コロナウイルス感染症を主要リスクとして初めて明示し、動物輸入停止、被験者募集見合わせ、試験遅延、受注活動低下が既に生じていると記載している。