CRO事業の顧客拡大と受託能力の強化
FY2016に初出。34回の記載のうち25回が「前進」で、最初の「前進」はFY2017-Q1。直近の記載は2026-05-28。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。8社中1社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに2社。
- FY2025前進有価証券報告書
「非臨床試験については、中期発がん性試験などの高付加価値な新規サービスの受注は増加いたしましたが来期完了予定の試験が多く、売上高は前期比で減少いたしました。また、臨床試験につきましても、受注は好調に推移したものの、来期完了予定の試験が多く、売上高は前期比で減少いたしました。」
高付加価値の非臨床・臨床試験の受注が増加・好調に推移した。創薬支援事業の受注高は2,133,194千円(前期比105.04%)、受注残高は1,615,037千円(同117.72%)となった一方、売上計上は翌期以降にずれ込んだ。 - FY2025-H1前進有価証券報告書
「当中間連結会計期間は、高付加価値で差別化可能な非臨床試験、及び臨床試験の受注に注力した結果、受注高は前期比で増加しましたが、これらの新規受注した試験は当下半期以降完了予定のものが多く、当中間連結会計期間の売上高に対する効果は限定的であった」
高付加価値・差別化可能な非臨床試験および臨床試験の受注高が前期比で増加し、受託能力・受注基盤の強化が進んだ。一方、売上計上への効果は当中間期には限定的だった。 - FY2024-Q3前進有価証券報告書
「一方、安評センターにおいては、海外からの遺伝毒性試験の好調な受注獲得を背景に受託試験の案件数は増えましたが、まだ仕掛中の試験が多いことから当第3四半期連結累計期間の売上高に対する効果は限定的となりました。」
海外からの遺伝毒性試験を中心に受託試験案件数が増加し、CRO事業の受託能力・受注基盤の強化が進んだ。一方、仕掛中の試験が多く、当四半期の売上寄与は限定的だった。 - FY2024-Q2前進有価証券報告書
「一方、安評センターにおいては、新薬リサーチセンターとの顧客網の共有化や一体的な営業により、受託試験の案件数は増えましたが、まだ仕掛中の試験が多いことから当第2四半期連結累計期間の売上高に対する効果は限定的となりました。」
顧客網の共有化と一体的な営業により受託試験案件数が増加した。案件の仕掛中が多く、当四半期の売上効果は限定的だったと説明している。 - FY2024-Q1前進有価証券報告書
「株式会社新薬リサーチセンター(以下、「新薬リサーチセンター」といいます。)の中央研究所(北海道恵庭市)の非臨床試験受託事業について、株式会社安評センター(以下、「安評センター」といいます。)へ人員を再配置し、集約を行うことを2023年4月に決定しましたが、当該事業はその集約過程にあることから、新薬リサーチセンターの売上高は前年同期比で減少いたしました。一方、安評センターは、その集約過程において、新薬リサーチセンターとの顧客網の共有化や一体的な営業により、受託試験の案件数は増えました。」
新薬リサーチセンター中央研究所の非臨床試験受託事業を安評センターへ集約し、人員再配置、顧客網共有化、一体営業を進めた。案件数は増加したが、集約過程にあると説明している。 - FY2023-Q3前進有価証券報告書
「子会社である株式会社新薬リサーチセンターにおけるサルやブタなどの大動物試験の受注が底堅く、株式会社安評センターにおいても海外からの遺伝毒性試験や大動物試験などの受注が活発化するなど投資の成果が着実に進捗しております。」
大動物試験の受注が底堅く、安評センターでは海外からの遺伝毒性試験・大動物試験の受注が活発化したと記載され、受託能力強化の成果が進んでいる。 - FY2023-Q2前進有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間においては、2022年1月に株式会社ジェネティックラボの全株式の譲渡によるPCR検査の受託売上の減少はありましたが、一方で、豊富な受注実績を背景に主力の非臨床試験分野での売上は順調に推移いたしました。」
診断解析事業の売上減少がある一方、豊富な受注実績を背景に主力の非臨床試験分野の売上が順調に推移した。 - FY2022-Q3前進有価証券報告書
「また、非臨床試験や臨床試験の受託につきましても、前年同期においてコロナ禍で試験の実施や受注活動に制約を受け落ち込んだものの、当第3四半期連結累計期間はwithコロナ時代に即した取り組みが奏功し、売上高が回復するとともに、受注高も臨床試験を中心に増加いたしました。さらには、受注高の増加に伴い高い稼働率を維持したことで原価率も改善いたしました。」
臨床・非臨床試験について、withコロナ時代に即した営業活動により売上高と受注高が回復・増加し、高稼働率による原価率改善も進んだ。創薬支援事業は売上高71.2%増、営業利益1,668,539千円となった。 - FY2022-Q2前進有価証券報告書
「この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は前年同期比1,860,051千円増(前年同期比151.8%増)の大幅な増収となり、営業損益につきましても1,582,507千円の利益となり、前年同期比1,579,342千円増(前年同期比49,904.7%増)の大幅な増益となりました。」
創薬支援事業はPCR検査受託の増加、試験受注の回復、高稼働率による原価率改善により、売上高151.8%増、営業利益1,582,507千円となった。 - FY2022-Q2前進有価証券報告書
「また、非臨床試験や臨床試験の受託は、前年同期においてコロナ禍で試験の実施や受注活動に制約を受け落ち込んだものの、当第2四半期連結累計期間はwithコロナ時代に即した取り組みが奏功し、売上高が回復するとともに、受注高も臨床試験を中心に増加いたしました。さらには、受注高の増加に伴い高い稼働率を維持したことで原価率も改善いたしました。」
臨床・非臨床試験について、withコロナ時代に即した営業活動により売上高と受注高が回復・増加し、高稼働率による原価率改善も進んだ。 - FY2022-Q1前進有価証券報告書
「また、非臨床試験や臨床試験の受託につきましても、withコロナ時代に即した営業活動の取り組みに注力し、臨床試験を中心に新規受注が順調に推移いたしました。さらには、受注高の増加に伴い高い稼働率を維持したことで原価率も改善いたしました。この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は前年同期比1,155,766千円増(前年同期比255.7%増)の大幅な増収となり、営業損益につきましても953,003千円の利益となり、前年同期比1,044,536千円増(前年同期は91,533千円の損失)の大幅な増益となりました。」
withコロナ時代に即した営業活動により臨床試験を中心に新規受注が回復し、受注高増加と高稼働率による原価率改善も進んだ。創薬支援事業は売上高255.7%増、営業利益953,003千円となった。 - FY2021前進有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響で受注活動の低下を余儀なくされておりました臨床試験や非臨床試験受託も、WEB面談等を中心としたコロナ禍での営業活動の取り組みが定着してきたことを受けて新規受注が順調に回復いたしました。」
臨床・非臨床試験受託の営業活動が回復し、創薬支援事業の受注高は3,832,327千円、受注残高は1,317,751千円となった。 - FY2021-Q3前進有価証券報告書
「また、新型コロナウイルス感染症の影響で受注活動の低下を余儀なくされておりました臨床試験や非臨床試験受託も、WEB面談等を中心としたコロナ禍での営業活動の取り組みが定着してきたことを受けて新規受注も順調に回復してきております。」
臨床・非臨床試験受託について、WEB面談等を中心とする営業活動が定着し、新規受注が回復傾向にあると記載している。 - FY2021-Q2前進有価証券報告書
「なお、当第2四半期においては、試験の延期も解消し、新規受注も徐々に回復傾向にあります。」
新型コロナウイルス感染症により生じていた試験延期が解消し、CRO事業の新規受注が回復傾向にあると記載している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「また、非臨床試験の受託につきましては、株式会社安評センターにおいて、強みである農化学薬品等の安全性試験に加え、前期に大型動物飼育管理施設の整備を完了したことを受け、従来の中・小型動物に加え大型動物の非臨床試験の新規受注に注力いたしました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大により、非臨床試験受託用の動物輸入が制限され、非臨床試験が計画通り進まないなどの影響を受けたほか、臨床事業においては被験者の募集及び試験実施が困難な状況が発生いたしました。」
大型動物試験の新規受注に注力したものの、動物輸入制限や被験者募集・試験実施の困難化により、創薬支援事業の売上高は前年同期比9.6%減、営業損失は91,533千円となった。 - FY2020悪化有価証券報告書
「CRO事業の業績につきましては、コロナウイルス問題が顕在化した以降に売上が失速し、売上高については前期比295,581千円減(前期比13.2%減)の減収となりました。そのため、株式会社安評センターにおいて受注体制を強化するため設備及び人材に対する先行投資を進めていたことで増加した固定費の回収が進まず、営業損益につきましても36,170千円の損失(前期は315,010千円の利益)となりました。」
CRO事業は受注体制強化の施策を継続した一方、売上失速と固定費回収の遅れにより、前期の営業利益から営業損失へ転じた。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、受注高は前期並みに推移したものの当第4四半期以降に売上予定の受注が多かったことから、売上高については減収(前年同期比15.5%減)となる中で、株式会社安評センターにおいて受注体制を強化するため設備及び人材に対する先行投資を進めたことで固定費が増加し、営業損益につきましても35,012千円の損失(前年同期は167,317千円の黒字)となりました。」
CRO事業は受注高が前期並みだった一方、売上計上時期のずれと安評センターの設備・人材への先行投資によって15.5%減収となり、前年同期の営業黒字から35,012千円の営業損失へ転じた。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当事業では、医薬品・食品の臨床試験受託及び薬効薬理試験、安全性薬理試験、薬物動態試験、農薬・食品関連物質などの安全性試験などの非臨床試験受託を行っております。…当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、株式会社安評センターにおいて事業譲受けで承継した試験の売上が集中した前第2四半期を含む前年同期と比較して、減収(前年同期比17.4%減)となりました。また、比較的利益率の低い試験の売上が集中したことや、株式会社安評センターにおいて更に受注体制を強化するため設備及び人材に対する先行投資を進めたことで固定費が増加し、営業損益につきましても損失となりました。」
CRO事業では臨床・非臨床試験やモデルマウス関連の受託領域を維持し、大型動物試験の受注にも注力した一方、売上高は前年同期比17.4%減となり、低利益率試験の集中と設備・人材投資によって営業損失となった。 - FY2020-Q1受注増と利益悪化の併存有価証券報告書
「CRO事業においては、既存顧客との取引を拡大・深化させるとともに新規顧客の開拓に注力し、受注強化に努めました。特に、株式会社安評センターでは大型動物飼育管理施設の修繕・整備を完了して受注体制を整え、従来の中・小型動物に加え大型動物の非臨床試験の新規受注に注力いたしました。なお、当第1四半期連結累計期間におけるCRO事業の受注高は529,215千円(前年同期比7.6%増)と増加いたしました。」
受注高は529,215千円、前年同期比7.6%増となり大型動物試験の新規受注にも注力した一方、低利益率試験の集中と安評センターの設備・人材への先行投資により、CRO事業は営業損失29,853千円となった。 - FY2019前進有価証券報告書
「当事業の業績は、株式会社安評センターが2018年4月に事業譲受けをしたことにより、安全性試験等の収益が大きく伸長し、売上高は前期比で大幅な増収(前期比72.7%増)となりました。また、営業損益につきましても同様に、前期比188,124千円増(前期比148.3%増)と前期比で大幅な増益となりました。」
安評センターの事業譲受けによりCRO事業の安全性試験領域と受託能力が拡大し、売上高は72.7%増、営業損益は148.3%増となった。 - FY2019-Q3前進有価証券報告書
「当事業では、株式会社安評センターが昨年4月に事業譲受けした安全性試験等の収益が大きく貢献し、売上高は前年同期比で大幅な増収(前年同期比94.1%増)となりました。また、営業損益につきましても大幅に改善し、167,317千円の黒字(前年同期比109,006千円増)を計上いたしました。」
安評センターの事業譲受け効果により、CRO事業は前年同期比94.1%増収、営業利益167,317千円となり、前年同期から109,006千円改善した。 - FY2019-Q2前進有価証券報告書
「さらに、連結子会社である株式会社安評センターが本年4月1日に公益財団法人食品農医薬品安全性評価センターより事業を譲受けたことで当第2四半期連結会計期間末におけるCRO事業の受注残高が1,127,929千円(前年同期比163.4%増)と飛躍的に増加するとともに、幅広い領域での非臨床安全性試験の受注能力も大きく拡大いたしました。」
安評センターの事業譲受け後、CRO事業の受注残高は1,127,929千円、前年同期比163.4%増となり、非臨床安全性試験の受注能力も拡大した。 - FY2019-Q1前進有価証券報告書
「連結子会社である株式会社安評センターが本年4月1日に公益財団法人食品農医薬品安全性評価センターより事業を譲受けたことで当第1四半期連結会計期間末におけるCRO事業の受注残高が1,208,865千円(前年同期比182.4%増)と飛躍的に増加するとともに、幅広い領域での非臨床安全性試験の受注能力も大きく拡大いたしました。」
安評センターの事業譲受けにより、CRO事業の受注残高が1,208,865千円、前年同期比182.4%増となり、非臨床安全性試験の受注能力も拡大した。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「当事業の業績は、製薬企業の発注時期等の影響で期首受注残高が前年に比べ減少していたことにより、売上高、営業損益につきまして前年同期比減収減益となりました。なお、第4四半期以降の売上となる受注残高につきましては、当第3四半期累計期間より営業利益の更なる拡大に向けて順調に推移しております。」
CRO事業は期首受注残高の減少により前年同期比で減収減益となった。一方、第4四半期以降の受注残高は営業利益拡大に向けて順調と説明している。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の業績は、期首受注残高が前年に比し減少していたことにより、売上高、営業損益につきまして前年同期比減収減益となりました。なお、第3四半期以降の売上となる受注残高につきましては、当第2四半期末時点で、通期黒字幅の拡大に向け順調に推移しております。」
CRO事業は期首受注残高の減少により前年同期比で減収減益となり、営業利益は15,591千円にとどまった。一方、第3四半期以降の受注残高は通期黒字幅の拡大に向け順調に推移していると記載している。 - FY2018-Q1期首受注残高減少による業績悪化有価証券報告書
「CRO事業においては、既存の顧客との取引を拡大・深化させるとともに、新規顧客の開拓に注力し受注強化を図りました。また、非臨床試験の更なる受注拡大に向け、顧客(主に製薬企業)の多様なニーズに応えるため、新しい病態モデルの研究開発に取り組みました。」
顧客深耕、新規顧客開拓、新しい病態モデルの研究開発は継続した一方、期首受注残高の減少により売上高は前年同期比28.6%減、営業損失10,529千円となった。 - FY2017前進有価証券報告書
「CRO事業の業績は、期首時点の豊富な受注残高に加え積極的な営業・受注活動により、売上高は前期比増収となり、また、固定費の比重の高い非臨床試験における損益分岐点を大幅に上回る増収の結果、営業利益は前期比大幅増益となりました。」
CRO事業は売上高1,150,505千円、営業利益244,338千円となり、顧客深耕・新規顧客開拓・病態モデル研究開発を通じた受注拡大が業績面でも進展した。 - FY2017-Q3前進有価証券報告書
「CRO事業においては、既存の顧客との取引を拡大・深化させるとともに、新規顧客の開拓に注力し受注強化を図りました。また、非臨床試験の更なる受注拡大に向け、顧客(主に製薬企業)の多様なニーズに応えるため、新しい病態モデルの研究開発に取り組みました。」
既存顧客の深耕、新規顧客開拓、新しい病態モデルの研究開発を継続した結果、CRO事業は売上高749,103千円、営業利益144,520千円となった。第3四半期末の受注残高は358,838千円で、前年同期324,705千円を上回っている。 - FY2017-Q2前進有価証券報告書
「期首時点の豊富な受注残高に加え積極的な営業・受注活動により、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は485,576千円(前年同期比81.1%増)となり、また、固定費の比重の高い非臨床試験における損益分岐点を上回る増収の結果、営業利益は82,156千円(前年同期は営業損失25,764千円)と大幅増収及び黒字転換の結果となりました。なお、第3四半期以降の売上となる受注残高につきましても、当第2四半期末時点で448,059千円(前年同期448,385千円)と順調に推移しております。引き続き、受注強化に努め、通期黒字幅の拡大を目指してまいります。」
CRO事業は売上高485,576千円、営業利益82,156千円となり、前年同期の営業損失から黒字転換した。受注残高448,059千円を確保し、通期黒字幅の拡大を引き続き目標としている。 - FY2017-Q1前進有価証券報告書
「期首時点の豊富な受注残高に加え積極的な営業・受注活動により、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は157,003千円(前年同期85,354千円)となり、また、固定費の比重の高い非臨床試験における損益分岐点を上回る増収の結果、営業利益は12,346千円(前年同期は営業損失39,464千円)と大幅増収及び大幅損益改善の結果となりました。なお、第2四半期以降の売上となる受注残高につきましても、当第1四半期末時点で509,379千円(前年同期337,429千円)と拡大傾向を維持しております。引き続き、受注強化に努め、通期黒字幅の拡大を目指してまいります。」
CRO事業は売上高が前年同期の85,354千円から157,003千円に増加し、営業損失から12,346千円の営業利益へ転換した。受注残高も前年同期の337,429千円から509,379千円へ拡大した。 - FY2016初出有価証券報告書
「今後も、既存顧客との取引拡大を図るとともに、新規顧客の開拓に注力いたします。また、当社ジェノミクス事業の有する病態モデルマウスを用いた非臨床試験受託への展開を図るとともに、グループ会社の医化学創薬㈱との協業を強化し、グループ間シナジー創出による事業拡大を目指します。」
既存顧客の深耕、新規顧客の開拓、病態モデルマウスを使った非臨床試験受託への展開を組み合わせてCRO事業を拡大する方針である。