人手不足による採用難と安定した労働力の確保
FY2017に初出。18回の記載のうち9回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018-Q1。直近の記載はFY2026。
きょくとうがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。59社中36社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに16社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、販売費及び一般管理費において人件費やPOSレジ費用等が増加したことから、営業利益は2,942千円と前事業年度と比べ93,107千円(96.9%)の減益、経常利益は95,774千円と前事業年度と比べ86,338千円(47.4%)の減益、当期純利益は53,880千円と前事業年度と比べ29,170千円(35.1%)の減益となりました。」
人件費の増加がPOSレジ費用等とともに販売費及び一般管理費を押し上げ、営業利益、経常利益、当期純利益の減益要因として通期業績に現れている。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、販売費及び一般管理費において人件費やPOSレジ費用等が増加したことから、営業利益は309,388千円と前中間会計期間と比べ65,603千円(17.5%)の減益、経常利益は355,439千円と前中間会計期間と比べ64,489千円(15.4%)の減益、中間純利益は245,535千円と前中間会計期間と比べ47,157千円(16.1%)の減益となりました。」
人件費の増加がPOSレジ費用等とともに販売費及び一般管理費を押し上げ、営業利益、経常利益、中間純利益の減益要因として実際の業績に現れている。 - FY2024再掲有価証券報告書
「クリーニング業界においては、依然として総需要の減少傾向が続いており、原材料費の高騰や人手不足等により、経営環境は依然として厳しく、様々な課題に対応することが求められております。」
人手不足を含む厳しい経営環境が継続しているとの認識を再確認している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、売上高の減少と前述の投資費用と不採算店の閉鎖や工場・プラントの統合に伴う一時費用や人件費が増加したことなどにより、営業利益は81,031千円と前事業年度と比べ140,393千円(63.4%)の減益、経常利益は171,997千円と前事業年度と比べ160,406千円(48.3%)の減益となりました。」
人件費の増加が、店舗閉鎖・工場統合に伴う一時費用などとともに営業利益・経常利益の減益要因として通期業績に現れている。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、プラント・工場の統合と不採算店の閉鎖に伴う一時費用や人件費の上昇などから、営業利益は265,492千円と前年同四半期と比べ152,169千円(36.4%)の減益、経常利益は339,176千円と前年同四半期と比べ166,027千円(32.9%)の減益、四半期純利益は204,577千円と前年同四半期と比べ100,790千円(33.0%)の減益となりました。」
人件費の上昇が、プラント・工場統合等に伴う一時費用とともに営業利益・経常利益・四半期純利益の減益要因として実際の業績に現れている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、プラントの統合や不採算店の閉鎖など経費節減に努めましたが、売上の減少と人件費の上昇などから、営業利益は351,155千円と前年同四半期と比べ150,700千円(30.0%)の減益、経常利益は400,100千円と前年同四半期と比べ150,011千円(27.3%)の減益、四半期純利益は231,268千円と前年同四半期と比べ102,838千円(30.8%)の減益となりました。」
人件費の上昇が売上減少とともに営業利益・経常利益・四半期純利益の減益要因として実際の業績に現れている。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、減速し始めた世界経済や人手不足による人件費の上昇などを背景に、中小企業や内需向け企業が投資に慎重姿勢を取り、節約志向の波が個人の消費マインドにも影を落としています。」
人手不足による人件費上昇が続き、企業の投資姿勢や個人消費に影響しているとの認識を再確認している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「クリーニング業界は、総需要の減少傾向が続く中、人手不足による賃金の上昇で人員確保が難しい状況が続いており、」
人手不足が賃金上昇を伴い、人員確保が難しい状況が続いているとの認識を再確認している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、当初、大企業に企業収益の改善傾向が見られていたものの、原油相場や米中貿易摩擦の動向、国内において深刻化する人手不足などの先行き懸念が、投資活動に慎重姿勢を取らせております。利益につきましては、前事業年度の平成29年8月に創設した新しい店長制度に基づく店長の直営店配置や労働力確保のための人件費等の増加で、営業利益は417,662千円と前年同四半期と比べ30,388千円(6.8%)の減益となりました。」
人手不足が「深刻化」しているとの記載に加え、労働力確保のための人件費等の増加が営業利益の減益要因として記載されており、採用・労働力確保リスクの影響が拡大している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「当クリーニング業界におきましては、総需要の減少傾向に加え、人手不足による人件費の上昇や原油価格の高騰によるエネルギーコストの増加など、厳しい経営環境が続いております。」
人手不足が人件費の上昇として続き、厳しい経営環境を形成しているとの認識を再確認している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当クリーニング業界におきましては、総需要の減少傾向に加え、人手不足によるパートタイマーの賃金上昇や原油価格の高騰によるエネルギーコストの増加など、厳しい経営環境が続いております。」
人手不足がパートタイマーの賃金上昇として続き、厳しい経営環境を形成しているとの認識を再確認している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「クリーニング総需要の減少傾向が続く中、当業界にも人手不足による賃金の上昇で人員の確保が難しい状況が続いております。」
人手不足が賃金上昇を伴い、必要な人員の確保が難しい状況が続いているとの認識を再確認している。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「一方、人手不足による人件費の上昇が、中小企業や内需向け企業の投資意欲に慎重姿勢を取らせており、個人消費も、未だ根強い節約志向から回復に勢いを欠く状況が続いております。」
人手不足が人件費上昇として継続しているだけでなく、中小企業や内需向け企業の投資意欲を慎重化させる影響まで記載している。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、海外経済動向の不確実性や国内の人手不足を反映した人件費の上昇などにより、先行き不透明な状況が続いております。」
従来の採用難・労働力確保のリスクについて、人手不足が人件費の上昇として現れていると記載している。 - FY2017初出有価証券報告書
「また、サービス業を中心に人手不足が顕著になる中、必要な人員の確保が難しい状況が続いております。」
人手不足と必要人員の採用難が現在進行の経営課題として初めて明示されている。