新型コロナウイルス感染症による世界経済・需要変動リスク
FY2020に初出。9回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2024-Q1。
亀田製菓がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。173社中110社が悪化側に。
直近の記載が「後退」なのは、ほかに17社。
- FY2024-Q1後退有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、地政学的リスクの影響を抱える中、新型コロナウイルスの5類移行を受けて社会経済活動の正常化が進み、緩やかな回復傾向が見られました。」
新型コロナウイルスの5類移行により社会経済活動の正常化が進んだと説明しており、従来の行動制限・経済急減速リスクの表現は弱まっている。一方、長期保存食では前年の個人消費拡大の反動減が残っている。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「食品事業については、防災意識の高まりを背景とした長期保存食の安定的な需要に加え、個人を中心にネット通販での需要が底堅く推移するとともに、新型コロナウイルス感染症の第七波もあり、各自治体による在宅治療支援物資に採用されるなど総じて強い引き合いが続いています。」
新型コロナウイルス感染症第七波の影響を含む環境下で、長期保存食についてネット通販や自治体の在宅治療支援物資などの需要が続いていると説明している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの変異株の広がりを受けて、国内における消費回復の足取りは重く、依然として先が見通せない状況が続いています。」
変異株の広がりにより国内消費の回復が重く、先行き不透明な状況が続いていると説明している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、未だ新型コロナウイルス感染症の収束時期が見通せない中で改めて緊急事態宣言が発出されるなど、個人消費、企業活動への強い制約となり、引き続き先行き不透明な状況で推移しました。」
新型コロナウイルス感染症の収束時期が見通せず、緊急事態宣言が個人消費・企業活動を制約する状況を引き続き記載している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症は、世界的なワクチン接種による集団免疫の形成により徐々に収束するものと見込んでおりますが、当面は世界的な感染状況が続き、世界経済および国内経済に影響を及ぼすものと予測されます。」
感染症の世界経済・国内経済への影響が当面続くとの見通しを再確認している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「海外事業については、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大により、一部オペレーションへの制約はあるものの、重要拠点と位置付ける北米のMary’s Gone Crackers, Inc.については、工場の操業を継続することで安定した業績を確保しています。」
感染症拡大による海外オペレーション制約が続く一方、北米主要拠点では操業を継続し、安定した業績を確保したと説明している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「海外事業については、新型コロナウイルス感染症拡大によるロックダウンの発令等により、各国において一時的に操業停止等を余儀なくされましたが、主要拠点と位置付ける北米のMary’s Gone Crackers, Inc.については、生活必需品との位置づけから操業を継続、総じて、安定した業績を確保しております。」
新型コロナウイルス感染症に伴うロックダウンと一時的な操業停止が海外拠点で実際に発生した一方、北米の主要拠点では操業を継続した。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「海外事業については、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、一部の国でロックダウンの発令等もあり、一時的にオペレーションの変更や操業停止を余儀なくされた地域もありましたが、主要拠点と位置付ける北米のMary’s Gone Crackers, Inc.については、生活必需品との位置づけから操業を継続する等、総じて、商品供給を維持しています。」
新型コロナウイルス感染症に伴う海外拠点のロックダウン、オペレーション変更、操業停止が実際に発生した一方、北米の主要拠点では操業を継続した。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「年度終盤に顕在化した、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、環境は一変し、国内外における経済活動が急減速する展開となり、世界恐慌の発生が懸念される状況となりました。」
世界的な感染拡大と経済活動の急減速が年度終盤に顕在化した。家庭内消費・備蓄需要の増加が見込まれる一方、土産用食品需要の落ち込みも見込んでいる。