LAA社の受注計画未達・業績下振れ
FY2019-Q2に初出。23回の記載のうち8回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q2。直近の記載は2026-10-09。
リニカルがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。79社中13社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに16社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「大型案件終了に伴う売上減少を補うことができなかった米国、欧州が前期比で大幅な減収となったこと等により、連結の売上高は8,665百万円(前期比17.0%減)となりました。」
業績改善が記載されていた米国事業について、大型案件終了後に新規案件の開始が遅れ、売上減少を補えず営業赤字化した。欧州でも減収と営業損失拡大が発生した。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「大型案件の終了に伴う売上減少を新規案件獲得により補うことができなかった米国は営業赤字化し、また、欧州も営業損失が拡大したことにより、営業損失は511百万円(前年同期は192百万円の営業損失)となりました。」
過去に業績改善とリスク低減が記載されていた米国事業で、大型案件終了後の新規案件獲得が不足し、前年同期比で大幅な減収減益と営業赤字化が実際に発生した。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「米国においては、受注した業務が想定通り進捗し順調に売上高を計上していることに加え、追加作業発生による契約変更等もあり、前年同期比で大幅に増収増益となりました。米国のバイオテック企業等からの新規案件を順調に獲得しており、引き続き米国CRO市場の深耕に注力し、持続的な成長を図ってまいります。」
過去に受注計画未達や業績下振れが発生した米国事業について、受注業務が想定通り進捗し、新規案件も順調に獲得して大幅な増収増益となった。 - FY2024対処有価証券報告書
「米国においては、前期は米欧地域で大型国際共同治験の開始遅延があった一方で、当期は新規案件の獲得や既存案件の進捗が想定を上回って推移したこと等により、前期比で大幅な増収増益となりました。」
大型国際共同治験の開始遅延等で下振れしていた米国事業は、新規案件獲得と既存案件の進捗改善により大幅な増収増益となった。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「米国においては、前期は米欧地域で大型国際共同治験の開始遅延があった一方で、当期は既存案件の進捗が想定を上回って推移したことに加え、為替が円安に推移したこと等により前年同期比で大幅に増収増益となりました。」
大型国際共同治験の開始遅延等により下振れしていた米国事業は、既存案件の進捗が想定を上回り、大幅な増収増益となった。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「米国においては、前年同四半期は米欧地域で大型国際共同治験の開始遅延があった一方で、当期は既存案件の進捗が想定を上回って推移したことに加え、為替が円安に推移したこと等により前年同期比で大幅に増収増益となりました。」
大型国際共同治験の開始遅延等により下振れしていた米国事業は、既存案件の進捗が想定を上回り、大幅な増収増益となった。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「営業利益は、ロシア・ウクライナ戦争等の影響により米欧地域での大型国際共同試験の開始が遅れ、一時的に要員稼働率が低下したことなどの理由で第1四半期では営業損失を計上したものの、第2四半期では欧州、米国事業ともに改善し、累計では373百万円(前年同期比26.4%減)となりました。」
大型国際共同試験の開始遅延により第1四半期は営業損失となったが、第2四半期には欧州・米国事業が改善した。累計ではなお営業減益である。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「米国においては、上記の大型案件の開始の遅れ等により想定した売上高を確保できず前年同期比で減収となりました。また、これに伴う一時的な要員稼働率の低下に加え、第2四半期以降予定される新規案件の開始及び工数追加に対応するための増員による人件費の増加を吸収できず営業赤字となりました。」
米国事業で大型案件の開始遅延により想定売上高を確保できず、減収・営業赤字となった。買収後の業績改善が続いていた米国事業で、遅延に伴う一時的な下振れが実際に発生している。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「当社の米国事業においては、既存の受注案件を順調に消化し、売上高、営業利益が第3四半期連結累計期間として過去最高を記録しました。」
過去に発注見合わせや新規受託の計画未達が生じたLAA社を含む米国事業で、既存案件の消化と業績改善が進み、第3四半期累計として売上高・営業利益が過去最高となった。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「当社の米国事業においても当初の想定どおり新型コロナウイルス流行の影響は大きく減少し、既存の受注案件を順調に消化したことや、契約変更による売上の追加計上、当期獲得した複数案件の売上貢献などがあったことから売上高、営業利益が第2四半期連結累計期間として過去最高を記録するなど、前期の第2四半期以降の業績の回復傾向が継続し、前年同期比で大幅な増収・営業増益となりました。」
LAA社を含む米国事業では受注案件の消化や新規案件の貢献により売上高・営業利益が過去最高となり、買収後の業績下振れリスクは低減したと記載されている。 - FY2022-Q1前進有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間においては、米国において、ワクチン接種が進み経済活動が改善しており、当社米国事業においても新型コロナウイルス流行の影響が残る中、受注案件を順調に消化したことや、契約変更による売上の追加計上などがあったことから前年(2021年3月期)の第2四半期以降の業績の回復傾向が継続し、前年同期比で大幅な増収・営業黒字化となりました。」
LAA社を含む米国事業では、受注案件の消化と契約変更による追加売上により、前年同期比で大幅な増収と営業黒字化が続いた。 - FY2021前進有価証券報告書
「CRO業界においては、治験業務に関してリモートでの治験実施を可能とする制度対応が取られ、米国子会社がこれらに迅速に対応したことで、前期から進めている営業体制強化によって大きく積み上げた受注案件を順調に消化し、組織、業務体制の効率化の効果と相まって2020年8月以降は安定的に営業黒字化しました。」
LAA社について、前期に続いた受注計画未達・業績下振れから、受注案件の消化と営業体制・業務体制の効率化を通じ、2020年8月以降の安定的な営業黒字化へ進展した。 - FY2021-Q3前進有価証券報告書
「前期の営業体制強化によって大きく積み上げた受注案件の予定工数を順調に消化し、8月以降は継続的に営業黒字化しました。」
前期に記載されたLAA社の受注計画未達・業績下振れに対し、8月以降の継続的な営業黒字化という具体的な改善マイルストーンが示された。 - FY2020前進有価証券報告書
「一方、米国においては、マネジメントや営業体制の強化、リストラクチャリングによるコスト削減の成果は着実に発現し、のれんの償却費や上記の弁護士報酬等を除いた営業利益が黒字化を達成しました。さらに来期以降の売上に貢献する受注残高も前期末に比して大幅に増加しております。」
前期に続いたLAA社の受注計画未達・業績下振れに対し、関連費用等を除く営業利益の黒字化と受注残高増加という改善が記載された。 - FY2020-Q3前進有価証券報告書
「以上のような事業環境の下、米国のLinical Accelovance America, Inc.(以下、LAA社)において、前期からのマネジメント強化、営業力の増強、リストラクチャリングの成果が発現を始め、単月決算で営業黒字化を達成し今後に期待が持てる状況となりました。」
前期に記載されたLAA社の受注計画未達・業績下振れに対し、単月決算で営業黒字化を達成したという具体的な改善マイルストーンが示された。 - FY2020-Q1米国子会社の業績改善開始有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間の経営成績は、欧州、韓国、台湾子会社の業績が好調に推移するとともに、米国子会社の業績も改善を始めました。」
前期にLAA社で発注見合わせや新規受託の計画未達が記載されていたのに対し、当四半期は米国子会社の業績が改善を始めたと記載されている。ただし、受注計画を達成したとは記載されていない。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「しかしながら、LAA社において、買収当初に契約締結直前での発注の見合わせがあったことや複数件の受託プロジェクトの開発中止などが発生し、その後も新規受託が計画を下回る状況が続いており、当第3四半期連結累計期間において、売上高が予想を大幅に下回る状況となりました。」
LAA社での発注見合わせ、複数プロジェクトの開発中止、新規受託の計画未達が続き、売上高が予想を大幅に下回る状況となった。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「しかしながら、当第2四半期連結累計期間においては、LAA社において、買収後に契約締結直前での発注の見合わせがあったことや複数件の受託プロジェクトの開発中止などが発生するとともに、新規受託が計画を下回り、売上高は予想を大幅に下回る状況となりました。」
買収後のLAA社で発注見合わせ、複数の受託プロジェクトの開発中止、新規受託の計画未達が実際に発生し、売上高が予想を大幅に下回ったと記載されている。