遊休製造設備の発生と減損損失
FY2016に初出。10回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2022-Q2。直近の記載はFY2026。
DM三井製糖がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。96社中51社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに67社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「SIS’88 Pte Ltd及びその子会社において、事業計画を見直した結果、想定していた収益が見込めなくなったため、のれん、商標権、及び顧客資産の未償却残高を減損損失として認識しています。」
SIS’88及びその子会社について収益見込みの低下が実際に発生し、のれん・無形固定資産を含む減損損失6,320百万円を計上した。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「関門製糖㈱、鳳氷糖㈱及び日糖産業㈱(全て連結子会社)における2026年9月末日を目途とする生産終了方針の決定に伴い、各社が保有する生産設備等に係る固定資産の一部について減損損失等を計上した」
3社の生産終了方針に伴い、固定資産減損4,275百万円及び事業構造改善引当金1,002百万円が実際に計上された。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「また、北海道北見市他に所在する北見製糖所他の建物、構築物、機械装置等につきましては、2022年12月に農林水産省が公表した、てん菜糖の国内産糖交付金の交付対象数量の調整方針を踏まえ、今後の生産・販売数量を検討した結果、砂糖事業の事業環境の悪化が見込まれることから、当該資産グループについて減損損失を認識しております。」
本別製糖所に加え、北見製糖所等でも事業環境悪化見込みを理由に5,555百万円の減損損失が発生し、年度の減損損失は6,028百万円となった。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「北海道糖業株式会社本別製糖所の建物、構築物、機械装置等につきましては、資産の遊休化により投資額の回収が見込めなくなったため、固定資産の減損損失を認識しております。」
本別製糖所の資産遊休化と投資額の回収見込み喪失が実際に発生し、当第2四半期累計期間に472百万円の減損損失を計上した。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「北海道糖業株式会社本別製糖所の建物、構築物、機械装置等につきましては、2023年3月をもって、同社の本別製糖所の生産を終了する方針を決定したことに伴い、固定資産の減損損失を認識しております。…合計1,071百万円」
本別製糖所の生産終了方針に伴う固定資産の減損損失について、計上額が1,071百万円として第3四半期累計に反映された。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「北海道糖業株式会社本別製糖所の建物、構築物、機械装置等につきましては、2023年3月をもって、同社の本別製糖所の生産を終了する方針を決定したことに伴い、固定資産の減損損失を認識しております。…合計1,055百万円」
本別製糖所の生産終了方針に伴い、建物・機械装置等について1,055百万円の減損損失が実際に計上された。 - FY2017悪化有価証券報告書
「神戸市長田区に所在する色素グループ及び寒天・ゲル化剤グループについて、資産グループの回収可能価額を著しく低下させる変化が生ずる見込みとなったため、減損損失を認識しております。また、神戸市東灘区他に所在するさとうきび抽出物グループについて、営業損益が悪化し、短期的な業績の回復が見込めないため、減損損失を認識しております。」
前年度の遊休設備47百万円に加え、フードサイエンス事業の複数資産グループで合計96百万円の減損損失を計上した。 - FY2016初出有価証券報告書
「北海道糖業株式会社の製造設備の一部について、遊休状態となり、将来の用途も定まっていないため、減損損失を認識しております。機械装置及び運搬具 44百万円、工具、器具及び備品 2百万円、合計 47百万円」
北海道糖業の一部製造設備が遊休化し、47百万円の減損損失として実際に計上されている。