FTY720ロイヤリティへの利益依存と競合薬承認リスク
FY2016に初出。18回の記載のうち8回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2026受取ロイヤリティー減少有価証券報告書
「営業外損益においては、フィンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売権の許諾に基づく受取ロイヤリティーの減少や、海外関連会社における損益悪化を主因とした持分法による投資損失の計上等があり」
仲裁判断後の年度において、受取ロイヤリティーは324百万円となり、前年度の608百万円から減少した。 - FY2024対処有価証券報告書
「営業外損益においては、受取配当金5,176百万円並びに、フィンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売権の許諾に基づくロイヤリティーを主とする受取ロイヤリティー1,158百万円を計上いたしました。」
仲裁判断により従来認識していなかったロイヤリティーを前年度に一括認識した後、当年度は受取ロイヤリティー1,158百万円を計上している。 - FY2023対処有価証券報告書
「当社は、本仲裁手続きが開始されて以降、ノバルティス社が疑義を提起している部分の受取ロイヤリティーについては、収益としては認識しないこととしておりましたが、2023年2月14日に公表の通り、ノバルティス社の主張を全面的に否定する仲裁廷の判断を受け、第3四半期連結会計期間末時点の長期仮受金17,552百万円(固定負債の部にその他の内数として記載)を、当連結会計年度において一括して収益として認識いたしました。」
FTY720ロイヤリティーをめぐる仲裁について、仲裁廷の判断を受け、従来認識していなかった17,552百万円を収益認識する段階に進んだ。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「営業外損益においては、フィンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売権の許諾に基づく受取ロイヤリティーを112百万円計上いたしました。なお、当社の共同特許権者である田辺三菱製薬㈱とNovartis Pharma AG(以下「ノバルティス社」という。)との間で仲裁手続きが進行中であることを受け、ノバルティス社が契約の有効性に関し疑義を提起している部分につきましては、引き続き収益としては認識しておりません。」
仲裁手続き、契約有効性への疑義及び一部収益の認識見合わせが継続している。受取ロイヤリティーは112百万円と開示された。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「営業外損益においては、フィンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売権の許諾に基づく受取ロイヤリティーを447百万円計上いたしました。なお、当社の共同特許権者である田辺三菱製薬㈱とNovartis Pharma AG(以下「ノバルティス社」という。)との間で仲裁手続きが進行中であることを受け、ノバルティス社が契約の有効性に関し疑義を提起している部分につきましては、引き続き収益としては認識しておりません。」
FTY720をめぐる仲裁手続きと契約有効性への疑義が継続し、一部収益の認識見合わせも続いている。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「営業外損益においては、フィンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売権の許諾に基づく受取ロイヤリティーを314百万円計上いたしました。なお、当社の共同特許権者である田辺三菱製薬㈱とNovartis Pharma AG(以下「ノバルティス社」という。)との間で仲裁手続きが進行中であることを受け、ノバルティス社が契約の有効性に関し疑義を提起している部分につきましては、引き続き収益としては認識しておりません。」
FTY720をめぐる仲裁手続きと契約有効性への疑義が継続し、一部収益の認識見合わせも続いている。受取ロイヤリティーは314百万円となった。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「営業外損益においては、フィンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売権の許諾に基づく受取ロイヤリティーを158百万円計上いたしました。なお、当社の共同特許権者である田辺三菱製薬㈱とNovartis Pharma AG(以下「ノバルティス社」という)との間で仲裁手続きが進行中であることを受け、ノバルティス社が契約の有効性に関し疑義を提起している部分につきましては、引き続き収益としては認識しておりません。」
FTY720をめぐる仲裁手続き及び契約有効性への疑義が継続し、一部収益の認識見合わせも続いている。受取ロイヤリティーは158百万円となった。 - FY2021悪化有価証券報告書
「営業外損益においては、フィンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売権の許諾に基づく受取ロイヤリティーを628百万円計上いたしました。なお、当社の共同特許権者である田辺三菱製薬㈱とNovartis Pharma AG(以下「ノバルティス社」という。)との間で仲裁手続きが進行中であることを受け、ノバルティス社が契約の有効性に関し疑義を提起している部分につきましては、引き続き収益としては認識しておりません。」
仲裁手続き及び契約有効性への疑義による一部収益の認識見合わせが継続し、年間受取ロイヤリティーは628百万円となった。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「営業外損益においては、フィンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売権の許諾に基づく受取ロイヤリティーを450百万円計上いたしました。なお、当社の共同特許権者である田辺三菱製薬㈱とNovartis Pharma AG(以下「ノバルティス社」という。)との間で仲裁手続きが進行中であることを受け、ノバルティス社が契約の有効性に関し疑義を提起している部分につきましては、引き続き収益としては認識しておりません。」
FTY720をめぐる仲裁手続きと契約有効性への疑義が継続し、一部収益の認識見合わせが続いている。受取ロイヤリティーは450百万円となった。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「営業外損益においては、フィンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売権の許諾に基づく受取ロイヤリティーを284百万円計上いたしました。なお、当社の共同特許権者である田辺三菱製薬㈱とNovartis Pharma AG(以下「ノバルティス社」という。)との間で仲裁手続きが進行中であることを受け、ノバルティス社が契約の有効性に関し疑義を提起している部分につきましては、引き続き収益としては認識しておりません。」
FTY720について、仲裁手続きと契約有効性への疑義が継続し、一部収益の認識見合わせも続いている。受取ロイヤリティーは284百万円となった。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「営業外損益においては、フィンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売権の許諾に基づく受取ロイヤリティーを164百万円計上いたしました。なお、当社の共同特許権者である田辺三菱製薬㈱とNovartis Pharma AG(以下「ノバルティス社」という)との間で仲裁手続きが進行中であることを受け、ノバルティス社が契約の有効性に関し疑義を提起している部分につきましては、引き続き収益としては認識しておりません。」
FTY720について仲裁手続きと契約有効性への疑義が継続し、一部収益の認識見合わせも続いている。受取ロイヤリティーは164百万円となった。 - FY2020悪化有価証券報告書
「営業外損益におきましては、フィンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売権の許諾に基づく受取ロイヤリティーを1,340百万円計上いたしました。なお、当社の共同特許権者である田辺三菱製薬㈱とNovartis Pharma AG(以下、「ノバルティス社」)との間で仲裁手続きが進行中であることを受け、ノバルティス社が契約の有効性に関し疑義を提起している部分については、引き続き収益としての認識を行いませんでした。」
契約有効性への疑義により一部収益認識を行わない処理が年度でも継続し、受取ロイヤリティーは1,340百万円にとどまった。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「一方、前第4四半期に出資しました中糧糖業遼寧有限公司の業績は順調に推移しておりますが、海外粗糖相場の軟調推移によるタイ国関連会社の業績低迷や、「FTY720」受取ロイヤリティーについて仲裁手続きが継続しているため、一部収益認識を見合わせたことから、経常利益は4,800百万円(前年同期比41.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,759百万円(前年同期比45.2%減)となりました。」
FTY720受取ロイヤリティーの一部収益認識見合わせと仲裁手続きが継続し、利益への影響が引き続き記載されている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「「FTY720」受取ロイヤリティーの一部収益認識を見合わせた結果、前年同期比減益となりました。」
FTY720受取ロイヤリティーの一部収益認識見合わせが継続し、受取ロイヤリティーは前年同期の3,934百万円から926百万円へ減少した。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「フィンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売権の許諾に基づく受取ロイヤリティーについて、当社の共同特許権者である田辺三菱製薬株式会社とNovartis Pharma AG(以下、「ノバルティス社」)との間で仲裁手続きが進行中であることを受け、ノバルティス社が契約の有効性について疑義を提起している部分について収益としての認識を行わないこととした結果、受取ロイヤリティーは前年同期比63.0%の減となりました。」
前年度に示された契約有効性への疑義が当四半期の収益認識に実際に反映され、受取ロイヤリティーが前年同期比63.0%減少した。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「フィンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売権の許諾に基づく受取ロイヤリティーについて、当社の共同特許権者である田辺三菱製薬株式会社とNovartis Pharma AG(以下、「ノバルティス社」)との間で仲裁手続きが進行中であることを受け、ノバルティス社が契約の有効性について疑義を提起している部分について収益の認識を行わないこととした結果、2020年3月期は大幅に経常利益が減少する見込みであります。」
FTY720ロイヤリティーをめぐる仲裁手続きと契約有効性への疑義が実際に発生し、疑義部分の収益を認識しないこと及び翌期の経常利益大幅減少見込みが示された。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループは、FTY720(多発性硬化症治療薬)の基本特許に基づく受取ロイヤリティーの経常利益に占める割合が高く、当該事業を取り巻く環境の変化が当社グループの業績に影響を及ぼし易い構造になっております。FTY720と競合する医薬品の国内外における承認及び販売により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
FTY720ロイヤリティーへの利益依存と競合薬リスクを再掲している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは、FTY720(多発性硬化症治療薬)の基本特許に基づく受取ロイヤリティーの経常利益に占める割合が高く、当該事業を取り巻く環境の変化が当社グループの業績に影響を及ぼし易い構造になっております。FTY720と競合する医薬品の国内外における承認及び販売により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
FTY720の受取ロイヤリティーが経常利益に占める割合が高い構造と、競合薬の承認・販売リスクを記載している。