ZEB・環境性能・洋上風力などの環境技術
FY2016に初出。9回の記載のうち4回が「前進」で、最初の「前進」はFY2019。直近の記載はFY2026。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに2社。
- FY2026前進有価証券報告書
「「ECM(エネルギー・CO2・ミニマム)コンクリート」を912.4m3、「CO2-SUICOM」製の埋設型枠を273枚(163.8㎡)導入することで、当初計画のコンクリートで施工した場合と比較して、CO2排出量を約45t削減し、仮排水トンネルのインバート(底版)コンクリート全体のCO2排出量のうち約12%のCO2を削減することに成功した。」
環境配慮型コンクリートを国土交通省直轄工事に大量適用し、CO2排出量約45トン、対象コンクリート全体の約12%を削減した。環境技術の実工事への展開が進んでいる。 - 2026-06-03前進株主総会
「「鹿島環境ビジョン2050 plus」に基づき、相互に関連する脱炭素、資源循環、自然再興の3分野における取り組みに注力しております。」
環境ビジョン2050 plusの3分野を継続し、環境配慮型コンクリートの大量適用、森林ファンドへの出資、木造建築への社有林材活用を実績として示している。 - FY2024再定義有価証券報告書
「2013年策定の「鹿島環境ビジョン:トリプルZero2050」を2024年に見直し、「鹿島環境ビジョン2050plus」として公表している。CO2排出削減については、2021年度比で2030年度までにスコープ1・2を42%削減、スコープ3を25%削減し、2050年度までに実質ゼロ、カーボンニュートラルにすることを目標としている。」
従来の環境ビジョンを2050plusへ改定し、脱炭素・資源循環・自然再興の3分野に再構築した。CO2削減について2030年度のスコープ1・2・3目標と2050年度実質ゼロ目標を継続・具体化している。 - FY2023引き上げ有価証券報告書
「CO2排出削減については、2023年に目標を見直し、施工中に発生するCO2排出量(スコープ1・2)を2021年度比で2030年度までに42%削減、さらに2050年度までに実質ゼロ、カーボンニュートラルにすることを目標としている。」
環境目標が見直され、スコープ1・2について2030年度42%削減、2050年度実質ゼロを明示した。スコープ3についても2030年度25%削減、2050年度実質ゼロの目標が示され、対象範囲と数値・期限が強化された。 - FY2021引き上げ有価証券報告書
「「鹿島環境ビジョン:トリプルZero2050」の活動を加速し、2050年のカーボンニュートラルを目指すとともに、資源循環、生物多様性を含め、環境に対し総合的に配慮した事業活動を展開していく。」
従来の低炭素化・環境技術の取り組みから、2050年カーボンニュートラルを明示した脱炭素社会への対応へ、目標の時間軸と範囲が強化された。CO2吸収コンクリート「CO2-SUICOM」や省エネ空調システムの開発・実用化も記載されている。 - FY2020前進有価証券報告書
「当社設計施工のHareza Tower(東京都豊島区)において超高層複合用途ビルとして初のZEB Ready認証(エネルギー消費量削減率50%以上)取得」
環境技術について、超高層複合用途ビルで初のZEB Ready認証を取得した。また、TCFDへの賛同も表明し、環境性能・気候関連情報への対応範囲を広げている。 - FY2019前進有価証券報告書
「また、普通セメントの代わりに高炉スラグ微粉末を60~70%使用することで製造時のCO2排出量を60%程度低減する低炭素型コンクリート「ECMコンクリート」(2014年に開発)を初めて土木構造物に適用した。なお、「ECMコンクリート」を含む高炉スラグ微粉末を用いた環境配慮型(低炭素型)コンクリートは㈱竹中工務店と連名で2019年日本建築学会賞(技術)を受賞した。」
環境技術について、CO2排出量を60%程度低減するコンクリートを初めて土木構造物に適用し、技術賞の受賞にも至った。 - FY2018再定義有価証券報告書
「地球環境や防災減災等の社会課題への取り組みを強化する。」
環境技術を個別技術の開発・適用にとどめず、地球環境および防災・減災という社会課題への取り組みとして位置づけている。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社技術研究所本館「研究棟」において、2015年8月にLEED-EBOMの最高ランクであるプラチナ認証を取得した。本研究棟は、当社のZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)実現に向けたリーディングプロジェクトと位置付けられ、2011年11月の建物運用開始以来、当社が開発した様々な技術を適用して、エネルギー効率の向上に努めており、2014年度の一次エネルギー消費量は、オフィス基準値より約52%の削減を実現した。」
LEED-EBOMプラチナ認証、一次エネルギー消費量約52%削減、洋上風力発電施設の施工技術などを環境技術の成果・展開として記載している。