工事材料の納入遅れ・工期延伸による業績影響
FY2021-Q1に初出。8回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2023。
コムシスホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。23社中9社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに8社。
- FY2023悪化有価証券報告書
「ITソリューション・社会システムの成長分野においては、バーチャルカンパニーを活用した営業強化及びアライアンスパートナー連携による売上拡大に取り組んでまいりましたが、サプライチェーンの混乱による資材不足・価格高騰、工期延伸によるコスト増などの影響で採算性が低下したほか、一部の再生可能エネルギー関連のプロジェクトにおいて不採算案件が発生いたしました。」
資材不足・価格高騰及び工期延伸によるコスト増が採算性低下として現れ、不採算案件の発生も記載された。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「NDSグループは、ITソリューション事業において受注が増加しましたが、通信事業者の設備投資の減少及び半導体不足等による工事部材等の納入遅延での工事進捗遅れの影響により、受注高58,706百万円(前年同期比8.6%減)、売上高55,660百万円(前年同期比5.1%減)、営業利益2,470百万円(前年同期比25.1%減)となりました。」
半導体不足等による工事部材の納入遅延と工事進捗遅れが、NDSグループの受注・売上・営業利益の減少要因として数値化されている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「SYSKENグループは、通信事業者からの設備建設工事の受注拡大に取り組んだことにより、受注高16,083百万円(前年同期比10.9%増)となりました。高度無線環境整備工事の反動減の影響、通信事業者の設備投資の減少、資材納入遅延による工事進捗遅れ及び前期繰越工事の減少により、売上高11,972百万円(前年同期比19.2%減)、営業利益311百万円(前年同期比62.9%減)となりました。」
資材納入遅延による工事進捗遅れが、SYSKENグループの売上高19.2%減、営業利益62.9%減の要因として実際に現れている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「TOSYSグループは、通信事業者からの設備建設工事受注拡大のほか、ITソリューション工事、電気設備工事、公共関連工事の受注が進んだことにより、受注高9,878百万円(前年同期比44.2%増)となりました。資材納期遅延に伴う工事進捗の遅れ、高度無線環境整備工事の反動減及び低利益率工事などの影響により、売上高6,376百万円(前年同期比4.8%減)、営業利益89百万円(前年同期比74.1%減)となりました。」
資材納期遅延による工事進捗の遅れが実際に発生し、TOSYSグループの売上高・営業利益の減少要因となった。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「売上高につきましては、一部コロナ禍による材料枯渇の影響はあったものの、順調に推移し12,090百万円(前年同期比24.6%増)となり、営業利益も1,179百万円(前年同期比118.2%増)となりました。」
コロナ禍による材料枯渇の影響はなお記載されているが、サンワコムシスエンジニアリンググループでは売上高・営業利益が前年同期比で増加した。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「NCC設備事業の受注増加により、受注高43,916百万円(前年同期比6.4%増)となりましたが、コロナ禍の影響による機器の一部納入遅れや工期延伸などにより、売上高38,128百万円(前年同期比2.3%減)、営業利益3,544百万円(前年同期比1.8%減)となりました。」
コロナ禍による機器の一部納入遅れ及び工期延伸が、サンワコムシスエンジニアリンググループの売上高・営業利益の減少要因として第三四半期累計にも現れている。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「NCC設備事業の受注増加により、受注高26,638百万円(前年同期比15.8%増)となりましたが、コロナ禍の影響による工事材料の一部納入遅れ等により、売上高23,722百万円(前年同期比4.7%減)、営業利益1,943百万円(前年同期比11.5%減)となりました。」
コロナ禍による工事材料の一部納入遅れが、サンワコムシスエンジニアリンググループの売上高・営業利益減少要因として引き続き現れている。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「コロナ禍の影響による工事材料の納入遅れや工期延伸等が影響し、売上高49,446百万円(前年同期比10.8%減)、売上減少の影響により営業利益1,800百万円(前年同期比25.4%減)となりました。」
工事材料の納入遅れと工期延伸が日本コムシスグループの売上高・営業利益の減少要因として実際に現れている。