キャリア系ビジネスの進捗遅れ
FY2020-Q2に初出。7回の記載のうち6回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2020-Q2。直近の記載はFY2023-Q3。
コムシスホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。23社中9社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに6社。
- FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「NDSグループは、ITソリューション事業において受注が増加しましたが、通信事業者の設備投資の減少及び半導体不足等による工事部材等の納入遅延での工事進捗遅れの影響により、受注高58,706百万円(前年同期比8.6%減)、売上高55,660百万円(前年同期比5.1%減)、営業利益2,470百万円(前年同期比25.1%減)となりました。」
工事部材の納入遅延による工事進捗遅れが、NDSグループの売上高・営業利益の減少として再び顕在化している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「通信事業者からの光開通工事増及び5G無線基地局工事の工程前倒しにより、売上高57,711百万円(前年同期比16.7%増)、営業利益4,350百万円(前年同期比141.6%増)となりました。」
前期まで記載されていたキャリア系事業の進捗遅れではなく、光開通工事の増加と5G基地局工事の工程前倒しが記載され、売上高・営業利益が増加している。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「NDSグループは、通信事業者からの設備建設工事等の受注確保・拡大に加え、東海圏をはじめ首都圏・関西圏においても、道路関連設備工事、建物内電気設備工事・通信設備工事、土木工事及びICT関連事業等の受注確保に取り組んでまいりましたが、大型工事案件の減少や工事完成の遅れにより、受注高80,745百万円(前期比3.5%減)、売上高79,213百万円(前期比5.2%減)となり、営業利益も、経費削減等に努めるも減収の影響を補うまでには至らず、3,824百万円(前期比7.7%減)となりました。」
大型工事案件の減少及び工事完成の遅れがNDSグループの受注・売上・営業利益の減少として通期業績に現れている。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「NTT関連事業の受注減少やITソリューション事業の完成遅れ等の影響により、売上高は180,205百万円(前年同期比2.7%減)となりました。」
ITソリューション事業の完成遅れが、第三四半期累計の日本コムシスグループの売上高減少要因として引き続き発生している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「NTT関連事業の受注減少や前期大型太陽光発電設備工事の受注による反動減により、受注高は135,584百万円(前年同期比22.9%減)となり、NTT設備事業及びITソリューション事業の完成遅れ等の影響により、売上高は114,460百万円(前年同期比4.9%減)となりました。営業利益につきましても、NTT設備事業及びITソリューション事業の進捗遅れ等の影響により、6,187百万円(前年同期比6.8%減)となりました。」
NTT設備事業及びITソリューション事業の完成・進捗遅れが、売上高及び営業利益の減少要因として引き続き発生している。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「営業利益につきましては、キャリア系事業の進捗遅れ等の影響により、103億5千万円(前年同期比15.0%減)となりました。」
日本コムシスグループでキャリア系事業の進捗遅れが第三四半期累計でも発生し、営業利益が前年同期比15.0%減となった要因として記載されている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「営業利益につきましては、キャリア系ビジネスの進捗遅れ等の影響により、66億4千万円(前年同期比8.7%減)となりました。」
日本コムシスグループでキャリア系ビジネスの進捗遅れが実際に発生し、営業利益が前年同期比8.7%減となった要因として記載されている。